シマンテックは23日、個人向け総合セキュリティソフトの新製品「ノートン 360 バージョン 5.0」のダウンロード版を発売した。価格は8480円。対応OSはWindows 7/Vista/XP。パッケージ版は25日発売で、店頭小売価格はオープンプライス。
Facebookのウォールに投稿されたURLをスキャン 新機能としては、Facebookのウォールとニュースフィードの悪質なリンクの検出に対応した。スキャンを実行するとブラウザーが起動し、Facebookにログインした後、ウォールやニュースフィードに投稿されたURLが悪質かどうかをチェックする。 スキャンの対象となるのは、過去24時間以内に投稿されたURLに限られる。スキャンの結果は自らのウォールに投稿できるほか、悪質なURLが見つかった場合には、URLの投稿主である友だちに知らせることも可能だ。なお、このスキャン機能はFacebookの「Norton Safe Web」アプリとして動作するため、初回実行時には、アプリがユーザーの基本データにアクセスすることを許可する必要がある。ノートン 360ユーザー以外でも無料で利用できる。同機能はNISでも利用可能となる。 機能強化点としては、検索エンジンの結果ページに出てくるリンク先サイトの安全度を判定するサービス「ノートンセーフウェブ」において、ユーザーをさらに保護するための「ノートンセキュアドバッジ」が導入された。 ノートンセキュアドバッジは、ベリサインのSSLサーバー証明書を使用している企業や、ベリサイントラストシールが付いているウェブサイトについて、検索結果ページで見分けられるようになっている。 セキュリティ以外の機能としては、自動バックアップとPCチューンナップのパフォーマンスを改善。PCチューンナップでは、主要なシステム設定を調整してメモリーを開放する「レジストリクリンアップ」も導入した。