2013年F1世界選手権第6戦モナコGPは、日曜日の決勝レースを迎えた。レース直前のコンディションは、気温19℃、路面温度40℃、湿度37%、風速1.8m、晴れのドライコンディションとなっている。今回使用されるタイヤはスーパーソフトとソフトだ。
土曜日の予選ではメルセデスがフロントローを独占し、ロズベルグがポール、ハミルトンが2位となった。
2列目にヴェッテルとウェーバー、3列目にライコネンとアロンソが並んでいる。
現地時間午後2時、各車がフォーメーションラップに向かった。リチャルド、グロージャン、グティエレス、マッサがソフトを履いている。それ以外のクルマはスーパーソフトだ。
ビアンキがスタートすることができず、クルーたちがクルマをピットレーンに戻している。
今回のDRSゾーンはスタートフィニッシュストレートの1箇所のみとなっている。
ビアンキはピットレーンからのスタートとなった。それ以外のクルマがグリッドに着いた。
シグナルがブラックアウトし、レーススタート!
ロズベルグがターン1をトップで通過した。ハミルトン、ヴェッテル、ウェーバー、ライコネン、アロンソが続いている。
ヴェッテルがハミルトンをオーバーテイクしようと狙っている。
後方で接触があったようで、ケータハムのフロントウイングが外れている。
2周目 マルドナドがピットイン。
フロントウイングが壊れている。
ファン・デル・ガルデもピットに入った。
両ドライバーがロウズヘアピンで接触したようだ。
3周目 現在の順位は、ロズベルグ、ハミルトン、ヴェッテル、ウェーバー、ライコネン、アロンソ、ペレス、バトン、スーティル、ヴェルニュ、ヒュルケンベルグ、ボタス、リチャルド、グロージャン、ディ・レスタ、ピック、グティエレス、マッサ、チルトン、ビアンキ、マルドナド、ファン・デル・ガルデとなっている。
ペレスが1分23秒295のファステストを記録した。
ヌーベルシケインにパーツが落ちている。
4周目 ロズベルグとハミルトンの差はコンマ9秒、ハミルトンとヴェッテルの差はコンマ3秒、ヴェッテルとウェーバーの差は1秒1となっている。
ウェーバーの後ろにはライコネンとアロンソが迫っている。
5周目 ライコネンとアロンソの差が1秒2に広がった。
スタートのリプレイが流れた。ロズベルグが若干出遅れた間があったが、ターン1でハミルトンからポジションを守っている。
6周目 最後尾を走るファン・デル・ガルデが1分21秒201のファステストを記録した。
7周目 ロズベルグとハミルトンの差が1秒2に広がった。ハミルトンの後ろにはコンマ5秒差でヴェッテルが迫っている。
バトンとペレスがヌーベルシケインで接触しそうになったリプレイ映像が流れた。
8周目 ロズベルグとハミルトンの差は1秒4、ハミルトンとヴェッテルの差は1秒2、ヴェッテルとウェーバーの差はコンマ8秒、ウェーバーとライコネンの差はコンマ7秒、ライコネンとアロンソの差は1秒9となっている。
9周目 ピックがピットレーン入口付近でクルマを止めた。リアから煙が上がっている。
この間にディ・レスタがピットに入った。
11周目 ピックのクルマはピットに戻された。
ハミルトンとヴェッテルの差が2秒1に広がっている。
バトンがペレスを交わして7番手となった。
12周目 ディ・レスタが1分20秒558のファステストを記録した。
ライコネンがウェーバーを追いかけている。両者の差はコンマ6秒だ。
13周目 7番手のバトンがアロンソにコンマ8秒差まで迫っている。
バトンの後ろにはペレス、スーティル、ヴェルニュ、ヒュルケンベルグが連なっている。
14周目 14番手のリチャルドの後ろにグロージャンが迫っている。
16周目 ロズベルグとハミルトンの差は1秒6、ハミルトンとヴェッテルの差は2秒6、ヴェッテルとウェーバーの差は1秒5、ウェーバーとライコネンの差は1秒、ライコネンとアロンソの差は4秒2となっている。
アロンソの後ろにバトン、ペレス、スーティル、ヴェルニュ、ヒュルケンベルグが続いている。
17周目 16番手のマッサが前を走るグティエレスにコンマ8秒差に迫っている。
18周目 アロンソがペースを上げている。これまで1分22秒台で走行していたが、前のラップを1分20秒台で回っている。
20周目 現在の順位は、ロズベルグ、ハミルトン、ヴェッテル、ウェーバー、ライコネン、アロンソ、バトン、ペレス、スーティル、ヴェルニュ、ヒュルケンベルグ、ボタス、リチャルド、グロージャン、グティエレス、マッサ、ディ・レスタ、チルトン、ビアンキ、マルドナド、ファン・デル・ガルデとなっている。
21周目 ロズベルグとハミルトンの差は2秒、ハミルトンとヴェッテルの差は2秒2、ヴェッテルとウェーバーの差は1秒2、ウェーバーとライコネンの差はコンマ9秒、ライコネンとアロンソの差は3秒2となっている。
23周目 リチャルドがピットイン。
ビアンキもピットに入った。
リチャルドはソフトからスーパーソフトに交換した。
24周目 チルトンがピットイン。
ビアンキとマルドナドがヌーベルシケインで接触し、ビアンキのフロントウイングが壊れるシーンがリプレイで流れた。そのためにピットに入ったと思われる。
アロンソもペースを上げており、3秒あったライコネンとの差が2秒1に縮まっている。
ここでファン・デル・ガルデがピットに入った。
26周目 ウェーバーがピットイン。ソフトに交換した。
ヴェッテルが1分19秒748のファステストを記録している。
ディ・レスタがターン1でマッサをパスした。
27周目 ライコネンとバトンがピットイン。
マッサもピットに入っている。
リチャルドが1分19秒426のファステストを記録している。
28周目 ヒュルケンベルグがピットイン。
ロズベルグとハミルトンの差は2秒6、ハミルトンとヴェッテルの差は1秒2、ヴェッテルとアロンソの差は5秒5となっている。
29周目 アロンソがピットイン。スーパーソフトからソフトに交換した。
ウェーバーが1分19秒160のファステストを記録している。
アロンソはライコネンのすぐ後ろでコースに戻った。
グティエレスもピットに入っている。
30周目 マッサがクルマを止めている。
ペレスとヴェルニュがピットに入った。
マッサはストレートで左側の壁に接触し、サンデボーテのタイヤバリアに突っ込んだ。
31周目 ヴェッテル、スーティルがピットイン。
ここでセーフティーカーが出動することになった。
ボタス、グロージャンもピットに入った。
マルドナドもピットに入っている。
マッサは首にタオルのようなものをあてている。
32周目 ロズベルグ、ハミルトンがピットイン。
両ドライバーともソフトに交換した。
33周目 SCが先導している。
現在の順位は、ロズベルグ、ヴェッテル、ウェーバー、ハミルトン、ライコネン、アロンソ、バトン、ペレス、スーティル、ヴェルニュ、ディ・レスタ、ヒュルケンベルグ、リチャルド、グロージャン、ボタス、チルトン、グティエレス、マルドナド、ビアンキ、ファン・デル・ガルデとなっている。
ダブルピットストップを行ったメルセデスだが、ハミルトンは4位にポジションを落としてしまった。
35周目 ファン・デル・ガルデがSCの前に出て隊列の最後尾に向かった。
36周目 ビアンキがピットに入った。
ファン・デル・ガルデがピットに入った。
彼はソフトタイヤに交換している。
37周目 まだSCが先導している。マッサのクルマはコース脇に撤去された。
予選Q1で敗退したディ・レスタが11番手にまでポジションを上げているのが印象的だ。
38周目 SCはこのラップで戻る。
78周のレースの折り返し地点、39周目からレースが再開される。
39周目 SCが戻り、レースが再開された。
ロズベルグの飛び出しが素晴らしい。
6番手のアロンソがライコネンに迫っている。
ハミルトンはウェーバーをオーバーテイクするチャンスを狙っている。
40周目 コース上ではリチャルド、グロージャン、グティエレスだけがスーパーソフトを履いている。
ヌーベルシケインでライコネンが少しタイヤをロックさせたが、アロンソからポジションを守っている。
ハミルトンがラスカスでウェーバーをパスした。
41周目 ウェーバーはハミルトンからポジションを奪い返し、3位をキープしている。
42周目 ロズベルグとヴェッテルの差は1秒6と開いているが、その後ろには長い列ができている。
ロウズでアロンソとバトンが少し接触したようだ。
ペレスがバトンをパスして7番手となった。
44周目 現在の順位は、ロズベルグ、ヴェッテル、ウェーバー、ハミルトン、ライコネン、アロンソ、ペレス、バトン、スーティル、ヴェルニュ、ディ・レスタ、ヒュルケンベルグ、リチャルド、グロージャン、ボタス、チルトン、グティエレス、マルドナド、ビアンキ、ファン・デル・ガルデとなっている。
アロンソがヌーベルシケインでライコネンを抜きにかかったが、ライコネンがポジションを守った。
46周目 ビアンキがピットイン。
マルドナドと接触したようだ。
ここで赤旗が振られた。
タバココーナーでマルドナドとビアンキが接触し、マルドナドのクルマが飛び跳ねるほどの衝撃を受けた。
マルドナドのクルマはバリアに接触し、バリアが外れている。マルドナドは無事にクルマから降りている。
各車がグリッドについた。
メカニックたちがリスタートに向けて準備を行っている。
ピットに入ったビアンキだが、クルマのダメージが激しいためレースに復帰するのは無理そうだ。
グリッドについたドライバーたちはレースの再開を待っている。
マルドナドのクルマはコース脇に撤去された。
ビアンキとの接触シーンがリプレイで流れたが、両ドライバーはタバココーナーに同時に進入し、サイドバイサイドになったところで接触。右側にいたマルドナドはフロントウイングをビアンキに踏まれ、クルマはバウンドした後にタイヤバリアに突っ込んだ。
コース上に散らばった破片を片付けるために掃除車が到着した。
レースは現地時間15時35分に再開されることになった。
マルドナドと接触したのはビアンキではなくチルトンだった。この接触事故は審議対象となった。
ビアンキはマルドナドが接触して壊したバリアにぶつかったようだ。
クルマを降りていたドライバーたちがコックピットに戻った。
78周のレースは46周目まで終えている。現在の順位は、ロズベルグ、ヴェッテル、ウェーバー、ハミルトン、ライコネン、アロンソ、ペレス、バトン、スーティル、ヴェルニュ、ディ・レスタ、ヒュルケンベルグ、リチャルド、グロージャン、ボタス、グティエレス、チルトン、ファン・デル・ガルデとなっている。
6番手のアロンソはヌーベルシケインをカットしてペレスの前に出ているため、リスタート後に彼にポジションを譲る必要がありそうだ。
現地時間15時35分、SC先導の下でレースが再開された。
ライコネン、ヒュルケンベルグがソフトを履いている。その他のクルマはスーパーソフトだ。
48周目 ペレスがアロンソの前に出た。
49周目 SCが戻り、レースが再開されている。
50周目 ロズベルグとヴェッテルの差は1秒2となっている。その後ろにウェーバー、ハミルトン、ライコネン、ペレス、アロンソ、バトン、スーティルが連なっている。
DRSがこのラップから使用可能となった。
ハミルトンがラスカスで再びウェーバーにオーバーテイクを仕掛けようとした。
51周目 ハミルトンはウェーバーの真後ろにつけている。
クルマに大きなダメージを負ったビアンキだが、赤旗中断中にクルマを直し、レースに復帰している。
52周目 スーティルがロウズでバトンを交わして8番手となった。
53周目 ペレスがヌーベルシケインでライコネンにオーバーテイクを仕掛けたが、ライコネンがポジションを守った。
55周目 8番手のスーティルがアロンソに迫っている。
ロズベルグとヴェッテルの差は2秒に広がっている。
57周目 ロズベルグとヴェッテルの差は3秒1に広がった。ウェーバー、ハミルトン、ライコネン、ペレス、アロンソ、スーティル、バトン、ヴェルニュが続いている。
ロウズでスーティルがアロンソをパスした。
59周目 ロズベルグとヴェッテルの差は3秒2、ヴェッテルとウェーバーの差はコンマ6秒、ウェーバーとハミルトンの差はコンマ5秒、ハミルトンとライコネンの差はコンマ6秒となっている。
60周目 ビアンキがクルマを止めている。
61周目 ビアンキはストレートでタイヤをロックさせ、ターン1のバリアに突っ込んだ。この区間でイエローフラッグが振られている。
62周目 グロージャンがスローダウンしている。ヌーベルシケイン手前でリチャルドと接触したようだ。
グロージャンはリチャルドのリアに突っ込み、リチャルドのリアウイングが大破している。
グロージャンはピットに入り、壊れたフロントウイングを交換した。
リチャルドはレースを終えている。
64周目 ここでSCが入ることになった。
グティエレスとチルトンがピットに入っている。
SCがレースを先導している。ヌーベルシケインにクルマの破片が落ちている。
65周目 グロージャンがピットイン。
グロージャンはクルマをガレージに入れた。
ロズベルグが鳥を轢きそうになるシーンがリプレイで流れた。
66周目 SCがレースを先導している。現在の順位は、ロズベルグ、ヴェッテル、ウェーバー、ハミルトン、ライコネン、ペレス、スーティル、アロンソ、バトン、ヴェルニュ、ディ・レスタ、ヒュルケンベルグ、ボタス、ファン・デル・ガルデ、グティエレス、チルトンとなっている。
67周目 SCが戻り、レースが再開された。
ロズベルグが後続との差を離していく。
68周目 ロズベルグとヴェッテルの差は1秒4、ヴェッテルとウェーバーの差はコンマ9秒、ウェーバーとハミルトンの差はコンマ9秒、ハミルトンとライコネンの差はコンマ9秒となっている。
69周目 ヴェッテルとウェーバーの差が1秒3に開いた。
ヌーベルシケインでペレスがライコネンにオーバーテイクを仕掛けたが、軽く接触してしまった。
ペレスは左側のガードレールに接触し、フロントウイングにダメージを負った。
71周目 ライコネンがピットイン。スーパーソフトに交換した。
ライコネンはペレスとの接触でタイヤをパンクさせたようだ。
これでディ・レスタがポイント圏内に入った。
72周目 バトンがアロンソを交わして7番手となった。
グティエレスが1分18秒685のファステストを記録している。
73周目 現在の順位は、ロズベルグ、ヴェッテル、ウェーバー、ハミルトン、ペレス、スーティル、バトン、アロンソ、ヴェルニュ、ディ・レスタ、ヒュルケンベルグ、ボタス、グティエレス、ファン・デル・ガルデ、チルトン、ライコネンとなっている。
ライコネンが1分17秒941のファステストを記録した。
ペレスがヌーベルシケインをカットした。
残り5周 ペレスはラスカスでディ・レスタに抜かれ、ターン1でバトンにも抜かれた。彼はそのままクルマを止めている。
残り4周 ロズベルグはヴェッテルに4秒の差をつけている。
残り3周 ロズベルグとヴェッテルの差は4秒4となった。ヴェッテルとウェーバーの差は1秒1、ウェーバーとハミルトンの差は1秒2となっている。
8番手のヴェルニュがアロンソに迫っている。
残り2周 11番手のボタスがヒュルケンベルグに迫っている。ボタスは今シーズン初ポイントをかけて戦っている。
ファイナルラップ ヴェッテルが1分16秒577のファステストを記録した。ロズベルグとの差は2秒8に縮まったが、抜くことは困難だろう。
ライコネンが11番手までポジションを上げている。
レース終了! ロズベルグがトップチェッカーを受け、今シーズン初優勝を飾った!
ヴェッテルが2位、ウェーバーが3位に入った。
ライコネンがヒュルケンベルグをパスし、10位でフィニッシュした。
モナコGP決勝は、1位ロズベルグ、2位ヴェッテル、3位ウェーバー、4位ハミルトン、5位スーティル、6位バトン、7位アロンソ、8位ヴェルニュ、9位ディ・レスタ、10位ライコネン、11位ヒュルケンベルグ、12位ボタス、13位グティエレス、14位チルトン、15位ファン・デル・ガルデ、16位ペレス(完走扱い)となり、グロージャン、リチャルド、ビアンキ、マルドナド、マッサ、ピックはリタイアとなった。
ライコネンは土壇場でポイントを獲得し、昨年のバーレーンGPから23戦連続でポイントを獲得した。
ドライバーズチャンピオンシップは、ヴェッテル107p、ライコネン86p、アロンソ78p、ハミルトン62p、ウェーバー57p、ロズベルグ47pとなっている。
コンストラクターズチャンピオンシップは、レッドブル164p、フェラーリ123p、ロータス112p、メルセデス109pとなっている。
次戦のカナダGPは、2週間後の6月9日に決勝レースが行われる。