パイオニアから昨年発表された、スカウター機能搭載のARサーバーナビを拡張して、自動車の運転席フロントガラスの前方に映し出すヘッドアップディスプレイを搭載した新型「カロッツェリア サイバーナビ」を、7月下旬に発売します。これは是非使ってみたい・・・自動車メーカー標準のナビにはない機能です。
世界初AR情報をフロントガラスの前方に映し出す「AR HUDユニット」搭載
AR HUDユニットは、車のサンバイザーの設置場所に装着して、RGBレーザーを走査して前方のスクリーンに表示。ドライバーの眼から約3m前方に90cm×30cm(約37インチ)相当の大きさで表示します。現実の風景に重ね合わせて表示されるため、運転に必要な情報を瞬時に把握できるとともに、視線移動と焦点合わせも大幅に軽減されます。 ナビ情報を「レーザーを使ってAR情報をフロントガラス前方に映すヘッドアップディスプレイは世界初」としている。このユニットは「ND-HUD1」として単体販売(10万5,000円/7月下旬発売)も行なう。AR HUDユニットとナビはBluetoothで接続する。 このHUDユニットはナビ機能の一部を表示するもので、地デジやDVDなどの映像を出力することはできない。
◆ HUDドライバーモード 目的地までのルート情報や車間距離表示などを分りやすく配置・表示します。
「クルーズスカウターユニット」で撮影したフロントガラス越しの映像を、独自の映像技術でリアルタイムに解析し、快適なドライブを支えるための情報を分かりやすく案内・表示する「ARスカウターモード」を搭載。従来の機能を進化させるとともに、新たな機能を追加しました。 ◆ 速度標識検知表示 前方の速度標識を検知すると、その速度標識の画像を本体画面に表示するとともに効果音で通知します。 ◆ 捕捉距離が伸長したターゲットスコープと確認しやすくなった車間距離インジケーター表示 前方車両との車間距離を表示するターゲットスコープの捕捉距離を伸ばしました。また、車間距離インジケーター表示の色や大きさを変更することで前方車間距離が確認しやすくなり、適正な車間距離を保ちやすくなりました。 ◆ フラつき走行時に注意を促すレーン移動検知表示(高速道路走行時のみ) ドライバーが意図せずレーンをまたいだ場合、レーンの表示色を変えることでフラつき走行時の注意を促します。また新たに、レーンを一定期間またぎ続けた場合には効果音で注意を促します。 ◆ 視認性が向上した誘導矢印表示 交差点を曲がる際に表示される誘導矢印に縁取りし、視認性を向上させました。 ◆ 赤信号検知表示 前方の赤信号を捕捉し、青信号への変化をアイコン表示で通知することで、ドライバーへの前方確認を促します。 ◆ 前方車両発進検知表示 前方車両の発進を認識し、分かりやすい表示や効果音でドライバーに前方確認を促します。