Microsoftは2月10日(現地時間)、「Internet Explorer 9」(以下IE9)のリリース候補(RC)版の提供を開始した。対応OSは、Windows 7 32-bit/ 64-bit、Windows Vista 32-bit/64-bit、Windows Server 2008 32-bit/64-bit/R2 64-bit。40言語をサポートしており、「Beauty of the Web」からダウンロードサイトにアクセスできる。
「(テストケースではなく) Webユーザーが実際に使用しているWebサイトを高速に」をガイドラインに、IE9にはベータプログラムを通じて、スクリプトエンジンの高速化、ネットワークキャッシュのチューニング、コンパイラの最適化などが施されてきた。メモリーの使用量がベータ版よりも少なくなり、こうした改善はパフォーマンスの向上とともに、ノートPCのバッテリー駆動時間の延長にも貢献している。