トップハミルトンから7番手リチャルドまではソフト、8番手バトンから、12番手ペレスまでがミディアム、13番手スーティルと14番手マルドナドがソフ ト、15番手ヴェルニュと16番手ボタスがミディアム、17番手グティエレス以下全員がソフトというタイヤでのスタートとなる模様。
日本時間16時ちょうどになり、フォーメーションラップがスタート。
ややゆっくりのフォーメーションラップを終え、各車がグリッドにつく。ウェーバーもピットレーン出口に待機している。
シグナルがブラックアウトし、レースがスタート。
ハミルトンが好スタート、アロンソとマッサがそれに続く、ライコネンは4番手に後退。
1周目を終えたところでの順位は、1位ハミルトン、2位アロンソ、3位マッサ、4位ライコネン、5位グロージャン、6位ロズベルグ、7位リチャルド、8位 バトン、9位ヴェッテル、10位ヒュルケンベルグ、11位スーティル、12位グティエレス、13位ペレス、14位ディ・レスタ、15位マルドナド、16位 ボタス、17位ビアンキ、18位ファン・デル・ガルデ、19位チルトン、20位ヴェルニュ、21位ピック、22位ウェーバーとなっている。
ウェーバーは1周目を終えた所でピットに入り、タイヤ交換を行った。ミディアムに履き替えて、これでタイヤ義務を果たしたため、この後は自由なタイヤで走行することが可能となる。
3周目 ここからDRSが利用可能となる。
4周目 ハミルトンのペースが急に落ち、2番手のアロンソがコンマ2秒後ろまで追い詰めている。早くもソフトタイヤのデグラデーションが始まった可能性もある。
5周目 第1コーナーでペースの落ちたハミルトンにアロンソとマッサが立て続けに襲いかかり、一気にオーバーテイク。ハミルトンは3番手に後退した。
アロンソとマッサも同じソフトタイヤを履いているので、今後フェラーリはタイヤ交換のタイミングの見極めが重要となってくる。
後方ではヒュルケンベルグがヴェッテルをかわして9番手に浮上した。
6周目 ハミルトン、ロズベルグ、スーティル、ピックがピットイン。メルセデスはダブルピットストップをせざるを得ない状況となっている。
フォースインディアのピットで、スーティルのクルマのリアから出火している。リアウィングが外れかかっている。
まだ消火活動は続いているが、クルマから炎が上がり、まだ消えていない。
リプレイによると、ターン14付近でグティエレスが前を走るスーティルに追突した模様。グティエレスもここでレースを終えている。
7周目 アロンソがピットイン。マッサが暫定ラップリーダーとなっている。
早めのタイヤ交換を終えたウェーバーは、早くも14番手、ライコネンの後ろまで来ている。
8周目 マッサ、マルドナド、グロージャン、チルトンがピットイン。現在のラップリーダーはヒュルケンベルグ、2番手ヴェッテル、3番手バトンというオーダー。
9周目 現在コース上のクルマは17番手マルドナド以外全員ミディアムタイヤで走行している。
10周目 現在の順位は1位ヒュルケンベルグ、2位ヴェッテル、3位バトン、4位ペレス、5位ディ・レスタ、6位アロンソ、7位ハミルトン、8位ヴェル ニュ、9位ボタス、10位ライコネン、11位ウェーバー、12位マッサ、13位ロズベルグ、14位グロージャン、15位リチャルド、16位マルドナド、 17位ピック、18位ビアンキ、19位ファン・デル・ガルデ、20位チルトンとなっている。スーティルとグティエレスはリタイアしている。
10周目 ターン14でマッサがウェーバーをかわして11位に浮上。
現在の上位5台(ヒュルケンベルグ、ヴェッテル、バトン、ペレス、ディ・レスタ)はミディアムタイヤスタートだったため、まだピットストップを行っていない。
11周目 ライコネンがヴェルニュをオーバーテイクして8番手に浮上。
12周目 トップヒュルケンベルグと2番手ヴェッテルの差は1.16秒、その後ろバトンはさらに3.7秒後方にいる。バトンのペースが上がらない。
13周目 ヴェッテルの無線。ヒュルケンベルグに頭を抑えられていると訴えている。ラップタイムはヴェッテルのほうがコンマ2秒程度速い。
アロンソがディ・レスタをかわして5番手に浮上。
現在の順位は、1位ヒュルケンベルグ、2位ヴェッテル、3位バトン、4位ペレス、5位アロンソ、6位ディ・レスタ、7位ハミルトン、8位ライコネン、9位 ヴェルニュ、10位マッサ、11位ウェーバー、12位ロズベルグ、13位ボタス、14位グロージャン、15位リチャルド、16位マルドナド、17位ピッ ク、18位ビアンキ、19位ファン・デル・ガルデ、20位チルトンとなっている。
14周目 ヴェッテルにピットインの指示。タイヤはまだ大丈夫そうだが、ペースの遅いヒュルケンベルグに抑えられているための作戦と見られる。
15周目 ヴェッテルがピットイン。ところが前を行くヒュルケンベルグも同時にピットイン。
ピット作業の素早さでレッドブルが勝り、ヴェッテルが先にピットアウト。ここで順位が入れ替わる。ヴェッテルが7番手、ヒュルケンベルグが10番手でコースに復帰。
15周目 ウェーバーとヴェルニュが接触。ヴェルニュがスピンを喫している。ウェーバーはフロントウィングにダメージを受けたが、走り続けている。
16周目 ヴェルニュとウェーバーがピットイン。ウェーバーはノーズ交換をしてピットアウト。
ウェーバーがスローダウン。ターン9、10付近。無線で「ゆっくりピットに戻れ」の指示。
また、ライコネンがターン6でペレスのテールに接触。破片が飛び散っているように見えたが、大きなダメージはない模様で、そのまま走行を続けている。
18周目 ウェーバーがターン14でストップ。右リアタイヤが外れてコース上を転がっている。
ウェーバーとヴェルニュの接触、ライコネンとペレスの接触がそれぞれ審議対象となっている。
19周目 現在の順位は、1位バトン、2位アロンソ、3位ハミルトン、4位ライコネン、5位ペレス、6位ヴェッテル、7位マッサ、8位ヒュルケンベルグ、 9位ロズベルグ、10位グロージャン、11位リチャルド、12位ディ・レスタ、13位マルドナド、14位ボタス、15位ヴェルニュ、16位チルトン、17 位ファン・デル・ガルデ、18位ピック、19位ビアンキとなっている。
ウェーバー、スーティル、グティエレスはリタイアしている。
20周目 マッサとロズベルグがピットイン。両者ともミディアムを選択した。マッサは11番手、ロズベルグは14番手でコースに戻っている。
20周目 ヴェッテルがペレスをかわして5番手に浮上。ヴェルニュがロズベルグをかわして14番手に浮上している。
21周目 アロンソがトップのバトンに迫り、ターン1でオーバーテイクしてトップに立った。
ロズベルグがまたピットインして、再びミディアムタイヤに交換した。何かトラブルがあったか。3番手ハミルトンと4番手ライコネンが同時ピットイン。
3番手ハミルトンと4番手ライコネンが同時ピットイン。
2台はそのままの順位でピットアウト。両者ミディアムタイヤを選択している。
ライコネンとペレスの接触は、審議の結果不問となった。
先ほどロズベルグが2週連続でピットストップとタイヤ交換を行ったが、これはスローパンクチャーによるものとの情報が入った。
22周目 ロズベルグが3週連続のピットイン。そのままガレージにクルマを入れてクルマを降り、リタイアとなった。
23周目 バトンが無線で「フロントウィングを上げてくれ」とチームに訴えている。アンダーステアが出ている模様。この周の終わりでピットインか。
24周目 トップのアロンソと2番手バトンが同時ピットイン。バトンは1回めのピットストップとなる。
両者ミディアムタイヤを選択。アロンソが3番手、バトンは、5番手でコースに復帰。バトンはこのまま2ストップとなるか。
25周目 バトンとグロージャンが、イエローフラッグ区間でDRSを使ったということで審議対象となっている。
7番手のペレスが1回めのピットストップ。マクラーレン勢は2ストップ作戦をとるものと考えられる。
ペレスはソフトタイヤを選択。10番手でコースに復帰している。
26周目 トップはヴェッテル、2位ヒュルケンベルグ、3位アロンソ、4位バトン、5位ハミルトン、6位ライコネン、7位ディ・レスタ、8位マッサ、9位 グロージャン、10位ペレス、11位リチャルド、12位ヴェルニュ、13位ボタス、14位マルドナド、15位ピック、16位ビアンキ、17位チルトン、 18位ファン・デル・ガルデとなっている。
ロズベルグ、ウェーバー、スーティル、グティエレスはリタイアしている。
バトンとグロージャンのペナルティは、レース後の審議となった。
27周目 トップのヴェッテルと2位アロンソの差は2.5秒。ラップタイムはアロンソのほうが1.5秒ほど速い。
アロンソが1分40秒973のファステストラップ。トップのヴェッテルとの差は1.87秒に縮まった。
28周目 4番手バトンの0.4秒後ろにハミルトンがつけている。メルセデスは直線が速いため、直線でDRSを使われると順位を守るのはかなり難しくなりそうだ。
29周目 ハミルトンがバトンをオーバーテイクして4位に浮上。
トップのヴェッテルに、アロンソが0.3秒差まで迫っている。クルマを左右に振り、様子をうかがう。
アロンソがヴェッテルをオーバーテイク! アロンソがトップに立った。
30周目 アロンソは速くもヴェッテルに2.1秒の差をつけている。ラップタイムは2秒近くアロンソのほうが速い。
31周目 現在トップはアロンソ、2位ヴェッテル、3位ハミルトン、4位バトンという上位争い。ベッテルとバトンはミディアムタイヤでスタートしたため、最終スティントをソフトタイヤで走らなければならない。
バックストレートエンドでライコネンがバトンをオーバーテイクし、4位に浮上。バトンはラップタイムが上がらず、1分43秒台後半での走行となっている。
32周目 ベッテルがピットイン。もう一度ミディアムタイヤを装着して8番手でコースに戻った。
ソフトタイヤで走行していたペレスもピットイン。彼はミディアムにタイヤを戻した。
33周目 8番手のディ・レスタがピットイン。同じミディアムでピットアウト。
トップのアロンソと2番手ハミルトンの差は11.5秒。アロンソは着々とマージンを築いている。
34周目 リチャルドがグロージャンをかわして8番手。
ヴェッテルが33周目に1分40秒391のファステストラップをマークしている。
35周目 ライコネンがピットイン。ボタス、ピック、チルトンもピットに入っている。
ディ・レスタがヴェルニュをパスして10番手。
36周目 バトンの無線。目の前にバックマーカーがいるため、タイヤが持たないと訴えている。
37周目 ヴェッテルがバトンをかわして3番手に浮上。バトンは2ストップ作戦を完遂するためには、まだタイヤを持たせなければならない。
マッサとヒュルケンベルグがピットイン。ピットレーンで2台が並ぶ状況となったが、マッサが前でピットレーンを出た。
38周目 2番手のハミルトンがピットイン。最後もミディアムタイヤでコースに戻った。6番手でレースに復帰している。
グロージャンもピットイン。ヴェルニュもピットに入っている。グロージャンはミディアム、ヴェルニュはソフトを選択した。
ハミルトンがリチャルドをかわして5番手に立つ。目の前はライコネン。
40周目 現在の順位は、1位アロンソ、2位ヴェッテル、3位バトン、4位ライコネン、5位ハミルトン、6位ディ・レスタ、7位マッサ、8位ヒュルケンベ ルグ、9位ペレス、10位リチャルド、11位グロージャン、12位ヴェルニュ、13位マルドナド、14位ボタス、15位ビアンキ、16位ピック、17位チ ルトン、18位ファン・デル・ガルデとなっている。
トップのアロンソと2番手ヴェッテルの差は19秒、ベッテルと3位バトンとの差は5.2秒となっている。
しかし、3位バトンはラップタイムが他のクルマよりも1秒程度遅いため、苦しいレースとなっている。
40週目にライコネンが1分40秒246のファステストラップをマークした。
残りのストップ数を考えると、トップアロンソ、2位ベッテル、3位バトンはもう1回ストップが必要なため、実質的にはアロンソ、ライコネン、ハミルトンの優勝争いとなりそうだ。
42周目 トップのアロンソがピットイン。ミディアムタイヤを装着し、2番手でコースに復帰した。
ラップリーダーはヴェッテル。そのすぐ後ろにタイヤを交換したばかりのアロンソがつけている。2番手アロンソと3番手バトンとの差は5秒以上開いている。
43周目 アロンソがヴェッテルをオーバーテイクし、トップに立った。これで実質的にも見た目的にもアロンソがトップである。
実質2位争いとなる4番手ライコネンと5番手ハミルトンも、1秒位内の争いを続けている。
44周目 後方でペレスとグロージャンが激しい10位争いを繰り広げている。両者の差は0.4秒。ターン14で、ライコネンがバトンをオーバーテイクし、3番手に浮上。
45周目 ハミルトンがバトンをオーバーテイクして4位に浮上。バトンはもうタイヤの踏ん張りが利かなくなっている。
ファン・デル・ガルデとチルトンが、イエローフラッグ区間でオーバーテイクをしたとして審議対象となっている。
46周目 トップのアロンソがただ1人、1分39秒台のラップタイムで周回している。バトンは1分42秒台のラップタイムで苦しい走行となっている。
残り10周 5番手のバトンは最後のスティントをソフトタイヤで走り切るため、残り8周程度でのタイヤ交換となるか。あと少し、ミディアムタイヤで持ちこたえなければならない。
残り8周 現在のトップはアロンソ、2位ヴェッテル、3位ライコネン、4位ハミルトン、5位バトン、6位ディ・レスタ、7位マッサ、8位リチャルド、9位 ヒュルケンベルグ、10位グロージャン、11位ペレス、12位ボタス、13位ヴェルニュ、14位マルドナド、15位ビアンキ、16位ピック、17位チルト ン、18位ファン・デル・ガルデとなっている。
残り7周 バトンがとうとうピットイン。ソフトタイヤに交換し、最終スティントをこれで走り切る。7番手でコースに復帰。
残り6周 バトンがDRSを使ってマッサの背後に迫り、コーナーでオーバーテイク。6番手に浮上した。
ここでヴェッテルにピットインの指示。
残り5周 ヴェッテルがピットイン。ソフトタイヤに交換して4番手でピットアウト。タイヤ交換作業が若干もたついたため、前のハミルトンからは14秒近い開きがある。
残り4周 トップはアロンソ、10秒後方にライコネン、その1.3秒後方にハミルトン、4番手は少し離れてヴェッテル、5番手ディ・レスタ、6番手バトン、7番手マッサという上位のラインナップとなっている。
ヴェッテルが1分36秒808のファステストラップ。前を行くハミルトンとはまだ7秒程度の差があるが、予選アタック並みのラップタイムで追い上げている。
残り2周 2番手ライコネンと3番手ハミルトンの差は1秒を切った。それをヴェッテルが1分37秒台のラップタイムで猛追している。毎周3秒差を詰めている。
ベッテルとハミルトンの差は3.5秒。
残り1周 ハミルトンとヴェッテルの差はコントロールラインで2.1秒!
ヴェッテルは表彰台を賭けて追い上げている。
ハミルトンの前にケータハムがいる。すぐ後ろにはヴェッテルが迫っている。ハミルトンはバックマーカーを利用してDRSを使って逃げきれるか。
ここでトップのアロンソがチェッカーフラッグを受ける。通算31勝目を飾った。
ライコネンが2位、3位ハミルトン、4位は0,2秒差でヴェッテルが駆け抜けた。
中国GP決勝レースは、最後まで上位が激しい順位争いを繰り広げる白熱したレースとなった。
中国GP決勝レースの結果は、優勝がアロンソ、2位ライコネン、3位ハミルトン、4位ヴェッテル、5位バトン、6位マッサ、7位リチャルド、8位ディ・レ スタ、9位グロージャン、10位ヒュルケンベルグ、11位ペレス、12位ヴェルニュ、13位ボタス、14位マルドナド、15位ビアンキ、16位ピック、 17位チルトン、18位ファン・デル・ガルデという結果となった。
ロズベルグ、ウェーバー、スーティル、グティエレスはリタイアとなっている。
このレース結果により、ドライバーズチャンピオンシップはヴェッテルが52p、ライコネン49p、アロンソ43p、ハミルトン40pというオーダーとなった。
コンストラクターズチャンピオンシップは、レッドブル78p、フェラーリ73p、ロータス60p、メルセデス52pとなっており、レッドブルとフェラーリの一騎打ちの様相を見せ始めている。
レース後審議のインシデントがいくつかあるため、今後順位は変動する可能性がある。
次戦バーレーンGPは、来週、日本時間4月21日(日)21時にフォーメーションラップがスタートする。