ランボルギーニは、北京モーターショーでSUVのコンセプトモデル「Urus(ウルス)」を発表。ウルスは、ラグジュアリーSUVセグメントに属する4ドアの4座独立モデル。同セグメントに属するモデルは1992年で生産を終了した「LM002」以来、20年ぶりのこととなる。モデル名は家畜牛の祖先となる、大型の野生獣を由来とする。
VWグループナイトでランボルギーニのSUV「URUS」が登場! ボディーサイズは4990×1990×1660mm(全長×全幅×全高)で、シャープな3Dライン、左右に設置された大型のエア・インテーク、Y字型のヘッドランプ、広範囲に採用されたカーボンファイバーテクノロジーなど、ランボルギーニらしいデザイン・機能が与えられる。また、後方に向けて急速に狭くなるウインドー面、ダイナミックなルーフライン、グラマラスなリアフェンダーなどによって、パワフルでスポーティなスタイリングを実現した。
また、インテリア全体にもカーボン素材を採用したとしており、それを覆い隠すのはレザー張りのクッション部分だけと言う。ターン・インジケーター、ライト、ワイパーなどの機能はマルチファンクション・ステアリングホイールまたはセンターコンソールに集約されたほか、ナビゲーション、エンターテインメント、エアコンはセンタートンネルに用意されるタッチスクリーンで操作を行う。
パワートレーンの詳細は明らかになっていないが、出力のターゲットは440kW(600PS)としており、これにデュアルクラッチ・トランスミッション、トラクション・コントロール付きのフルタイム4WDを組み合わせると言う。
なお、ターゲット市場は主に米国、英国、ドイツ、ロシア、中東諸国、中国で、年間生産台数は約3000台を想定している。