都知事選の投票率は、ここ30年ほどの間、約50%程度で推移し、特に20代の投票率低下が目立っている。都選管は、若者に人気のAKB48をイメージキャラクターに据えることで、若い世代の選挙ばなれに歯止めをかける考えだった…
AKB48起用したのに…都知事選PR、節電で苦戦 人気アイドルグループ「AKB48」の20歳以上のメンバー13人を起用した、東京都選挙管理員会の知事選(4月10日投開票)のPRが思うようにできていない。若者の投票率向上を狙ったが、原発事故で節電を余儀なくされているためだ。都選管は「投票率を伸ばしたいが、啓発が足りない」と危機感を募らせる。 AKB48が投票を呼びかける
CMでは大島優子らが「私、1票の大切を知っています」投票参加を呼びかける。同グループは、“AKB48選抜総選挙”というシステムが有名で、“選挙”の大切さを身をもって知っているAKB48ならではのPRといえる。 CM・ポスターはAKB48メンバー13人が「TOKYO(東京)をTOHYO(投票)」をキャッチフレーズに、投票参加を呼びかける。ポスターは9万8000枚が制作され、都内のJR・私鉄の各駅構内で掲示され、CMは、都内38か所の街頭ビジョンほか、東京メトロやJRの電車内動画ビジョンで放映される。