Sony Ericsson社が高い耐久性を備えるスマートフォン『Xperia Active』を発表した。防塵・防水で、「濡れた指でも使える」機能も搭載している。
このスマートフォンは、ランニングマシンで走りながらウェブを見たい人や、トライアスロンに挑戦しながら以前の『Runkeeper』の統計値を確認したい人向けだ。
Activeと同時に『Xperia Ray』も発表された。こちらは、1GHzのプロセッサー、3.3インチの画面、810万画素の背面カメラを搭載した、これといった特徴のない普通のAndoroidスマートフォンだ。
Android携帯はたくさん市場に出ているが、どれも同じような仕様であり、差別化が難しい状況だ。その中でSony Ericsson社は、他社とは違うハードウェア・デザインを提供することで、他社との差別化を図ろうとしている。例えば同社から最近発売されたプレステ携帯(日本語版記事)『Xperia Play』には、スライド式の『プレイステーション』コントローラー・インターフェースが内蔵されている。
Xperia Activeも、Xperia Playと同様に、ほかには見られないデザインを提供することで、すでに市場に出回っている似たようなスマートフォンからの脱却を狙っているといえるだろう。