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June 26, 2011 space
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F1ヨーロッパGPバレンシア決勝 ヴェッテル6勝目を飾る!

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2011年F1世界選手権第8戦ヨーロッパGPは、日曜日の決勝レースを迎えた。レース直前のコンディションは、気温27℃、路面温度47℃、湿度64%、風速2.8m、晴れのドライコンディションとなっている。
 
 土曜日の予選ではヴェッテルがポールポジションを獲得し、ウェーバーが2番手、ハミルトンが3番手、アロンソが4番手、マッサが5番手、バトンが6番手となった。タイヤはソフトとミディアムが使用され、カナダGP同様に2つのDRSゾーン(ターン10と12の間、14と17の間)が設置されている。
 

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 現地時間午後2時、24台のクルマがフォーメーションラップに向かった。上位陣はオプションを履いており、ペレス、マルドナドはプライムを履いている。小林はオプションでのスタートを選択した。
 

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24台のクルマがグリッドに着いた。シグナルがブラックアウトし、レーススタート!
 
ヴェッテルが順調にスタート、ウェーバー、アロンソ、マッサ、ハミルトン、ロズベルグ、バトンが続いている。スーティルが1つポジションを上げて9番手となり、ハイドフェルド、ディ・レスタ、バリチェロ、小林が続いている。11番手スタートのペトロフは15番手にポジションを落とした。

1周目を終えた時点の順位は、ヴェッテル、ウェーバー、アロンソ、マッサ、ハミルトン、ロズベルグ、バトン、シューマッハ、スーティル、ハイドフェルド、 ディ・レスタ、バリチェロ、小林、ブエミ、ペトロフ、ペレス、アルグエルスアリ、グロック、コヴァライネン、トゥルーリ、リウッツィ、マルドナド、ダンブ ロシオ、カーティケヤンとなっている。

2周目 スタートのリプレイが流れた。マクラーレン勢が出遅れたのに対して、フェラーリの2台が好スタートを切っている。プライムでのスタートを選んだペトロフは蹴り出しが悪く、かなり出遅れている。

4周目 トップのヴェッテルは1分45秒186のファステストを記録した。2番手のウェーバーとの差は2秒2だ。

ウェーバーとアロンソの差は1秒1、アロンソとマッサの差も1秒1、マッサとハミルトンの差はコンマ8秒となっている。7番手のバトンは前を走るロズベルグにコンマ4秒差に迫っている。

5周目 トップ5が1分45秒台前半で走行しているのに対して、ロズベルグは1分46秒938で前のラップを回っている。バトンがぴたりと後ろにつけて、オーバーテイクのチャンスを伺っている。9番手のスーティルは、前を走るシューマッハにコンマ4秒差に迫っている。

6周目 バトンがロズベルグをオーバーテイクし、6番手にポジションを上げた。

8周目 小林が最終コーナーでバリチェロにオーバーテイクを仕掛けたが、抜くことはできなかった。

9周目 3番手のアロンソがウェーバーとの差を詰めており、コンマ9秒差につけている。ディ・レスタは無線でリアを失いつつあると伝えている。

11周目 12番手のバリチェロと13番手の小林の差は1秒4に広がった。小林の後ろにコンマ4秒差でブエミとアルグエルスアリが迫っている。ここでマルドナドがピットイン。プライムからオプションに交換した。

12周目 ハイドフェルド、バリチェロ、小林がピットイン。ハイドフェルドはオプションからオプションに交換した。

アロンソはウェーバーとの差をコンマ6秒に詰めている。12番手のアルグエルスアリが前を走るブエミに迫っている。

13周目 ハミルトンがピットイン。再びオプションに交換した。ロズベルグとスーティルもピットに入っている。

14周目 ウェーバーがピットイン。再びオプションに交換した。ヴェッテル、アロンソ、マッサのペースが落ちており、タイヤが厳しい状況になっているようだ。ハミルトンがシューマッハをパスして6番手にポジションを上げた。

15周目 ヴェッテル、アロンソがピットイン。2人とも再びオプションに交換した。バトン、シューマッハ、ディ・レスタ、ブエミ、コヴァライネンもピットに入っている。シューマッハのフロントウイングの左側が外れている。

16周目 マッサがピットイン。ペトロフとウイングにダメージを負ったシューマッハもピットに入った。シューマッハはフロントウイングを交換し、再びタイヤ交換を行った。シューマッハはピットを出た直後にペトロフと接触し、フロントウイングにダメージを負ったようだ。

17周目 スーティルがペレスをパスして9番手にポジションを上げた。

18周目 ペレスをオーバーテイクしようとしたハイドフェルドだが、右フロントタイヤをペレスの左フロントタイヤに軽くぶつけてしまった。

19周目 アロンソが1分43秒803のファステストを記録した。ウェーバーとの差はコンマ8秒に縮まっている。

現在の順位は、ヴェッテル、ウェーバー、アロンソ、ハミルトン、マッサ、バトン、ロズベルグ、アルグエルスアリ、スーティル、ハイドフェルド、バリチェ ロ、ペレス、ディ・レスタ、ブエミ、小林、ペトロフ、マルドナド、シューマッハ、トゥルーリ、コヴァライネン、グロック、ダンブロシオ、リウッツィ、カー ティケヤンとなっている。

20周目 アルグエルスアリがピットイン。これで一度もピットに入っていないのはペレスだけとなった。

21周目 ヴェッテルとウェーバーの差は2秒4、ウェーバーとアロンソの差はコンマ4秒、アロンソとハミルトンの差は3秒9、ハミルトンとマッサの差は5秒1、マッサとバトンの差は8秒7となっている。

23周目 トップのヴェッテルと2番手アロンソの差は3秒となっている。アルグエルスアリがペレスをパスして13番手となった。ペレスはプライムタイヤで一度もピットに入らず引っ張り続けている。

24周目 ウェーバーが1分43秒583のファステストを記録した。ウェーバーとアロンソの差は1秒2だ。

25周目 ハミルトンがピットイン。再びオプションに交換した。

26周目 15番手ペレスの後ろにペトロフと小林が迫っている。ペトロフがペレスをパスし、小林もチームメイトをパスした。ペレスのタイヤはもう限界だ。

ここでペレスがピットに入った。

27周目 ハミルトンが1分43秒144のファステストを記録した。ブエミがピットに入った。

28周目 ヴェッテルとアロンソの差は3秒2、アロンソとウェーバーの差は1秒8、ウェーバーとマッサの差は12秒7となっている。ディ・レスタとハイドフェルドがピットに入った。ペトロフもピットに入っている。

29周目 ウェーバーがピットイン。オプションに交換した。ハミルトンが1分43秒077のファステストを記録した。スーティル、バリチェロもピットに入った。

30周目 アロンソがピットイン。再びオプションに交換した。ピットから出たアロンソは、ウェーバーに先を行かれてポジションを落とした。マルドナドとリウッツィもピットに入った。

31周目 ヴェッテルがピットイン。再びオプションに交換した。バトンとロズベルグもピットに入った。15番手のシューマッハがピットに入った。

33周目 ヴェッテルが1分42秒491のファステストを記録した。ウェーバーとの差は1秒8、ウェーバーとアロンソの差は1秒7、アロンソとハミルトンの差は12秒となっている。

現在の順位は、ヴェッテル、ウェーバー、アロンソ、ハミルトン、マッサ、バトン、アルグエルスアリ、ロズベルグ、スーティル、ハイドフェルド、ディ・レス タ、バリチェロ、ブエミ、小林、ペトロフ、ペレス、シューマッハ、トゥルーリ、マルドナド、コヴァライネン、グロック、ダンブロシオ、リウッツィ、カー ティケヤンとなっている。

35周目 小林がピットイン。ヴェッテルが1分42秒420のファステストを記録した。

36周目 ヴェッテル、ウェーバー、アロンソが1分42秒台で走行しており、ハミルトンは1分45秒台、マッサ、バトンは1分43秒台で走行している。ハミルトンはリアタイヤの温度が上がっていることを無線で伝えており、タイムが上がらないようだ。

37周目 再びヴェッテルがファステストラップを記録した。ウェーバーとの差は2秒3、ウェーバーとアロンソの差は1秒5、アロンソとハミルトンの差は19秒6、ハミルトンとマッサの差は9秒1、マッサとバトンの差は4秒9となっている。バトンの後ろには、まだ1回しかピットに入っていないアルグエルスアリがつけている。

39周目 ウェーバーとアロンソの差は1秒4に縮まった。ヴェッテルは再びファステストを記録し、1分42秒273をマークした。

40周目 ロズベルグがアルグエルスアリをパスして7番手にポジションを上げた。

41周目 ペトロフがピットイン。ハイドフェルドとバリチェロがピットに入った。

42周目 ヴェッテルとウェーバーの差は3秒9、ウェーバーとアロンソの差は1秒5、アロンソとハミルトンの差は26秒6となっている。上位3台が1分42秒台で走行する中、ハミルトンは1分44秒台で走行している。

43周目 ウェーバーとハミルトンがピットイン。プライムに交換した。アルグエルスアリもピットに入った。

44周目 8番手のスーティルがピットイン。

46周目 アロンソ、ディ・レスタがピットイン。アロンソはプライムに交換してコースに戻り、ウェーバーの前でコース復帰した。

アロンソの前には周回遅れのクルマがたくさんおり、タイヤがまだ温まっていないアロンソの走りに注目が集まる。

47周目 ロズベルグとブエミがピットに入った。ピットから出てきたブエミの後ろに、小林、ディ・レスタ、ペトロフがつながっている。ディ・レスタは小林をパスして15番手となった。

48周目 ヴェッテルがピットイン。プライムに交換した。国際映像は、ディ・レスタ、小林、ペトロフの14位争いを映している。

49周目 バトン、マッサがピットイン。ウェーバーが右フロントタイヤをロックさせ、コースオフしたシーンがリプレイで流れた。

50周目 現在の順位は、ヴェッテル、アロンソ、ウェーバー、ハミルトン、マッサ、バトン、ロズベルグ、アルグエルスアリ、スーティル、ハイドフェルド、 ペレス、バリチェロ、ブエミ、ディ・レスタ、小林、ペトロフ、シューマッハ、マルドナド、コヴァライネン、トゥルーリ、グロック、ダンブロシオ、リウッ ツィ、カーティケヤンとなっている。

52周目 ヴェッテルとアロンソの差は9秒4、アロンソとウェーバーの差は2秒4となっている。15番手の小林の後ろにペトロフが迫っているが、小林は何とかポジションを守っている。

53周目 ヴェッテルは1分41秒台で走行しており、アロンソとの差を10秒5に広げた。

54周目 ヴェッテルが1分41秒852のファステストを記録した。ウェーバーがギアボックスにトラブルを抱えていると無線で伝えている。

残り3周 ウェーバーはペースを落として1分44秒台で走行している。前を走るアロンソとの差は8秒7に広がったが、後ろのハミルトンとの差は28秒あるので、ポジションを落とすことはなさそうだ。

残り2周 9番手のスーティルがアルグエルスアリにコンマ6秒差に迫っている。

ファイナルラップ ヴェッテルはアロンソに12秒7の差をつけてファイナルラップに入った。ウェーバーは1分45秒台までペースを落としているが、4番手のハミルトンとは24秒差あるので3位をキープできそうだ。
 

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レース終了! ヴェッテルがトップチェッカーを受け、今シーズン6勝目を飾った。アロンソが2位、ウェーバーが3位となり、ハミルトン、マッサ、バトンが続いた。

Pos. ドライバー コンストラクターズ Time 1. セバスチャン・ヴェッテル レッドブル 1:39:36.169 2. フェルナンド・アロンソ フェラーリ +10.891 3. マーク・ウェーバー レッドブル +27.255 4. ルイス・ハミルトン マクラーレン +46.190 5. フェリペ・マッサ フェラーリ +51.705 6. ジェンソン・バトン マクラーレン +1:00.065 7. ニコ・ロズベルグ メルセデスGP +1:38.090 8. ハイメ・アルグエルスアリ トロロッソ +1 Lap 9. エイドリアン・スーティル フォースインディア +1 Lap 10. ニック・ハイドフェルド ルノー +1 Lap 11. セルジオ・ペレス ザウバー +1 Lap 12. ルーベンス・バリチェロ ウィリアムズ +1 Lap 13. セバスチャン・ブエミ トロロッソ +1 Lap 14. ポール・ディ・レスタ フォースインディア +1 Lap 15. ヴィタリー・ペトロフ ルノー +1 Lap 16. 小林可夢偉 ザウバー +1 Lap 17. ミハエル・シューマッハ メルセデスGP +1 Lap 18. パストル・マルドナド ウィリアムズ +1 Lap 19. ヘイッキ・コヴァライネン ロータス +2 Laps 20. ヤルノ・トゥルーリ ロータス +2 Laps 21. ティモ・グロック ヴァージン +2 Laps 22. ジェローム・ダンブロシオ ヴァージン +2 Laps 23. ヴィタントニオ・リウッツィ HRT +3 Laps 24. ナレイン・カーティケヤン HRT +3 Laps

ドライバーズチャンピオンシップは、ヴェッテルが186pで首位をキープし、バトンが109pで2位、ウェーバーが109pで3位、ハミルトンが97pで4位、アロンソが87pで5位、マッサが42pで6位となっている。

コンストラクターズチャンピオンシップは、レッドブルが295p、マクラーレンが206p、フェラーリが129p、ルノーが61p、メルセデスが59pとなっている。

次戦のイギリスGPは、2週間後の7月10日にシルバーストンサーキットで決勝レースが行われる。
 

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