イギリスGP予選でルイス・ハミルトンが2位のニコ・ロズベルグにコンマ4秒差をつけてポールポジションを獲得し、母国グランプリを絶好の位置からスタートさせることになった。フロントローを独占したメルセデスの後ろに、セバスチャン・ヴェッテルとマーク・ウェーバーのレッドブル勢が続いた。
2013年F1世界選手権第8戦イギリスGPの決勝レースのグリッドを決する公式予選Q3がいよいよ始まる。
セッション開始前の気温は19℃、路面温度は28℃、湿度43%で曇り、ドライコンディションとなっている。
まっ先にコースに出たのはリチャルド。少し遅れてウェーバー、続いてディ・レスタ、ロズベルグ、アロンソ、グロージャンの順にコースに出ている。
アロンソとスーティルがハードタイヤ、それ以外のクルマはミディアムタイヤで走行している。
まずリチャルドが1分31秒579のターゲットタイムをマーク
残り6分 ウェーバーが1分30秒508をマークしてトップに立つ。続いてロズベルグが1分30秒231をマークしてこれを塗り替える。
残り5分30秒 ハミルトンが1分30秒096をマークしてトップに立つ。チームメイトに0.14秒差をつけている。
残り3分30秒 現在の順位は1位ハミルトン、2位ロズベルグ、3位ウェーバー、4位ヴェッテル、5位グロージャン、6位アロンソ、7位リチャルドとなっている。ディ・レスタ、スーティル、ライコネンはまだタイムをマークしておらず、ライコネンはこのセッションでまだ一度もコースに出ていない。
残り2分 各車タイヤ交換を行い、最後のアタックのためにコースに出ている。全車新品のミディアムタイヤを履いている。
ここでチェッカーフラッグ。
ウェーバーがセクター1で全体ベスト。
ハミルトンがセクター1でウェーバーを上回るベストタイムをマーク。
ロズベルグがセクター2で全体ベスト。さらにハミルトンがそれを上回る。ハミルトンはセクター1、2で共に全体ベスト。
ウェーバーは2番手に浮上。続いてロズベルグが1分30秒059のトップタイムをマーク。
ハミルトンが1分29秒607をマークしてトップに返り咲く。圧倒的な速さ。チームメイトに0.4秒差をつけている。
ここでセッション終了。
イギリスGP公式予選の結果は、ハミルトンがポールポジション。2番手はロズベルグで、メルセデスの2台がフロントローを独占。3位ヴェッテル、4位ウェーバーで2列めにはレッドブル勢が並ぶ。5位ディ・レスタ、6位リチャルド、7位スーティル、8位グロージャン、9位ライコネン、10位アロンソとなった。
11位以下は、11位バトン、12位マッサ、13位ヴェルニュ、14位ペレス、15位ヒュルケンベルグ、16位マルドナド、17位おボタ素、18位グティエレス、19位ピック、20位ビアンキ、21位ファン・デル・ガルデ、22位チルトンというオーダーとなった。
ハミルトンの1分29秒607というタイムは、シルバーストンのコースレコードとなる。
イギリスGPの決勝レースは日本時間の日曜日午後9時にフォーメーションラップスタートとなる。