自動車のインディカー・シリーズ第10戦は23日、カナダ・エドモントンの空港特設コースで公式予選が行われ、フル参戦2年目の佐藤琢磨が2戦ぶり2度目のポールポジション(PP)を獲得した。
佐藤は第8戦で日本人初のPPを獲得したが、決勝ではリタイアに終わった。24日の決勝で日本人初優勝を狙う。 佐藤琢磨 「すごくうれしいです。アイオワでの初めてのポールポジションも本当にうれしかったのですが、今日のエドモントンでのポールはストリートコースでのもので、オーバルとロードの両方でポール獲得を達成できたという意味からも、大きな喜びを感じています。 KV Racing Technology-Lotusが3台体制をうまく活用したことによって、自分たちはいいマシンを作り上げることができたと思います。今回はだれにとっても初めてのコースだったことも、自分たちにはプラスに働いていましたね。コースを知らないという不利がなくなっていたからです。 明日の決勝レースでも自分たちが考える通りの戦いができるよう、午前中のウオームアップセッションでマシンをいい状態に仕上げられるよう全力を尽くします」とコメント (article source: http://www.honda.co.jp/IRL/ ) ◆[INDY] 第10戦エドモントン決勝 ウィル・パワーが優勝し、今季4勝目◆ カナダ、エドモントンでIZODインディカー・シリーズ第10戦が7月24日(日)に開催された。 決勝レースでは予選2番手スタートのウィル・パワーが18周目に首位の佐藤琢磨をパスし、首位に立ち、独走状態に入った。 一方の佐藤はタイヤの内圧上昇により順位を落とし、ピットインでさらに後退してしまった。その後フルコース・コーションを利用して一気に2位まで浮上し、再び上位グループに追いついた佐藤だったが、38周目にライアン・ハンターレイに追突され大きく後退。 初優勝は叶わず21位でのフィニッシュとなった。 またレースは首位のパワーと、チームメイトのエリオ・カストロネベスの激しい首位争いが展開、果敢に攻めるカストロネベスに対し、パワーも譲らず首位をキープし、そのままパワーがトップでチェッカーを受け、今季4勝目を挙げた。 0.8089秒の僅差でカストロネベスが2位、ダリオ・フランキッティも安定したペースで3位でフィニッシュした。 第10戦エドモントン 決勝リザルト 順位 No. ドライバー チーム タイム/差 1 12 ウィル・パワー Team Penske 1:57:22.5177 2 3 エリオ・カストロネベス Team Penske +0.8089 3 10 ダリオ・フランキッティ Chip Ganassi Racing +1.1735 21 5 佐藤琢磨 KV Racing Technology-Lotus +60.5636 佐藤琢磨 インディカー第10戦2度目のポールポジション 佐藤琢磨 日本人初のPP…インディカー第8戦 佐藤琢磨 インディカー・シリーズ初優勝!しかも日本人初! 佐藤琢磨 インディ500 最終ラップでスピン・・・優勝争いも無念のリタイア 佐藤琢磨がインディ第4戦決勝、3位表彰台 佐藤琢磨 インディカー第10戦2度目のポールポジション 佐藤琢磨 日本人初のPP…インディカー第8戦 佐藤琢磨 インディ参戦!2年ぶりのレース復帰が実現する