日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会は11月9日、今年のカー・オブ・ザ・イヤーモデルを決める最終選考会を、東京 早稲田大学の大隈記念講堂で開催。カー・オブ・ザ・イヤーはホンダ「CR-Z」、インポート・カー・オブ・ザ・イヤーはフォルクスワーゲン「ポロ」が受賞した。また、今回から新たに設けられた「実行委員会特別賞」はプジョーの「RCZ」に与えられた。 CR-Zの受賞理由として、ハイブリッド技術による燃費のよさと走りの楽しさとを、高い次元で両立できることを証明し、いち早く量産モデルにしたことを高く評価した。個性ある美しいデザインが乗り手の心を惹きつける一台と評価された。
カー・オブ・ザ・イヤーは、日本国内で年間販売台数600台以上が見込まれる乗用車の中から、同委員会が選出する60名の選考委員が年間を通じてもっとも優秀なモデルを選定する企画。日本カー・オブ・ザ・イヤーの称号を与えることで、性能、品質、安全の向上を促すとともに、業界発展と地球環境保護、交通安全に寄与するのを目的に毎年行われており、今回で31回目を数える。