世界で最も過酷なマラソンといわれる「サハラマラソン」が、2011年4月1日(金)から4月11日(月)の日程(パリ集合・解散)で、北アフリカ・モロッコ南部のサハラ砂漠にて開催されます。主催はフランスのAtlantide Organisation Internationale (以下、AOI)で、2011年の第26回大会では世界各国より1000名の挑戦者を募集いたします。
超人気のサハラマラソン=来年のレースに日本から20人挑戦
250キロを7日間で走る世界で最も過酷なマラソン、「サハラマラソン」が来年4月、北アフリカのモロッコで開かれる。26回目を迎える大会は世界各国に浸透、参加者も増え続けて超人気イベントとなった。冒険マラソンの先駆けであるこの大会の魅力を追った。 1985年、フランス人冒険家のパトリック・バウワー氏がサハラ砂漠の200キロを完走、その感動を世に伝えたいという思いで、翌86年に第1回大会を開催したのが始まり。この時はわずか23人の参加だったが、今年は1000人を超えた。日本人も第6回大会から毎回参加するようになり、来年は男女20人がエントリーする。 レースの特徴は主催者が供給する水以外の「衣」「食」「住」にかかわるすべての物資を選手自ら準備し、それを背負って走り続けること。道なき道を磁石と地図を手に、寒暖の差の激しいコースを進んでいく。厳しい環境だが、広大な砂漠、遠くの美しい山々の風景が心を和ませてくれる。 今年、見事完走した四方田涼子さん(31)は「マラソン経験もなく体力作りのために挑戦した。途中、足のマメができて激痛の中で走ったが、日本の仲間に励まされ、走り切れた。この感動は一生の宝」と振り返る。 申し込み殺到で、既に来年のエントリーは締め切られた。2年後の参加希望者はフリーマン海外レース支援室「国境なきランナーズ」
■「国境なきランナーズ」