世界人口白書が2011年10月末に世界の人口が70億人を超えると発表しました。 国連人口基金(UNFPA)の推計によると、世界の人口は31日に70億人に到達した。潘基文国連事務総長らは31日朝(日本時間同日夜)、米ニューヨークの国連本部で記者会見し、正式に発表する。日本で閲覧したUNFPA関連ウェブサイトで日本時間午前10時現在、70億人を突破している。
世界の人口70億人到達 国連事務総長らが発表へ「歴史的な瞬間」 世界の人口が10月31日に70億に達したとの推計に合わせ、国連人口基金(UNFPA)東京事務所は、31日に生まれた赤ちゃんに「70億人目の赤ちゃんの一人」認定証を発行する。 この70億人目の認定証は、UNFPAが提示する「貧困と不平等」「環境」「高齢化」といった7つの課題に取り組むため、一人一人に行動を起こすことを呼び掛ける同事務所のキャンペーンの一環として発行される。
インドは21年には人口が14億人に達し、中国を抜き1位になると予測されている。一方、世界人口が93億人となる50年時点では、日本の人口は世界16位に落ち込む見通し。 UNFPAは「歴史的な瞬間」とし、健康で持続可能な世界の実現を関係者に呼び掛けた。高齢化社会や貧困問題などへの取り組みが地球規模の課題となりそうだ。UNFPAは26日に発表した2011年版「世界人口白書」で、世界の人口が31日に70億人に達し、50年には93億人になるとの予測を示した。
認定証の希望者は「赤ちゃんと将来の世界のためにできること」とのテーマで定めた行動目標を明記し、郵送かメールで応募。目標は「早起きして地域の清掃活動に参加する」「人口問題に関する本を1冊読む」などの身近なもので構わないという。 締め切りは11月30日(必着)で、詳細は同事務所の「70億人の世界×70億人のアクション」キャンペーンホームページ(http://www.70okunin.com/)に記載。認定証は応募者全員に郵送される。