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May 22, 2011 space
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F1スペインGP決勝 ヴェッテルがハミルトンを振り切り優勝

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2011年F1世界選手権第5戦スペインGPは、日曜日の決勝レースを迎えた。レース直前のコンディションは、気温27℃、路面温度32℃、湿度31%、風速2.9m、晴れのドライコンディションとなっている。
 
土曜日の予選では、ウェーバーが今シーズン初ポールポジションを獲得し、ヴェッテルが2位、ハミルトンが3位、アロンソが4位、バトンが5位となった。予選に出走できなかったハイドフェルドは、最後尾からレースをスタートさせる。ほとんどのクルマがオプションを履いている。バリチェロ、スーティル、ハイドフェルドはプライムを履いている。
 
 現地時間午後2時、全車がフォーメーションラップに向かった。
 

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 全車がグリッドに着いた。シグナルがブラックアウトし、レーススタート!
 
アロンソがウェーバーに並び、トップでターン1を通過。ヴェッテル、ウェーバー、ハミルトン、ペトロフと続く。バトンが10番手まで順位を落としている。2周目 小林がピットイン。タイヤがパンクしたようだ。
 
4周目 現在の順位は、アロンソ、ヴェッテル、ウェーバー、ハミルトン、ペトロフ、シューマッハ、ロズベルグ、マッサ、ブエミ、バトン、ペレス、アルグエ ルスアリ、マルドナド、ディ・レスタ、トゥルーリ、コヴァライネン、ハイドフェルド、スーティル、バリチェロ、リウッツィ、グロック、カーティケヤン、ダ ンブロシオ、小林となっている。
 

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5周目 アロンソとヴェッテルの差はコンマ8秒、ヴェッテルとウェーバーの差はコンマ6秒、ウェーバーとハミルトンの差はコンマ9秒となっている。

6周目 7番手シューマッハの後ろにロズベルグ、マッサ、バトンがそれぞれ1秒以内の間隔で続いている。

7周目 アロンソは1分30秒039のタイムで走行している。ヴェッテルとの差はコンマ6秒だ。4番手ハミルトンと5番手ペトロフの間に7秒8の差がある。

8周目 アロンソが1分30秒007のファステストを記録した。ここでペレスがピットイン。

9周目 マルドナドがピットイン。オプションに交換した。

10周目 ヴェッテルがピットイン。オプションに交換した。ヴェッテルはバトンの後ろ、9番手でコースに復帰した。ヴェッテルはターン5でバトンをパスした。ブエミもピットに入っている。

11周目 アロンソとウェーバーがピットイン。オプションに交換した。シューマッハもピットに入っている。

12周目 ハミルトン、ロズベルグ、ペトロフ、マッサ、アルグエルスアリがピットイン。19番手のバリチェロもピットに入った。バリチェロはピットストップで右リアタイヤが上手くはまらず、時間がかかってしまった。

13周目 アロンソが1分29秒323のファステストを記録した。
 

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現在の順位は、アロンソ、ヴェッテル、ハミルトン、ウェーバー、バトン、ディ・レスタ、シューマッハ、トゥルーリ、コヴァライネン、ペトロフとなっている。バトン、ディ・レスタ、トゥルーリ、コヴァライネンはまだピットに入っていない。

14周目 ハミルトンが1分29秒076のファステストを記録した。18番手のスーティルがピットに入っている。

15周目 バトンがピットイン。オプションに交換した。トップのアロンソと2番手ヴェッテルの差はコンマ7秒、ヴェッテルとハミルトンの差はコンマ4秒、ハミルトンとウェーバーの差は2秒4となっている。

16周目 8番手のディ・レスタがピットイン。トゥルーリもピットに入った。バトンがシューマッハを抜いて5番手となった。

17周目 バトンが1分28秒792のファステストを記録した。コヴァライネンがピットに入った。

現在の順位は、アロンソ、ヴェッテル、ハミルトン、ウェーバー、バトン、シューマッハ、ロズベルグ、ペトロフ、マッサ、ブエミ、マルドナド、アルグエルス アリ、ハイドフェルド、ディ・レスタ、ペレス、トゥルーリ、小林、コヴァライネン、スーティル、バリチェロ、ダンブロシオ、リウッツィ、グロック、カー ティケヤンとなっている。

19周目 ヴェッテルがピットイン。新品のオプションに交換した。ダンブロシオもピットに入っている。

20周目 アロンソ、ウェーバーがピットイン。ここで順位が入れ替わり、ヴェッテルがアロンソの前に出た。

21周目 ハミルトンが1分28秒024のファステストを記録した。ヴェッテルとの差は16秒6だ。ハミルトンは次のストップでどこまで順位を上げられるか。

22周目 ヴェッテルが1分27秒394のファステストを記録し、ハミルトンとの差を15秒4に詰めた。9番手のマッサがピットに入った。ここでハイドフェルドが1回目のピットイン。

23周目 ハミルトンがピットイン。オプションに交換した。ハミルトンはアロンソを交わして2番手となった。上位陣の順位は、ヴェッテル、ハミルトン、アロンソ、ウェーバー、バトン、シューマッハ、ロズベルグとなっている。

25周目 マッサがディ・レスタを抜いて10番手となった。アルグエルスアリがピットに入っている。

26周目 ブエミがピットイン。小林もピットに入った。

27周目 シューマッハ、ペトロフがピットイン。ヴェッテルとハミルトンの差は3秒7、ハミルトンとアロンソの差は4秒9、アロンソとウェーバーの差はコンマ7秒となっている。

28周目 ロズベルグがピットイン。メルセデスは、ロズベルグに無線が大丈夫かピットボードで確認している。

29周目 ヴェッテルとハミルトンの差が2秒7に縮まった。前のラップでハミルトンがペースを上げたようだ。

30周目 アロンソとウェーバーがピットイン。プライムに交換した。両者はピットレーンで並びそうになったが、アロンソが前でコースに復帰している。ペレスとトゥルーリもピットに入っている。最後尾のカーティケヤンもピットに入った。

31周目 バトンがピットイン。バトンはオプションに交換した。15番手のスーティルもピットに入った。
 

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33周目 66周のレースも折り返し地点を迎えた。現在の順位は、ヴェッテル、ハミルトン、アロンソ、ウェーバー、バトン、マッサ、シューマッハ、ロズベ ルグ、ディ・レスタ、ペトロフ、マルドナド、ブエミ、アルグエルスアリ、ハイドフェルド、ペレス、バリチェロ、トゥルーリ、小林、スーティル、コヴァライ ネン、グロック、ダンブロシオ、カーティケヤンとなっている。リウッツィはリタイアとなった。

34周目 3番手のアロンソの真後ろにウェーバーがつけている。

35周目 ヴェッテルがピットイン。

36周目 ハミルトンがピットイン。ヴェッテルの後ろ、2番手でコースに復帰した。ターン1でバトンがウェーバーをパスした。バトンはアロンソもパスして3番手にポジションを上げた。

37周目 バリチェロとダンブロシオがピットに入った。マッサ、マルドナド、ハイドフェルド、アルグエルスアリもピットに入った。

39周目 ヴェッテルとハミルトンの差は2秒3、ハミルトンとバトンの差は19秒2、バトンとアロンソの差は4秒7、アロンソとウェーバーの差はコンマ5秒となっている。ここでマッサがスピンを喫したシーンが流れた。

40周目 アロンソがピットイン。

7番手のロズベルグが前を走るシューマッハをパスしようとしている。

41周目 ヴェッテルとハミルトンの差が1秒5に縮まった。フェラーリはアロンソに「このタイヤで25周走るから労れ」と指示している。果たしてそこまで保つか。

42周目 シューマッハ、ペトロフがピットイン。ハイドフェルドがマルドナドを抜いて14番手となった。

43周目 ロズベルグがピットイン。

45周目 ヴェッテルとハミルトンの差は1秒8、ハミルトンとバトンの差は21秒6、バトンとウェーバーの差は8秒4、ウェーバーとアロンソの差は23秒1、アロンソとシューマッハの差は26秒7となっている。

46周目 小林がピットイン。レッドブルはヴェッテルに「KERSを使うな」と指示した。これに対して、マクラーレンはハミルトンに「ヴェッテルはKERSがないぞ」と伝えている。両者の差は1秒3だ。

47周目 ハイドフェルドが11番手にポジションを上げた。

48周目 ウェーバーがピットイン。

49周目 ヴェッテルがピットイン。プライムに交換した。ペレスもピットに入っている。ここでバトンがピットイン。

50周目 ハミルトンがピットイン。ヴェッテルの後ろでコースに戻った。15番手のスーティルがピットに入った。小林は1分28秒台で14番手を走行している。前を走るクルマはほとんど1分30秒台だ。どこまで追い上げることができるか。

51周目 レッドブルはヴェッテルにKERSを使用してよいと伝えている。コヴァライネンがターン4のバリアに突っ込み、リタイアとなった。

52周目 ハイドフェルドがピットイン。

53周目 ハミルトンが1分26秒727のファステストを記録した。ヴェッテルとの差は1秒3だ。ディ・レスタがピットに入った。小林は11番手までポジションを上げた。

54周目 ヴェッテルとハミルトンの差が1秒となった。小林は1分27秒615の自己ベストを記録し、前を走るペレスに5秒8差に迫っている。

55周目 ヴェッテルとハミルトンの差はコンマ7秒に縮まった。

56周目 ハミルトンはターン1でヴェッテルを抜こうとしたが、ヴェッテルがポジションを守った。この2人は6番手のシューマッハを周回遅れにしている。

57周目 ヴェッテルとハミルトンの差はコンマ6秒、ハミルトンとバトンの差は32秒、バトンとウェーバーの差は2秒8、ウェーバーとアロンソの差は29秒2となっている。

58周目 現在の順位は、ヴェッテル、ハミルトン、バトン、ウェーバー、アロンソ、シューマッハ、ロズベルグ、マッサ、ペレス、ハイドフェルド、ペトロ フ、小林、ディ・レスタ、ブエミ、スーティル、マルドナド、アルグエルスアリ、バリチェロ、トゥルーリ、グロック、ダンブロシオ、カーティケヤンとなって いる。

59周目 ハミルトンはヴェッテルの後ろにぴたりとつけたまま走行している。9番手のペレスが前を走るマッサに迫っている。ペトロフはペースが上がらず、12番手までポジションを落としている。彼は1分33秒台で走行している。

60周目 マッサはペレスとハイドフェルドに抜かれて10番手までポジションを落とした。

61周目 マッサがコースオフを喫し、グラベルに入ってクルマを止めた。ハイドフェルドはターン1でペレスを抜いて8番手にポジションを上げた。

62周目 マッサはギアボックストラブルに見舞われたようだ。

63周目 ヴェッテルとハミルトンの差はコンマ7秒だ。チームから「引き離せ」と指示が飛んでいる。現在の順位は、ヴェッテル、ハミルトン、バトン、ウェーバー、アロンソ、シューマッハ、ロズベルグ、ハイドフェルド、ペレス、小林となっており、ここまでがトップ10だ。

残り3周 ヴェッテルとハミルトンは5番手のアロンソを周回遅れにした。バトンはウェーバーとの差を4秒9にまで広げた。

残り2周 ヴェッテルとハミルトンの差はコンマ6秒だ。

ファイナルラップ ヴェッテルとハミルトンはコンマ6秒差でファイナルラップに突入した。ハミルトンはヴェッテルに迫りながらも抜くことができない。

レース終了! ヴェッテルはハミルトンにポジションを譲ることなくトップチェッカーを受けた。

バトンが3位、ウェーバーが4位に入り、オープニングラップでトップに立ったアロンソは、5位でホームレースを終えた。
 

スペインGP決勝結果
 
race results - 2011 Spanish F1 Grand Prix
Pos. ドライバー コンストラクターズ Time

1. セバスチャン・ヴェッテル レッドブル 1:39:03.301
2. ルイス・ハミルトン マクラーレン +0.630
3. ジェンソン・バトン マクラーレン +35.697
4. マーク・ウェーバー レッドブル +47.966
5. フェルナンド・アロンソ フェラーリ +1 Lap
6. ミハエル・シューマッハ メルセデスGP +1 Lap
7. ニコ・ロズベルグ メルセデスGP +1 Lap
8. ニック・ハイドフェルド ルノー +1 Lap
9. セルジオ・ペレス ザウバー +1 Lap
10. 小林可夢偉 ザウバー +1 Lap
11. ヴィタリー・ペトロフ ルノー +1 Lap
12. ポール・ディ・レスタ フォースインディア +1 Lap
13. エイドリアン・スーティル フォースインディア +1 Lap
14. セバスチャン・ブエミ トロロッソ +1 Lap
15. パストル・マルドナド ウィリアムズ +1 Lap
16. ハイメ・アルグエルスアリ トロロッソ +2 Laps
17. ルーベンス・バリチェロ ウィリアムズ +2 Laps
18. ヤルノ・トゥルーリ ロータス +2 Laps
19. ティモ・グロック ヴァージン +3 Laps
20. ジェローム・ダンブロシオ ヴァージン +4 Laps
21. ナレイン・カーティケヤン HRT +5 Laps
Did not finish
22. フェリペ・マッサ フェラーリ +8 Laps
23. ヘイッキ・コヴァライネン ロータス +18 Laps
24. ヴィタントニオ・リウッツィ HRT +38 Laps

 
ドライバーズチャンピオンシップは、ヴェッテルが118pで1位、ハミルトンが77pで2位、ウェーバーが67pで3位、バトンが61pで4位、アロンソが51pで5位となっている。

コンストラクターズは、レッドブルが185pで1位、マクラーレンが138pで2位、フェラーリが75pで3位、ルノーが46pで4位、メルセデスが40pで5位となっている。

次戦はいよいよ伝統のモナコGPだ。決勝レースは1週間後の5月29日に行われる。
 

ハミルトン、バトン、ウェーバーが審議対象に
2011年05月22日

スペインGPのレーススチュワードは、ルイス・ハミルトン、ジェンソン・バトン、マーク・ウェーバー、ハイメ・アルグエルスアリについて、ヘイッキ・コヴァライネンがターン4でクラッシュし、イエローフラッグが振られた際にスピードを落とさなかったとして審議している。

コヴァライネンはレース終盤でクラッシュを喫し、事故現場となったターン4でイエローフラッグが振られた。マーシャルたちとレッカー車によりクルマはコースから運び出されたが、この間にハミルトンはこのセクターで自己ベストを記録している。バトンとウェーバー、アルグエルスアリも減速しなかったとして、レース後に審議対象となった。


 
 審議対象の4ドライバーに懲戒処分
 2011年05月22日
 
スペインGPのレーススチュワードは、ルイス・ハミルトン、ジェンソン・バトン、マーク・ウェーバー、ハイメ・アルグエルスアリの4人に懲戒処分を下した。4人のドライバーは、イエローフラッグが振られていた際に減速しなかったとしてレース後に審議対象となっていた。

 

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