APPLEが3月7日に開催する「iPad3」に関連するイベントには「We have something you really have to see. And touch」(皆さんにぜひ見て、触れてほしいものがある)と記されている。
AppleはiPad発表以来、2010年と2011年の両方を「iPadの年」と宣言していた。 Appleは、同社の2011会計年度に3200万台のiPadを売り上げ、2012年の第1四半期には、さらに1543万台を販売したと発表した。全体では、発売以来5500万台以上のiPadを売り上げている。 Appleは例年どおり、サンフランシスコ中心部のYerba Buena Center for the Artsでイベントを開催する。カリフォルニア州クパチーノにある本社において最近では年次株主総会を、そして、2011年10月には「iPhone 4S」発表イベントを開催していた。 しかし、今回は、Yerba Buena Center for the Artsが会場となる。 2012年のモデルでうわさされている大きな特長としては、第1世代および第2世代のモデルに比べて4倍のピクセル数を持つディスプレイがあり、同社の「iPhone」や「iPod touch」の最新モデルに搭載されているいわゆる「Retina Display」に似たものになるという。 現在、うわさされている iPad 3 に関する仕様は次の通り。
・デュアルコアまたはクアッドコアの ARM ベース A6 プロセッサ ・大容量バッテリー ・解像度 2,048 x 1,536 のレティーナディスプレイ ・性能が向上した前面、背面のカメラ ・Siri 音声アシスタント ・4G ネットワークサポート 価格は、iPad 2 よりも70ドルから80ドル高いものになると見られている。 その他には、より高速なプロセッサや高性能なカメラが搭載され、おそらくは4G LTEネットワークに対応すると期待されている。 1つ残る大きな疑問は、発表されたモデルをいつ購入できるようになるかというものである。 米国においては、「iPad 2」が発表後わずか1週間半で発売開始となったが、第1世代モデルの発売は発表後約3カ月経ってからだった。