2012年F1世界選手権第15戦日本GPは、日曜日の決勝レースを迎えた。レース直前のコンディションは、気温23℃、路面温度32℃、湿度52%、風速6.9m、晴れのドライコンディションとなっている。
土曜日の予選では、ヴェッテルがポールポジションを獲得し、ウェーバーが2位でレッドブルがフロントローを独占した。予選3位のバトンはギアボックス交換による5グリッド降格のペネルティで8位からのスタートとなり、予選4位の小林可夢偉と予選5位のグロージャンが2列目に並ぶ。
ペレスとアロンソが3列目、ライコネンとバトンが4列目、ハミルトンとマッサが5列目となった。
予選10位のヒュルケンベルグはギアボックス交換により5グリッド降格となり、15位からのスタートとなった。また、予選13位のシューマッハは前回のシンガポールGPで受けた次戦10グリッド降格のペナルティにより23位からのスタート、予選17位のヴェルニュはセナの走行妨害により3グリッド降格となり、19位からのスタートとなった。
午前3時、24台のクルマがフォーメーションラップがスタートした。
ヴェルニュ、シューマッハ、ピックはハードを履いている。それ以外はソフトだ。
レーススタート!
可夢偉が2番手に浮上!ウェーバーがコースオフ。ロズベルグも接触。アロンソもレースを終えた。ここでSCが出動することになった。
アロンソとロズベルグはレースを終えている。
現在の順位は、ヴェッテル、小林、バトン、マッサ、ライコネン、ペレス、ハミルトン、ヒュルケンベルグ、マルドナド、リチャルド、グロック、コヴァライネ ン、ヴェルニュ、ディ・レスタ、シューマッハ、デラロサ、ピック、ペトロフ、カーティケヤン、セナ、ウェーバーとなった。
ウェーバーとセナがピットに入った。
3周目 SCが戻りレースが再開された。
スタートのリプレイが出た。グロージャンとウェーバーが接触している。
アロンソはターン1でスピンを喫した。
ウェーバーとグロージャンの事故は審議対象となった。
4周目 現在の順位は、ヴェッテル、小林、バトン、マッサ、ライコネン、ハミルトン、ペレス、ヒュルケンベルグ、マルドナド、リチャルド、コヴァライネ ン、グロック、ヴェルニュ、ディ・レスタ、シューマッハ、デラロサ、ペトロフ、カーティケヤン、グロージャン、セナ、ピック、ウェーバーとなっている。
5周目 ヴェッテルと小林の差は2秒7、小林とバトンの差はコンマ7秒、バトンとマッサの差はコンマ6秒、マッサとライコネンの差は1秒となっている。
6周目 ペレスがスプーン手前でハミルトンをオーバーテイクした。
7周目 アロンソのスピンの原因は、ライコネンのフロントウイングがアロンソのリアタイヤに接触し、パンクしたことが原因だった。
グロージャンにストップ&ゴーペナルティが科せられた。
8周目 グロージャンがピットに入った。ストップ&ゴーペナルティーを行っている。
9周目 ウェーバーがスプーンでカーティケヤンをパスした。
10周目 ヴェッテルと小林の差は5秒4、小林とバトンの差は1秒8、バトンとマッサの差は8秒1、マッサとライコネンの差は2秒、ライコネンとペレスの差は1秒5、ペレスとハミルトンの差は2秒9となっている。
12周目 ヴェッテルと小林の差は6秒8に開いた。
ライコネンの後ろにペレスがコンマ8秒差に迫っている。
11番手コヴァライネンの後ろにヴェルニュ、ディ・レスタが続いている。
13周目 ヴェッテルと小林の差は7秒4に開いた。
14周目 バトンがピットイン。ライコネン、ヒュルケンベルグもピットに入った。バトンはハードに交換している。ライコネンとヒュルケンベルグもハードに交換した。
ディ・レスタもピットに入っている。
15周目 小林がピットイン。小林はハードに交換した。ピックもピットに入った。
16周目 ペレスがピットイン。小林はバトンの前でコースに戻っている。ペレスもハードに交換した。カーティケヤンもピットイン。
17周目 ハミルトンとマルドナドがピットイン。セナもピットに入った。
18周目 ヴェッテルとマッサがピットイン。リチャルドもピットに入った。ペレスが1分38秒983のファステストを記録している。13番手のシューマッハもピットに入った。
19周目 現在の順位は、ヴェッテル、マッサ、小林、バトン、ライコネン、ハミルトン、ペレス、ヒュルケンベルグ、マルドナド、ウェーバーとなっている。コヴァライネンとヴェルニュがピットに入った。
バトンが1分38秒953のファステストを記録した。
ペレスがコースオフ!
ペレスはヘアピンでハミルトンにオーバテイクを仕掛け、コースオフを喫した。
彼はクルマを降りてリタイアとなった。
20周目 ペトロフがピットに入った。
まだピットに入っていないのはグロックだけとなった。
マッサが1分38秒925のファステストを記録している。
21周目 ヴェッテルとマッサの差は9秒5、マッサと小林の差は2秒8、小林とバトンの差は2秒6、バトンとライコネンの差は5秒5となっている。
グロックがピットに入り、これで全車がピットに入った。
セナは、ロズベルグとの接触事故によりドライブスルーペナルティが科せられた。
22周目 マッサが1分38秒876のファステストを記録した。
セナがピットに入り、ドライブスルーペナルティを行った。
23周目 ヴェッテルが1分38秒449のファステストを記録した。マッサとの差は10秒1となっている。
26周目 現在の順位は、ヴェッテル、マッサ、小林、バトン、ライコネン、ハミルトン、ヒュルケンベルグ、マルドナド、ウェーバー、リチャルド、ディ・レ スタ、シューマッハ、コヴァライネン、セナ、グロック、ピック、グロージャン、ペトロフ、デ・ラ・ロサ、カーティケヤンとなっている。
27周目 ウェーバーがピットイン。
シューマッハがディ・レスタにオーバーテイクし、10番手となった。
28周目 ヴェッテルとマッサの差は11秒に開いた。
29周目 ヴェッテルが1分38秒246のファステストを記録した。
31周目 ライコネンがピットイン。再びハードタイヤに交換した。
32周目 小林とハミルトン、ヒュルケンベルグがピットイン。3人とのハードに交換している。
33周目 ヴェッテルが1分37秒961のファステストを記録した。ピックがピットに入った。
ヴェッテルとマッサの差は14秒5、マッサとバトンの差は9秒5となっている。ディ・レスタとペトロ府もピットに入った。
34周目 マルドナドと、カーティケヤンがピットイン。カーティケヤンはクルマをガレージに入れた。
35周目 ヴェッテルとマッサの差は16秒、マッサとバトンの差は9秒6、バトンと小林の差は15秒となっている。
リチャルドがピットに入った。セナもピットに入った。
36周目 バトンがピットイン。ヴェルニュもピットに入った。
ハミルトンが1分37秒947のファステストを記録した。
37周目 マッサがピットイン。シューマッハもピットに入った。
38周目 ヴェッテルがピットイン。
41周目 現在の順位はヴェッテル、マッサ、小林、バトン、ハミルトン、ライコネン、ヒュルケンベルグ、マルドナド、ウェーバー、リチャルド、シューマッハ、ディ・レスタ、ヴェルニュ、グロージャン、セナ、コヴァライネン、グロック、ペトロフ、デ・ラ・ロサとなっている。
セナがグロージャンをパスして14番手となった。
43周目 コヴァライネンがピットイン。ヴェッテルとマッサの差は18秒となっている。
44周目 マッサと小林の差は5秒1、小林とバトンの差は1秒8となっている。バトンが小林との差を徐々に詰めている。
45周目 現在の順位は、ヴェッテル、マッサ、小林、バトン、ハミルトン、ライコネン、ヒュルケンベルグ、マルドナド、ウェーバー、リチャルド、シュー マッハ、ディ・レスタ、ヴェルニュ、セナ、グロージャン、コヴァライネン、グロック、ペトロフ、デ・ラ・ロサとなっている。
46周目 バトンと小林の差は1秒6となった。
47周目 ヴェッテルが1分36秒466のファステストを記録した。マッサとの差は20秒に開いた。
残り5周 小林は依然として3番手を走行している。
50周目 ヴェッテルとマッサの差は19秒4、マッサと小林の差は5秒3、小林とバトンの差は1秒6、バトンとハミルトンの差は14秒1、ハミルトンとライコネンの差は5秒3、ライコネンとヒュルケンベルグの差は1秒となっている。
ここでペトロフがピットに入った。
11番手のシューマッハがリチャルドにコンマ3秒差に迫っている。
残り3周 小林とバトンの差が1秒2に縮まった。
残り2周 小林とバトンの差は1秒1となった。可夢偉、初表彰台まで残り2周!
ファイナルラップ ヴェッテルが1分35秒774のファステストラップを記録してファイナルラップへ突入した。マッサと差は20秒9だ。
グロージャンがピットに入り、ガレージにクルマを入れてリタイアとなった。
レース終了! ヴェッテルがトップチェッカーを受けて優勝を飾った。マッサが2位で今季初表彰台。
そして、小林が3位に入り、初の表彰台を獲得した!!!
日本GP決勝
Pos. ドライバー コンストラクターズ Time
1. セバスチャン・ヴェッテル Red Bull 1:28:56.242
2. フェリペ・マッサ Ferrari +20.639
3. 小林可夢偉 Sauber +24.538
4. ジェンソン・バトン McLaren +25.098
5. ルイス・ハミルトン McLaren +46.490
6. キミ・ライコネン Lotus +50.424
7. ニコ・ヒュルケンベルグ Force India +51.159
8. パストル・マルドナド Williams +52.364
9. マーク・ウェーバー Red Bull +54.675
10. ダニエル・リチャルド Toro Rosso +1:06.919
11. ミハエル・シューマッハ Mercedes +1:07.769
12. ポール・ディ・レスタ Force India +1:23.460
13. ジャン・エリック・ヴェルニュ Toro Rosso +1:28.645
14. ブルーノ・セナ Williams +1:28.709
15. ヘイッキ・コヴァライネン Caterham +1 Lap
16. ティモ・グロック Marussia +1 Lap
17. ヴィタリー・ペトロフ Caterham +1 Lap
18. ペドロ・デ・ラ・ロサ HRT +1 Lap
Did not finish
19. ロマン・グロージャン Lotus +2 Laps
20. チャールズ・ピック Marussia +16 Laps
21. ナレイン・カーティケヤン HRT +21 Laps
22. セルジオ・ペレス Sauber +35 Laps
23. フェルナンド・アロンソ Ferrari +53 Laps
24. ニコ・ロズベルグ Mercedes +53 Laps
ドライバーズチャンピオンシップは、アロンソが194p、ヴェッテルが190p、ライコネンが157p、ハミルトンが152p、ウェーバーが134p、バトンが131pとなった。
コンストラクターズチャンピオンシップは、レッドブルが324p、マクラーレンが283p、フェラーリが263p、ロータスが239pとなっている。
次戦の韓国GPは、1週間後の10月14日に決勝レースを迎える。