心配されている雨だが、サーキットの西側、ターン7、8、9、3の周辺で雨が降る可能性があるということだ。
現地時間午後3時、24台のクルマがフォーメーションラップに向かった。スーティル、小林、セナ、マルドナド、ペレス、グロック、ダンブロシオ、リウッツィ、リチャルドはプライムを履いている。
24台のクルマがグリッドに着いた。シグナルがブラックアウトし、レーススタート!
ハミルトンが順調にスタート、ヴェッテル、バトン、ウェーバー、アロンソが順当に続く。
ターン3でマッサが3番手に浮上。ターン4でヴェッテルがハミルトンを交わしてトップに立った。セクター2では少し雨が降っている。
1周目を終えた時点の順位は、ヴェッテル、ハミルトン、ウェーバー、マッサ、アロンソ、バトン、ロズベルグ、ペトロフ、ディ・レスタ、シューマッハ、スー ティル、アルグエルスアリ、小林、マルドナド、バリチェロ、コヴァライネン、ブエミ、ペレス、セナ、グロック、リチャルド、トゥルーリ、ダンブロシオ、リ ウッツィとなっている。
2周目 リウッツィがピットイン。
4周目 ヴェッテルとハミルトンの差は1秒2、ハミルトンとウェーバーの差は1秒7、ウェーバーとマッサの差は1秒、マッサとアロンソの差はコンマ7秒、アロンソとバトンの差は1秒6となっている。このラップからDRSが使用可能となった。
5周目 ブエミがマルドナドを抜いて14番手となった。12番手スーティルの後ろに小林、ブエミ、マルドナド、バリチェロ、ペレス、セナが連なっている。
6周目 ディ・レスタはアンダーステアが出ていると無線で伝えている。
7周目 ヴェッテルとハミルトンの差は1秒6となった。3番手ウェーバーのペースが上がらず、ヴェッテルとの差が3秒1に開いている。
8周目 ブエミが小林をパスして13番手となった。マッサが前を走るウェーバーに迫っている。
9周目 カメラに付く水滴が増えてきたが、トラックはまだドライコンディションだ。ウェーバーの後ろにマッサとアロンソが1秒以内の間隔で連なっている。
10周目 コース上にフロントウイングの一部が落ちている。ヴェッテルは1分44秒727のファステストを記録し、ハミルトンとの差が2秒4に開いた。
11周目 ヴェッテルが1分44秒468のファステストを記録した。小林、バリチェロがピットに入った。バトンがアロンソにコンマ6秒差まで迫っており、オーバーテイクのチャンスを伺っている。
12周目 ディ・レスタがピットイン。オプションからオプションに交換した。ヴェッテルとハミルトンの差が3秒4に開いた。ヴェッテルは1分44秒401、ハミルトンは1分44秒923で前のラップを回っている。
13周目 マッサはアンダーステアが出ていると無線で伝え、スメドリーはピットストップでフロントウイングを上げると答えている。トゥルーリがピットに入った。
14周目 バトン、ロズベルグがピットイン。バトンはオプションに、ロズベルグはプライムに交換した。ピット作業でロズベルグがバトンの前に出たが、コー ス復帰した直後にバトンがロズベルグを抜いた。しかし、ターン3で再びロズベルグがバトンを抜き、ロズベルグが11番手、バトンが12番手となった。 ヴェッテルは1分44秒332のファステストを記録している。
15周目 ウェーバー、マッサ、ペトロフ、シューマッハがコースイン。ウェーバーはオプション、マッサはプライムに交換した。ブエミもピットに入っている。バトンがロズベルグをパスして、7番手となった。
16周目 ハミルトンがピットイン。オプションに交換した。アロンソもピットに入り、こちらはプライムに交換した。アロンソはピットレーンから出た直後にシューマッハと接触しそうになった。
17周目 ヴェッテルがピットイン。オプションに交換した。ウェーバーが1分43秒636のファステストを記録している。
ここでセーフティーカーが入ることになった。ペトロフのフロントウイングがコース上に落ちているようで、シューマッハはリアウイングが壊れている。スーティル、マルドナド、ペレスがピットイン。
ターン3でシューマッハとペトロフが接触し、シューマッハのリアにペトロフが突っ込んだようだ。ペトロフはピットに入り、ノーズ交換を行ったが、シューマッハはリタイアとなった。
グロック、リチャルド、ダンブロシオもピットに入った。ペトロフのクルマはフロントタイヤが動かないようで、ピットに留まっている。
18周目 アルグエルスアリ、リウッツィがピットイン。ペトロフはクルマを降りてリタイアとなった。マーシャルたちがペトロフのウイングを撤去している。
19周目 SCがレースを先導している。現在の順位は、ヴェッテル、ハミルトン、ウェーバー、バトン、ロズベルグ、マッサ、アロンソ、アルグエルスアリ、 ディ・レスタ、スーティル、マルドナド、ブエミ、ペレス、小林、バリチェロ、セナ、コヴァライネン、トゥルーリ、グロック、リチャルド、ダンブロシオ、リ ウッツィとなっている。
20周目 ウェーバーはリスタートの際にバトンに気をつけろと無線で指示されている。SCはこのラップで戻ることになった。
ヴェッテル、ハミルトン、バトンはオプション、ウェーバーはプライムを履いている。
21周目 SCが戻り、レースが再開された。バトンがターン4でウェーバーに並んだがウェーバーも譲らず、ポジションをキープした。
22周目 小林とセナがターン3で接触した。
23周目 ピットレーン入口のボラードに関するルールで審議対象となっていたマルドナドがドライブスルーペナルティを行った。ペトロフとシューマッハの事故はレース後に審議されることになった。
24周目 セナとの接触でクルマにダメージを負った小林はペースが上がらず、セナにパスされて15番手となった。小林のフロントウイングは左側の翼端板が壊れている。
25周目 小林がピットイン。フロントウイングを交換した。現在の順位は、ヴェッテル、ハミルトン、ウェーバー、バトン、ロズベルグ、マッサ、アロンソ、アルグエルスアリ、ディ・レスタ、スーティルとなっており、ここまでがポイント圏内だ。
26周目 ロズベルグの後ろにマッサとアロンソがコンマ5秒間隔で連なっている。リチャルドがピットレーンでの危険なリリースのために審議対象となっている。
27周目 ターン3でマッサとアロンソがロズベルグをパスし、ターン4でアロンソがマッサにオーバーテイクを仕掛けた。マッサはポジションを守っている。
28周目 ロズベルグがピットイン。プライムを履いているウェーバーがいいペースで走行しており、前のラップを1分42秒290で回っている。オプションのバトンは1分42秒907、ヴェッテルは1分42秒961のペースだ。
30周目 ヴェッテルとハミルトンの差は1秒2、ハミルトンとウェーバーの差はコンマ8秒、ウェーバーとバトンの差は5秒、バトンとマッサの差は6秒1となっている。
31周目 ターン3と4の間に破片があるとのことだ。ここでセナがピットに入った。ブエミがディ・レスタを抜いて9番手となった。マルドナドがクルマをガレージに入れてリタイアとなった。
32周目 ディ・レスタがピットイン。バリチェリもピットに入った。ハミルトンとウェーバーの差はコンマ4秒だ。
33周目 ウェーバーがターン4でハミルトンにオーバーテイクを仕掛けたが、ハミルトンはポジションを守った。
34周目 ハミルトンとウェーバーが同時にピットイン。ハミルトンもウェーバーもプライムに交換し、ハミルトンが前でコースに復帰した。ウェーバーは再びオーバーテイクを仕掛けるが、ハミルトンも譲らない。ヴェッテルが1分42秒044のファステストを記録している。
35周目 ヴェッテル、バトン、マッサがピットイン。
36周目 スーティルがピットイン。ウェーバーが1分41秒755のファステストを記録している。
37周目 ヴェッテルが1分40秒974のファステストを記録した。ブエミとペレスがピットに入っている。
38周目 アロンソがピットイン。プライムに交換した。アロンソはマッサの前でコースに復帰している。アルグエルスアリもピットに入っている。
39周目 コヴァライネン、ダンブロシオがピットイン。上位陣は2回のピットストップを終え、残りの16周を同じタイヤで走り切る。
40周目 アロンソが1分40秒912のファステストを記録した。ヴェッテルとハミルトンの差は10秒5、ハミルトンとウェーバーの差はコンマ6秒、ウェーバーとバトンの差は1秒7、バトンとアロンソの差は5秒5となっている。
41周目 アロンソが1分40秒623のファステストを記録した。
42周目 再びアロンソがファステストを更新し、1分40秒547を記録した。8番手のアルグエルスアリがロズベルグに1秒5差まで迫っている。ここでグロックとリチャルドがピットに入った。
43周目 ハミルトンとウェーバーの攻防は今も続いている。両者はコンマ4秒差で、ウェーバーはDRSを使ってハミルトンに迫り、ハミルトンはKERSを使って守っている。ここで小林がピットに入った。
45周目 現在の順位は、ヴェッテル、ハミルトン、ウェーバー、バトン、アロンソ、マッサ、ロズベルグ、アルグエルスアリ、ディ・レスタ、ブエミ、スー ティル、ペレス、セナ、バリチェロ、コヴァライネン、小林、トゥルーリ、グロック、リチャルド、ダンブロシオ、リウッツィとなっている。
46周目 ヴェッテルとハミルトンの差は11秒7、ハミルトンとウェーバーの差はコンマ3秒、ウェーバーとバトンの差は1秒6、バトンとアロンソの差は3秒となっている。アルグエルスアリとロズベルグの差は1秒1となり、まもまくDRSの使用が可能になる。
48周目 ハミルトンとウェーバーの差はコンマ2秒に縮まった。バトンがウェーバーに迫っており、両者の差は1秒2となっている。
49周目 ターン1でウェーバーがハミルトンをパスして2番手にポジションを上げたが、その後ハミルトンがDRSを使ってウェーバーをパスし、ポジションを奪い返した。
50周目 ブエミがディ・レスタをパスして9番手となった。ウェーバーが1分40秒513のファステストを記録した。
51周目 ハミルトンとウェーバーの差はコンマ2秒、ウェーバーとバトンの差は1秒7、バトンとアロンソの差は1秒となっている。
残り3周 ハミルトンからアロンソまでの4台の差が縮まっている。ハミルトンの前には周回遅れの小林がいる。
残り2周 アロンソが無線でもう諦めたと伝えている。アルグエルスアリはターン3でロズベルグをパスしようとしたが、ロズベルグも譲らずポジションを守った。
ファイナルラップ ヴェッテルはハミルトンに1秒1の差をつけてファイナルラップに入った。ハミルトンとウェーバーの差はコンマ5秒となっている。バトンがターン4で少しミスをして、アロンソとの差が縮まった。ハミルトンが1分40秒459のファステストを記録している。
レース終了! ヴェッテルは1分39秒605のファステストを記録してトップチェッカーを受け、韓国GPを制した。ハミルトンは2位を守り、ウェーバーは3位となった。アルグエルスアリはファイナルラップでロズベルグを交わし、7位でフィニッシュした。
韓国GP決勝は、1位ヴェッテル、2位ハミルトン、3位ウェーバー、4位バトン、5位アロンソ、6位マッサ、7位アルグエルスアリ、8位ロズベルグ、9位 ブエミ、10位ディ・レスタ、11位スーティル、12位バリチェロ、13位セナ、14位コヴァライネン、15位小林、16位ペレス、17位トゥルーリ、 18位グロック、19位リチャルド、20位ダンブロシオ、21位リウッツィとなり、マルドナド、シューマッハ、ペトロフはリタイアとなった。
レース終了後、ロズベルグとアロンソはコース上でクルマを止めている。
ドライバーズチャンピオンシップは、ヴェッテルが349p、バトンが222p、アロンソが212p、ウェーバーが209p、ハミルトンが196pとなっている。
コンストラクターズチャンピオンシップは、レッドブルが558p、マクラーレンが418p、フェラーリが310p、メルセデスが127pとなり、レッドブルがコンストラクターズチャンピオンシップのタイトルを獲得した。
次戦は初開催のインドGPだ。2週間後の10月30日にブッダ・インターナショナルサーキットで決勝レースが行われる。