山賊焼きって(正確には「山賊揚げ」です。)いう鶏肉の唐揚げ美味しくて好きだったんですが、これが長野県松本の郷土料理だったって最近になってしりました。鶏肉(モモ肉かムネ肉か不明)を一枚丸々使用し、見た目はチキンカツの迫力、この山賊焼きは、一口サイズで揚げると「鶏の竜田揚げ」でもあり。片栗粉でなくて小麦粉で揚げると「鶏のから揚げ」でもある、微妙な立ち位置にある鶏肉料理です。ケンタッキーの「胡山椒チキン」と「胡香醤チキン」を醤油ベースにみりん、にんにくスライスを混ぜて片栗粉で揚げた唐揚げをイメージしてもらえれば伝わるかな。
「山賊焼き」という名前は各地にあるようですが、信州名物の「山賊焼き」は、骨付き鶏もも肉に醤油、みりん、にんにくスライスをまぶしたもので、醤油などで味をつけたもも肉を大きいまま片栗粉をつけて豪快にあげる料理です。この山賊焼きを一口サイズの肉に切ってで揚げると「鶏の竜田揚げ」となります。「鶏のから揚げ」は小麦粉をつけて揚げるだけ?の料理に分類されるようです。
信州松本の名物山賊焼き 河昌(長野:松本)〜 子供の頃、よくおばあさんがこんな話をしてくれました。 「昔は“山賊”がおって、旅人のものを取り上げていった。」 ある日、店の料理の名前考えていたときに、おばあさんの話を思い出しました。 「“取り上げる”→“鶏揚げる”。そうだ、鶏肉を豪快に揚げた料理を『山賊焼き』と銘打って、店のメニューで出そう。」“取り上げ”を“鶏揚げ”にかけて、また山賊の傍若無人なイメージを鶏肉の一枚肉を豪快に使った料理になぞらえて作ったのが始まりでした。
山賊焼きのレシピ・作り方 材料 ( 6人分 ) 若鶏もも肉 3枚 (約1kg) *ガーリック(にんにく) 2かけ *生姜 おおきい1かけ *醤油 大さじ2 *塩 こさじ1 *はちみつ 大さじ1 *コショウ 少々 片栗粉 カップ1〜2 キャベツ とマヨネーズ 半玉 と適宜