破産寸線とも、デジカメの特許を売るだの話題になっているポラロイドから、1月10日に『Polaroid SC1630 Smart Camera』と呼ぶAndroid搭載のデジタルカメラが発表されました。ラスベガスで開催中のCES 2012に出展されています。
ディスプレー側を見ると一般的なAndroidスマートフォンですが、背面を見るとまさにデジタルカメラといった感じの製品で、ポラロイド社では“スマートカメラ”と呼んでいます。これに似たスマホはいろいろ見たことあるような気がしますが、通信機能のWi-Fiに限定したところが味噌?なんでしょうか? Wi-Fi機能や光学3倍ズーム対応の1600万画素CCDカメラを搭載しており、カメラアプリを使って撮影した写真の編集や共有、プリンタへの印刷を1台で行うことができます。側面にはカメラの起動などに用いられるボタンやシャッターボタン、ズームボタンが搭載されています。 撮影時には、顔認識やスマイルシャッター機能を利用できるほか、ジオタグの挿入も可能。シーンは18種類用意されています。動画はHDサイズで撮影できるそうです。また、撮影した写真を日付/場所/人物で自動分類する『Smart Album』機能、写真のリサイズ、クロップ、赤目除去、色補正などが可能な編集機能も搭載されています。 画面サイズは3.2インチでタッチスクリーンを搭載。Androidバージョンは2.x.xでAndroidマーケットにも対応。本体にはmicroUSB、microSDカードスロット、Wi-Fi/Bluetooth/3G(オプション)機能が搭載されています。年内には発売されるそうですが、具体的な時期や価格は発表されていません。