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May 28, 2012 space
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佐藤琢磨 インディ500 最終ラップでスピン・・・優勝争いも無念のリタイア

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伝統の一戦、インディアナポリス500マイルレース(通称インディ500)に、出走した佐藤琢磨(Rahal Letterman Lanigan Racing)。一時はトップを走行する場面も見られ、アメリカにわたって3年目で初勝利を手中に収めようとしていたが、最終ラップの1コーナーでスピンを喫し、結局17位で終えた。
 

佐藤琢磨 インディ500

 

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今年で第96回目の開催を迎えたインディアナポリス500マイルレースは、真夏のような暑さの中で戦われました。今年のインディカー・シリーズから自動車メーカー3社がエンジン供給を開始して、競い合っていますが、インディアナポリス・モーター・スピードウェイでの伝統のレースも、2005年以来初めて、複数のエンジンブランドが競い合うものとなりました。
 

佐藤琢磨 インディ500

 
そして、そのレースで勝利を飾ったのは、Honda V6ターボエンジン搭載のダラーラDW12に乗るダリオ・フランキッティ(Chip Ganassi Racing)でした。レース終盤は8台以上によるすさまじいドッグファイトとなり、そのバトルを戦い抜いてトップで最終ラップに入ったのがフランキッティでした。その彼に最後のアタックを仕掛けたのは、佐藤琢磨(Rahal Letterman Lanigan Racing)。2台は接触ギリギリの状態で並んだままターン1へと飛び込み、満員の大観衆が沸き上がりました。その直後、イン側にいた佐藤がスピンし、クラッシュ。レースにはイエローフラッグが出され、そのままチェッカーフラッグとなりました。
 
佐藤琢磨
 
 「本当に残念です。ダリオ・フランキッティのスリップストリームに入ってホワイトフラッグを見ました。ドラフティングから抜け出して彼のインに入ったときには勝利を確信しました。相手をオーバーテイクできる状態に追い込むことができていましたから。彼とはサイド・バイ・サイドの状態でターン1に入っていきましたが、ダリオがどんどんかぶせてきました。こちらはもう白線に乗って、芝生に出るギリギリまで行っていて、そこでスピンしてしまいました。半車身、いや、タイヤ1本分スペースをくれていたら、ターン1を並んだまま走り抜けることができていたでしょう」
 
 「そのままターン2を回って、ターン3、ターン4と、もっとすごいフィニッシュになっていたと思います。今回はこのような結果になりましたが、思う存分に戦えるマシンを作り上げてくれたチーム、的確な作戦を採用し、ミスのないピット・ストップを繰り返してくれたクルーたちには感謝の気持ちでいっぱいですし、達成感もあります」

 
優勝を手にしたのは、2007年と2010年にインディ500での優勝経験を持つスコットランド出身ドライバー、フランキッティでした。レース序盤のピットストップで追突され、29位まで順位を落としながら、見事な追い上げを見せてトップグループへと到達し、多くのマシンによるし烈な戦いを制しました。

2位はフランキッティのチームメート、スコット・ディクソンで、Chip Ganassi Racingの1-2フィニッシュでした。今年デビューしたHonda V6ターボエンジンは、初勝利をインディ500で飾ることとなりました。
 
 
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