映画『SP』シリーズ1作目『SP 野望篇』が公開され、初日2日間で動員40万6,288人、興収5億2,912万2,150円をあげ、興収50億円突破も見込める快調な滑り出しとなった。先日映画『SP 革命篇』の公開日が2011年3月12日と決定したばかりの場面シーンが解禁されて、テレビドラマから繋がる『SP』シリーズ全体の作品の世界観が明らかになった。
テレビドラマ「SP」映画化 岡田准一主演 2008年11月から2009年1月にテレビドラマとして放送された、岡田准一(27)主演の人気ドラマ「SP(エスピー)」が映画化される。真木よう子(25)堤真一(43)ら主要キャストはそのままで、脚本もドラマと同じ金城一紀氏。テレビでは総監督を務めた本広克行監督がメガホンを取る。公開は2010年の予定。
V6岡田 映画版「SP」でマッチョ披露 「V6」岡田准一(28)主演の人気ドラマ「SP」(フジテレビ)が映画化されることになり、このほどクランクインした。「SP the motion picture(仮)」で来秋公開予定。見どころのひとつであるアクションシーンのため、岡田は約2年にわたってフィリピン武術「カリ」で鍛え、たくましい肉体を作り上げた。 ドラマ版で、イメージを覆すマッチョな肉体を披露し、女性ファンのハートをわしづかみにした岡田。さらに筋肉をパワーアップさせスクリーンで大暴れする。 2007年11月のドラマのスタートと同時期に映画化の話が持ち上がり、トレーニングを開始。接近戦に強く、ブルース・リーもその動きを格闘シーンに取り入れた「カリ」を毎週稽古し、今では師範級の腕前まで上達した。クランクイン直前に、約1年前に使ったドラマ衣装を着てみると、筋肉のつきすぎで腕がパンパンに膨れ上がったほど。肉体作りに成功し「SPの映画化に向けて、この2年間でできるすべての準備をしてきました。全力で挑みます」と意気込んでいる。 ドラマは要人を警護するSPの活躍を描き、岡田扮するSPの井上薫と犯人が格闘する激しいアクションシーンが見どころのひとつだった。映画では、このアクションシーンが「ドラマよりはるかにスケールアップ」(製作サイド)。邦画では異例という約10分間のノンストップアクションで幕開け。駅ホームでの格闘や車の爆破、カーアクションなど全編の3割をアクションシーンが占める息をつかせない展開となる。 さらに、同作品ではアニメで作ったアクションシーンを参考に、実写を撮影する「プレビジュアリゼーション」という手法を邦画で初めて本格採用。収録前に、理想的な出演者の動きやカメラ位置などを割り出す技術で、ハリウッド映画では「ターミネーター」や「トランスポーター」などで使われた。この技術により、効率良く映画製作が進められ、迫力あるシーンが収録できる。
ドラマ版で、イメージを覆すマッチョな肉体を披露し、女性ファンのハートをわしづかみにした岡田。さらに筋肉をパワーアップさせスクリーンで大暴れする。
2007年11月のドラマのスタートと同時期に映画化の話が持ち上がり、トレーニングを開始。接近戦に強く、ブルース・リーもその動きを格闘シーンに取り入れた「カリ」を毎週稽古し、今では師範級の腕前まで上達した。クランクイン直前に、約1年前に使ったドラマ衣装を着てみると、筋肉のつきすぎで腕がパンパンに膨れ上がったほど。肉体作りに成功し「SPの映画化に向けて、この2年間でできるすべての準備をしてきました。全力で挑みます」と意気込んでいる。
ドラマは要人を警護するSPの活躍を描き、岡田扮するSPの井上薫と犯人が格闘する激しいアクションシーンが見どころのひとつだった。映画では、このアクションシーンが「ドラマよりはるかにスケールアップ」(製作サイド)。邦画では異例という約10分間のノンストップアクションで幕開け。駅ホームでの格闘や車の爆破、カーアクションなど全編の3割をアクションシーンが占める息をつかせない展開となる。
さらに、同作品ではアニメで作ったアクションシーンを参考に、実写を撮影する「プレビジュアリゼーション」という手法を邦画で初めて本格採用。収録前に、理想的な出演者の動きやカメラ位置などを割り出す技術で、ハリウッド映画では「ターミネーター」や「トランスポーター」などで使われた。この技術により、効率良く映画製作が進められ、迫力あるシーンが収録できる。
真木よう子蹴りを披露 美人顔につばが飛んできてぶち切れ!? 会場のMっ気男子たちも大興奮!! TOHOシネマズ スカラ座で『SP 野望篇』初日舞台あいさつが行われ、岡田准一、堤真一、真木よう子、松尾諭、神尾佑という警視庁警護課第四係のメンバー5人が勢ぞろい。波多野貴文監督も交えて、「映画化という“野望”を達成した」喜びを語った。 謎が謎を呼んだ状態のまま終了したテレビドラマ版の放送から約3年の歳月を経て、いよいよ劇場版も初日を迎えた。岡田にとっては、主演のみならず、アクション構成のスタッフも務めた本作は、まさに20代のすべてを賭けて取り組んだ作品となっている。この日の5人はお馴染みの第四係の衣装で登壇。会場は、およそ20倍というチケット争奪戦に見事勝利した若い女性を中心にアクション好きな男性なども来場しており、超満員。 そんな様子を間近にした岡田は「台風が接近してる中、足を運んでいただいて感謝しています。山ほどの壁を乗り越えて、今日観てもらえることになり、本当にうれしく思っています」と感無量の表情。そして堤も、3年の時が過ぎたことに触れて、「真木ちゃんも松尾も結婚し、子どもが生まれまして。時というものは残酷なもので、わたしはただ年をとっただけです」とボヤき、会場を笑わせていた。この日の客席には、庶務課で第四係にお茶をいつも入れてくれる原川役を演じる平田敦子も来場。これで「SP」第四係の面々が総登場となり、会場は大盛り上がりだった。 さて、この日の真木は、クールで凛々しい黒いジャケット姿というお馴染みの姿。白いシャツがほのかな色香を醸しだしていたが、会見内ではアクションに目覚めたことを明かしていた。「アクションだと男の人と1対1でやるので、男の人を倒してるということが、嘘に見えないようにするのが難しかった」と話すや、蹴りの実演を披露。会場にいたMっ気のある男性客は大喜びだった。そんな真木が、松尾を張り倒すというのが劇中のお約束となっているが、オープニングの犯人を追跡するシーンでの殴られる演技がうまくいかなかったことを明かしていた。「そんなとき、ある台詞のときに真木ちゃんの顔につばがかかってしまって。そしたらイラッとした顔をしてはたかれて、めがねが飛ぶタイミングがバッチリで。奇跡のショットでしたね」と話し、会場を笑わせていた。監督によると、そのシーンはOKテイクとして、つばが飛ぶところまでバッチリ映っているとのことなので、チェックしてみたい。 本作は、特殊能力を持つ主人公のSPやその仲間たちが、テロリストたちと戦う姿を描いたテレビドラマ「SP(エスピー) 警視庁警備部警護課第四係」の劇場版。続編となる『SP 革命篇』は来年3月12日に公開が決定している。 『SP 野望篇』は全国東宝系にて公開中
そんな様子を間近にした岡田は「台風が接近してる中、足を運んでいただいて感謝しています。山ほどの壁を乗り越えて、今日観てもらえることになり、本当にうれしく思っています」と感無量の表情。そして堤も、3年の時が過ぎたことに触れて、「真木ちゃんも松尾も結婚し、子どもが生まれまして。時というものは残酷なもので、わたしはただ年をとっただけです」とボヤき、会場を笑わせていた。この日の客席には、庶務課で第四係にお茶をいつも入れてくれる原川役を演じる平田敦子も来場。これで「SP」第四係の面々が総登場となり、会場は大盛り上がりだった。
さて、この日の真木は、クールで凛々しい黒いジャケット姿というお馴染みの姿。白いシャツがほのかな色香を醸しだしていたが、会見内ではアクションに目覚めたことを明かしていた。「アクションだと男の人と1対1でやるので、男の人を倒してるということが、嘘に見えないようにするのが難しかった」と話すや、蹴りの実演を披露。会場にいたMっ気のある男性客は大喜びだった。そんな真木が、松尾を張り倒すというのが劇中のお約束となっているが、オープニングの犯人を追跡するシーンでの殴られる演技がうまくいかなかったことを明かしていた。「そんなとき、ある台詞のときに真木ちゃんの顔につばがかかってしまって。そしたらイラッとした顔をしてはたかれて、めがねが飛ぶタイミングがバッチリで。奇跡のショットでしたね」と話し、会場を笑わせていた。監督によると、そのシーンはOKテイクとして、つばが飛ぶところまでバッチリ映っているとのことなので、チェックしてみたい。
本作は、特殊能力を持つ主人公のSPやその仲間たちが、テロリストたちと戦う姿を描いたテレビドラマ「SP(エスピー) 警視庁警備部警護課第四係」の劇場版。続編となる『SP 革命篇』は来年3月12日に公開が決定している。
『SP 野望篇』は全国東宝系にて公開中