フェラーリ代表のステファノ・ドメニカリは、元ブリヂストン・モータースポーツ・ディレクターの浜島裕英氏がフェラーリチームに加入することを明らかにした。浜島氏はタイヤやクルマのパフォーマンスを評価する新たなプロジェクトに携わる予定で、またチームは元メルセデスのスティーブ・クラークの加入も同時に発表した。
「1月2日より、元メルセデスのスティーブ・クラークがトラックエンジニアとしてチームに加わった」と、フェラーリチーム恒例のスキーイベント、ウルームを訪れたチーム代表のステファノ・ドメニカリは語った。
「また、ブリヂストン・モータースポーツでテクニカルディレクターを務めていた浜島裕英がフェラーリに加入した。彼は、パフォーマンスに不可欠な部分、つまりクルマとタイヤの相互作用の綿密な評価を集中的に行う新たなプロジェクトの指揮を執る予定で、ピレリとの技術的なリンクの役割を果たすことになるだろう。両者とも、テクニカルディレクターのパット・フライの直属だ」
浜島氏を歓迎するアロンソ 浜島裕英氏とスティーブ・クラークのフェラーリ加入を歓迎するとフェルナンド・アロンソが語り、チームがより効率的に機能するようになったと述べた。 メルセデスからチームを移るクラークはレースエンジニアのトップを務めることになるが、アロンソが最も期待しているのが浜島氏の加入だという。ブリヂストンでタイヤ開発本部フェローを務めていた浜島氏は、2011年にチームが抱えていたタイヤ問題解消に取り組むことになり、彼の存在がチームを強化するとアロンソは語った。 「新しい人たちのことはみんな歓迎している」とアロンソ。「彼らは他チームから貴重な情報や経験をもたらしてくれるから、僕らの強化につながる。特に浜島裕英氏の加入は心強い。去年はタイヤのポテンシャルを十分に引き出せなかったからね」 構造改革の鍵として彼はパット・フライの影響を挙げ、彼が技術代表に昇格してからチームが"すべてのエリアで"改善したと述べた。 「パット・フライは新しいアイデアを持っていた。たぶん彼はいくつかのフェラーリのやり方に驚いたんだと思う。以前の経験を生かしてもっといいやり方を提示し、チームはすべてのエリアで向上した。フェリペも僕も最高の競争力を発揮できるように期待しててよ。1人が半分のレースに勝って、もう1人が残り半分に勝てたらいいね! 僕は自分たちのクルマに注目している。それがうまくいけばタイトルを争える。そのためにはクルマに焦点を合わせることが必要だ。パット・フライが来てから多くの変更があり、チームはより効率的になった」
メルセデスからチームを移るクラークはレースエンジニアのトップを務めることになるが、アロンソが最も期待しているのが浜島氏の加入だという。ブリヂストンでタイヤ開発本部フェローを務めていた浜島氏は、2011年にチームが抱えていたタイヤ問題解消に取り組むことになり、彼の存在がチームを強化するとアロンソは語った。
「新しい人たちのことはみんな歓迎している」とアロンソ。「彼らは他チームから貴重な情報や経験をもたらしてくれるから、僕らの強化につながる。特に浜島裕英氏の加入は心強い。去年はタイヤのポテンシャルを十分に引き出せなかったからね」
構造改革の鍵として彼はパット・フライの影響を挙げ、彼が技術代表に昇格してからチームが"すべてのエリアで"改善したと述べた。
「パット・フライは新しいアイデアを持っていた。たぶん彼はいくつかのフェラーリのやり方に驚いたんだと思う。以前の経験を生かしてもっといいやり方を提示し、チームはすべてのエリアで向上した。フェリペも僕も最高の競争力を発揮できるように期待しててよ。1人が半分のレースに勝って、もう1人が残り半分に勝てたらいいね! 僕は自分たちのクルマに注目している。それがうまくいけばタイトルを争える。そのためにはクルマに焦点を合わせることが必要だ。パット・フライが来てから多くの変更があり、チームはより効率的になった」