「パイレーツ・オブ・カリビアン4/生命(いのち)の泉」ハリウッドの人気映画シリーズ第4弾「Pirates of the Caribbean:On Stranger Tides 」が、2011年5月20日に世界同時公開されるが、その予告編が14日から日本を含む世界65カ国以上で解禁された。
世界中のファンが待ちに待ったジャックが、ついに“復活”する。 「−生命の泉」は、前作「ワールド・エンド」のラストで登場した「永遠の命をもたらす泉」をめぐり、さまざまな野望が渦巻く中、ジャックの冒険が展開されていく。 今作から、スペイン女優、ペネロペ・クルス(36)演じるジャックの元恋人の女海賊、アンジェリカ、英俳優、イアン・マックシェーン(68)扮するシリーズ史上最強の海賊、黒ひげなど新キャラクターが登場。さらに、「シカゴ」(02年)や「NINE」(09年)を手掛けたロブ・マーシャル監督(50)が初めてメガホンを執っており、ジャックと彼らの融合による“新生パイレーツ”も見ものだ。 今年6月に米ハワイでクランクインし、すでに撮了。現在は編集作業中で、完成したばかりの予告編が世界で流れる。03、06、07年に続き、ジャックとして世界中のファンを魅了するデップは「(4度目も)やっていて楽しかったよ」と満足げ。「この役柄を演じるときには、いつも何か探求するものがあるんだ。自分のやるべきことは分かっているけど、やることが山ほどあるし、決して飽きはしないよ」と“生涯海賊”を宣言。 当初は3部作で終わる予定だったが、ファンの後押しでデップ自ら嘆願するなど、続編を求める声に応じて第4弾の製作が決定。絶大なファンの注目度に応えるため、異例ともいえる公開5カ月前での予告編上映が決まった。劇中カットも初公開。シリーズ初の3D上映や新キャラクターの登場など注目度は高まるばかりで、米俳優のジョニー・デップ(47)扮する海賊、ジャック・スパロウが、早くも世界を“ジャック”する! 配給元のウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパンによると、予告編は2分23秒の映像で、主人公・ジャックはもちろん、アクションシーンや新キャラクターが登場するファン垂涎の内容に仕上がったという。日本では、14日午前6時に各局で解禁。65カ国以上のテレビ番組220以上で流れる。劇場では今月17日から上映される。 ジョニー・デップ&ペネロペ、カンヌに登場! 『パイレーツ』は観客が望む限り無限に続くと宣言!【第64回カンヌ国際映画祭】 映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉』が現地時間14日、第64回カンヌ国際映画祭で招待上映され、ジョニー・デップ、ペネロペ・クルスがレッドカーペットに登場すると、カンヌの街は熱狂の渦に包まれた。