セキュリティ面も強化。行動ターゲティング広告の配信などを目的とした行動追跡を拒否するユーザーの意志をウェブサイトへ伝える「Do Not Track」機能を装備。そのほか、安全な接続を自動的に確立して中間者攻撃を阻止し、サイトへのログイン中に機密情報が漏えいするのを防ぐ「HTTP Strict Transport Security (HSTS)」機能や、サイト側で読み込むコンテンツを明示的に制限できるようにして、クロスサイトスクリプティング攻撃を阻止する「Content Security Policy(CSP)」 機能を装備した。
技術面では、HTML5の最新仕様。ハードウェアアクセラレーションを活用したWebM形式の高解像度動画 、3Dグラフィックスをブラウザー上で動的に表現する「WebGL」への対応、オフラインデータストレージ、タッチスクリーンインターフェイス、音声の視覚化に応用できるAudio Data APIなどのウェブ技術に対応した。特設サイト「Web O' Wonder」では、これら新機能を使ったウェブを体験できるサンプルを用意した。