オポチュニティは2004年1月、火星に着陸。頑丈な車体で、今なお活動を続けている。2008年にはビクトリアクレーターに達し、次の目標のエンデバーを目指して走り続けた。8月9日、ミッション責任者は行程21キロの踏破を発表。今後は、ビクトリアより25倍以上広いクレーター(直径22キロ)の調査に取りかかる。
衝突盆地「エンデバークレーター」のクローズアップ。黄色の線は、2004年に着陸したNASAの火星探査車オポチュニティの軌跡を示している。オポチュニティは現在、直径約22キロのクレーターまで約3.5キロの地点に到達した。軌道上の火星探査機マーズ・リコナイサンス・オービタの観測による。 ミッションチームは、オポチュニティが目指すクレーターの西の縁を「スピリット・ポイント」と非公式に呼んでいる。走行不能に陥り5月に活動を断念した、オポチュニティの双子の探査車スピリットを称えるためだ。
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