ロシアのガールズ・デュオt.A.T.u.が解散することを発表した。鮮烈かつ衝撃的なポワー・ポップで、ロシア・ニュー・ジェネレーションの代名詞と言われるほどの社会現象を起こしたt.A.T.u.。「All The Things She Said」(2002年)、「Not Gonna Get Us」(2003年)が世界中で大ヒットしたメンバーのリェーナ・カーティナとユーリャ・ヴォルコヴァは今後、それぞれのソロ活動に専念する。
レナは「2年以上、それぞれ別のことをやってきた。だから、理にかなった結論よ。前に進むときがきたわ」「All The Things She Said」のPVでの2人のキス・シーンにより、エキセントリックなイメージが先行したこともあったが(2003年にレズビアンではないと表明)、レナは「みんな、わたしたちのことを素晴らしい音楽、自由で恐れるものが何もない存在として記憶してくれると思う。