ソニーは、同社の機材を使って「THE 世界遺産」の3D版シリーズの収録が行われたこをを発表。「THE 世界遺産3D GRAND TOUR」として放送される。18日からスカパー!の3D専門チャンネルで観ることができるという。
撮影に使われたのはソニーの業務用カメラ「HDC-P1」と3D撮影の解析・補正を行うマルチイメージプロセッサー「MPE-200」を組み合わせた3D撮影システム。既に日光の社寺、九寨溝(中国)の撮影を終え、約30分の番組として制作を完了している。 2011年3月末までにさらに4か所(イタリア・スペイン・トルコ・カンボジアを予定)の世界遺産サイトでの撮影を行い、2011年3月末までに約30分の番組計6本を制作する。 番組プロデューサーの西野哲史氏は、まったく新たに3Dで撮りおろしたコンテンツで、まるで自分が本当にその場所に居合わせたかのような感覚で再現されているとコメントしている。 ■THE世界遺産