お笑いトリオ・ダチョウ倶楽部が17日、首都圏で発生している「買い占め」に対して譲り合いを呼びかけた。定番ギャグ「どうぞどうぞどうぞ」から派生し、譲り合いで被災地を支援する「ウエシマ作戦」がネット上で広がっており、上島竜兵(50)は「もっと大きな輪にして、被災者に笑顔を取り戻してもらいましょう」と訴えた。
「ウエシマ作戦#ueshima」という言葉は、ガソリンなどの買い占め行動に対し、ツイッターユーザーがトリオの持ちネタを引用。肥後克広(48)と寺門ジモン(48)が「どうぞどうぞ」と上島に物事を譲るというギャグにならい、抑制を呼びかけ、「ウエシマ作戦が発動される模様。ダチョウ倶楽部が如く買い占め等せず資源、品物を譲り合いましょう」と発信した。 ネットには「作戦に参加します!」、「ウエシマ作戦実行中」などの書き込みが続出。 3人の元にも言葉は届き、「誰が考えたのか分かりませんが、よくぞ考えついてくれました」と肥後。上島“隊長”も「こういう形で使われるのは素直にうれしい。このネタも3人でやるからできる。こういう時こそ皆で協力し譲り合うことが大切」と呼びかけている。 「ウエシマ作戦」ダチョウ倶楽部認定!ネットで拡散期待 ヤシマ作戦「節電徹底」からウエシマ作戦「譲り合い」─ネットで広がる援助の輪