ネット(Twitter)では、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」にあやかって「ヤシマ作戦」と呼称されています。誰でも参加できることですから、ぜひご協力下さい。被災地で過ごす夜は寒くて心細いものです。だからこそ暖かい夕飯は心の支えになります。被災しなかった地域の皆さんは、少しくらいご飯の時間をずらしても我慢できますよね?
東北関東大震災(東北地方太平洋沖地震)の被災地支援や東京電力株式会社(東電)の計画停電回避の目的などにより、「節電徹底」を行う行動を「ヤシマ作戦#84MA」と名付けて賛同する動きがネットで広がっている。そしてすでにネット上では「ヤシマ作戦」の次に「ウエシマ作戦#ueshima」譲り合い作戦が広がりつつある。 一人ひとりが少し配慮すれば今回の危機を克服できる 「ヤシマ作戦」とは、テレビアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』テレビ版第伍話、第六話に登場する作戦で、第五使徒「ラミエル」を、EVA初号機と零号機による超長距離からの陽電子砲(ポジトロン・スナイパー・ライフル)による狙撃で撃破するために、日本全国で停電することで電力を集めた。 それになぞらえて、東京電力の電力需要のピークとされる、晩ご飯の支度をする午後6〜7時の前に晩ご飯の支度をすませてピークを外すことへの協力や、不要な電気を使わない、待ちのネオンやゲームセンター、パチンコ店の電源を切るなどを呼びかけているのが「ヤシマ作戦」(#84MA)。
ヱヴァンゲリヲン新劇場版ブログ:破 公式ブログ 東北の被害、本当に心が痛みます。 被害にあわれた方々に心よりお悔やみを申し上げるとともに、被災地の一日も早い復興をお祈りしたいと思います。 私たちも何かできることは無いものか、と、関係者で話し合っています。 皆さんにご協力をお願いすることもあるやもしれません。 “できること”といえば、全国的な節電を呼びかける「ヤシマ作戦」というキャンペーンがツイッターなどで有志の方々に広がっているとのこと。 “全国から力を集める”エヴァ作品中での作戦名が、こんなときの旗印に使ってもらえるなんて、・・・こんな素晴らしいことはありません。 遠隔の地にいて被災地に何を届けることもできずにいる私たちですが、使う電気を減らすだけでも支援になるんですものね。 原子力発電所の停止や火力発電所の出力減で、電力不足は本当に深刻な問題です。石油を陸揚げできる港が打撃を受けた現在、関西や九州など遠隔の地域での節約であっても、全国レベルでの節電活動は必ず成果のあることだと思います。 私たちも遅まきながら「ヤシマ作戦」に賛同し、参加したいと思います。 皆さんも、個人でできる小さな支援活動、“節電”を、ぜひ!! ■ヱヴァンゲリヲン新劇場版ブログ:破 公式ブログ
西日本(60Hz)から東日本(50Hz)に送電する場合、周波数を周波数変換設備で変換する必要があります(60Hz → 50Hz)。東西の境界に設置された周波数変換施設は3箇所です。
* 新信濃変電所(東京電力/60万kW) * 佐久間周波数変換所(電源開発/30万kW) * 東清水変電所(中部電力/10万kW、設計値30万kW) http://www.tepco.co.jp/ir/kojin/supply/transformation-j.html
現状で西日本(九州・中国・四国・関西・北陸の各電力会社)からの電力融通は、上記3箇所の施設をフル稼働して行われています。西日本から支援できる電力量は、3箇所の変換能力を合計した100万kW/日が上限です。仮に西で200万kW余っていても、東に送れるのは100万kWだけなのです。 この数字は、西日本における平時の余裕分で十分に賄えます。既に東京電力の供給能力には、西日本からの融通分が織り込まれています。つまり予想される不足分については、東日本の皆さんが節電により捻出せねばならないのです。なにとぞ状況と主旨をご理解のうえ、「ヤシマ作戦(節電作戦)」にご協力下さいませ。 「ウエシマ作戦」ダチョウ倶楽部認定!ネットで拡散期待 ヤシマ作戦「節電徹底」からウエシマ作戦「譲り合い」─ネットで広がる援助の輪