JAXA宇宙航空研究開発機構は、宇宙飛行士の油井亀美也(ゆいきみや)さん(42)が、小惑星探査や国際宇宙ステーション(ISS)での長期滞在を想定し、米フロリダ州沖の海底施設での訓練に参加すると発表しました。先日18巻まで完読したコミック「宇宙兄弟」でも描かれていた「NEEMO」訓練の様子が、実際日本人宇宙飛行士が参加すると思うと、頭の中に訓練の苦難が思い浮かびます。。。由井さんには是非、訓練前に宇宙兄弟を読んでイメージトレーニングをしていただきたい!宇宙兄弟(16) (モーニング KC)
油井宇宙飛行士のNASA極限環境ミッション運用(NEEMO)訓練への参加について 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、米国航空宇宙局(NASA)との合意にもとづき、国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在に向けた訓練の一環として、油井宇宙飛行士を第16回NASA極限環境ミッション運用(NEEMO16)訓練に、下記内容にて参加させることにいたしましたのでお知らせいたします。 当訓練は、海底に設置されている研究室にて心理的にISS上と類似した閉鎖環境を実現し、リーダーシップ、フォロワーシップ、チームワーク、自己管理、異文化理解などのISS長期滞在に必要なチーム行動能力を向上させることが目的です。また、急には脱出できないISSと類似した閉鎖環境での地上との通信や宇宙ミッションを想定した活動など、ISS長期滞在により近い環境で訓練を行えることが特徴です。
海底施設は、深さ約20メートルの海底に設置された「アクエリアス」と呼ばれる閉鎖施設。海中を宇宙空間に見立てて、船外活動を行うほか、ISSにおけるチームワークや自己管理能力の向上を図るのが狙い。訓練には、油井さんを含め、欧米の宇宙飛行士ら4人が参加する。昨秋には、同じく宇宙飛行士の大西卓哉さん(36)も同施設での訓練を行った。 宇宙兄弟(16) (モーニング KC)
小山宙哉 月への一歩となるNEEMO訓練―。この訓練に参加するため六太、そしてケンジと新田はフロリダへ旅立った。しかし……つらく苦しい葛藤が、そこには潜んでいた。強い絆でむすばれた仲間たちに重い試練がのしかかる。