シチズンから2009年のバーゼルワールドでコンセプトモデルのひとつとして発表された、「Eco-Drive RING(エコ・ドライブ リング)」を世界限定250個発売すると発表されました。エレガントな同モデルは2009年のバーゼルモデルとしては、「Eco-Drive DOME(エコ・ドライブ ドーム)」に続いて第2弾の製品化となる。
これまでのエコ・ドライブ(定期的な電池交換が不要な、シチズン独自の光発電時計)は、ケースの中に受光構造があり、文字板から光を取り込み発電する仕組みだった。新作となる「Eco-Drive RING」では、ケース側面から光を取り込むという斬新な発想が取り入れられている。 この特徴をもとに、デザインもサイドビューを主体としたものに。ケース側面に配置されたリング状のソーラーセルをコインエッジ(硬貨の縁に見られるような溝状の模様)風の装飾で覆い、カーブサファイアガラスで包み込んだ。ケースとバンドをつなぐラグも光を通しやすい形状になった。
バンド素材にはクロコダイルを採用。原皮から染め上げ、シルバー調のダイヤルカラーにもマッチする、パールコーティングされたブルーグレーのバンドに仕上がった。
「この時計は、『光を吸収し、エネルギーに変換し、時を刻む』というエコ・ドライブの本質を可視化した、まったく新しい試みだと思います。機能とデザインが高次元で融合し、まさに美しさを極めたエコ・ドライブです」と杉浦氏は述べた。 シチズン「Eco-Drive RING」は2012年2月8日より世界限定250個(シリアルナンバー入り)で販売を開始する。価格は39万9,000円。販売にあたり、ホワイトで統一した専用ケースが付くとのこと。 ■Amazon:シチズン エコ・ドライブ