東芝が自動掃除ロボ「Smarbo」を10月1日発売することで新しいチャレンジをするようです。既に市場には米国iRobot社製のルンバが販売されていますが「すでに購入した」人は1.7%しか?も?いるようですが、それでも「年内に購入する予定がある」人は1.2%にとどまっている状況で開発し販売するのは、いままでの日本企業の考え方ではない新しい可能性にチャレンジすることで「年内に購入する予定はないが、興味がある」人は46.4%を狙った戦略なのでしょう。
東芝ホームアプライアンスは2011年8月24日、自走式の家庭向け自動掃除機ロボット「Smarbo(スマーボ)VC-RB100」を10月1日より販売すると発表した。各種センサーやカメラからの情報を参考に移動ルートを決め、室内を無駄なく動いて短時間で掃除するという。ルンバと何が?どう違うのでしょうか? 米国では、既にiProbat社以外にも高機能な掃除ロボットが出荷されています。neatorobotics社の「XV-11」や、床の拭き掃除ができるEvolutionRobotics社の「Mint」などです。日本では工業製品のロボット化が進んでいるロボット先進国ですが、家電は様子見だったんでしょう。 しかし、実は東芝は2002年に日本初の本格的ロボットクリーナー「トリロバイト」をどこより先に投入していたのは、他ならぬ東芝だったという過去もあります。一応市場への再参入ですね。当時は、スウェーデンの家電メーカー「Electrolux」と提携関係にあり、トリロバイトはElectroluxが2001年11月より欧州各国で販売しているものを国内で輸入して販売して、市場で反応を見る実験的な意味だったようです。
なお、東芝Smarbo のような家庭用自走式クリーナー国内市場の規模について、2010年度が約10万台、2011年度が約17万台とみている。
インターネットコムと goo リサーチが2011年5月末ごろ実施したこの種の自動掃除機に関する調査によると、「すでに購入した」人は1.7%、「年内に購入する予定がある」人は1.2%にとどまっていた。しかし「年内に購入する予定はないが、興味がある」人は46.4%おり、何かをきっかけにユーザーが急増するかもしれない。