公式予選Q1:トップはヴェッテル、2位ヒュルケンベルグ
2010年F1世界選手権第16戦日本GPは、2004年以来となる日曜予選の日をむかえた。まもなくQ1がスタートする。
セッション開始前の気温は25℃、路面温度26℃、湿度68%で昨日とは打って変わって快晴となっている。風が強めで、風速3〜5メートルほどの風がS字で向い風になる方向で吹いている。
ピットレーン出口のシグナルがグリーンに変わり、ペトロフ、セナ、ヒュルケンベルグ、ディ・グラッシという順でコースへと出て行く。路面はほぼ乾いてはいるが、場所によって多少湿っている部分がある。
グロック、コヴァライネン、バリチェロ、トゥルーリ、バトンが少し間を開けて続いている。マクラーレンは新型のリアウィングを持ち込んでいたが、バトンのクルマを見るとシンガポール時の古いリアウィングに戻しているようだ。
公式予選Q1の結果は、1位ヴェッテル、2位ヒュルケンベルグ、3位ロズベルグ、4位バリチェロ、5位ウェーバー、6位シューマッハ、7位アロンソ、8位バトン、9位マッサ、10位小林、11位クビサ、12位ハミルトン、13位ペトロフ、14位ハイドフェルド、15位リウッツィ、16位スーティル、17位アルグエルスアリとなった。
ここで脱落したのは18位ブエミ、19位トゥルーリ、20位コヴァライネン、21位ディ・グラッシ、22位グロック、23位セナ、24位山本の7台。
公式予選Q2はまもなくスタートする。
公式予選Q2:ヴェッテルがトップ、マッサと小林は脱落
2010年F1世界選手権第16戦日本GPは、まもなく公式予選Q2がスタートする。
セッション開始前のコンディションは気温は変わらず25℃、路面温度がQ1スタート時よりも少し上がって29℃となっている。
ピットレーンの出口にマッサ、アロンソの順で並ぶ。
シグナルが変わり、セッションスタート。マッサ、アロンソに続いてk−巣に出たのはヒュルケンベルグとバリチェロ。ヒュルケンベルグはオプションタイヤを履いている。バリチェロはプライム。このセッションでタイヤの比較テストをしようということのようだ。
多くのクルマが少しずつ前との間隔を空けて、次々とコースへ出て行く。
シューマッハが最後の最後で10番手に飛び込み、鈴鹿マスターの実力を見せつけた。マッサはタイムが伸びず、ここで脱落。
日本GP公式予選Q2の結果は、1位ヴェッテル、2位ウェーバー、3位ハミルトン、4位バトン、5位アロンソ、6位バリチェロ、7位ロズベルグ、8位ヒュルケンベルグ、9位クビサ、10位シューマッハとなった。
ここで脱落したのは11位ハイドフェルド、12位マッサ、13位ペトロフ、14位小林、15位スーティル、16位アルグエルスアリ、17位リウッツィの7台。
公式予選Q3はまもなくスタートする。
日本GP公式予選:レッドブルが圧倒的な速さでフロントローを独占
2010年F1世界選手権第16戦日本GPは、いよいよ決勝レースのグリッドを決する公式予選Q3がスタートする。
セッション開始前の気温は26℃、路面温度がかなり上がって30℃、風がさらに強くなり、風速6メートルほどの風がホームストレートで追い風の方向で吹いている。
シグナルがグリーンに変わり、セッションがスタート。
最初にコースに出ていったのはハミルトン。続いてアロンソがコースへと姿を現す。
少し間をおいてバリチェロがコースへ。
開始1分10秒 シューマッハがコースへと出て行く。
開始1分20秒 クビサ、続いてウェーバーがコースへ向かう。
開始2分 バトンとヒュルケンベルグだけがまだコースに出ていない。ヒュルケンベルグはQ2でオプションタイヤを使ってしまっているので、タイヤを温存している可能性がある。
残り6分30秒 ハミルトンが1分31秒320のターゲットタイムをマーク。続いてアロンソがコンマ1秒遅れの2番手タイム。
残り5分20秒 ウェーバーが1分31秒185をマークしてトップに経つ。続いてヴェッテルが1分30秒792をマークしてそれを上回る。
残り4分 バトンがようやくコースに出てきたが、プライムタイヤを履いている。オプションタイヤの感触が良くないのか。ヒュルケンベルグもコースに出ている。
残り3分20秒 最初にコースに出ていたクルマはすべていったんピットに戻っている。
現在の順位は1位ヴェッテル、2位ウェーバー、3位ハミルトン、4位アロンソ、5位バリチェロ、6位クビサ、7位ロズベルグ、8位シューマッハというオーダー。バトンとヒュルケンベルグはまだタイムを出していない。
残り2分20秒 バトンは4番手タイム。
残り1分50秒 全車がコースに出てアタックを行っている。
残り1分5秒 ヒュルケンベルグが6番手タイムをマーク。
ここでチェッカーフラッグ。
ハミルトンが2番手タイムをマーク。ただし、トップのヴェッテルからはコンマ3秒以上遅れている。
ウェーバーが2番手に浮上。1分30秒台に入っている。
ヴェッテルが自身のトップタイムをさらに縮めて1分30秒785をマーク。圧倒的な速さを見せた。また、クビサが4番手に浮上している。
ここで日本GPの公式予選が終了。
予選の結果、ポールポジションを獲得したのは2年連続でヴェッテル。以下、2位ウェーバー、3位ハミルトン、4位クビサ、5位アロンソ、6位バトン、7位ロズベルグ、8位バリチェロ、9位ヒュルケンベルグ、10位シューマッハというトップ10となった。
11位以下は、11位ハイドフェルド、12位マッサ、13位ペトロフ、14位小林、15位スーティル、16位アルグエルスアリ、17位リウッツィ、18位ブエミ、19位トゥルーリ、20位コヴァライネン、21位ディ・グラッシ、22位グロック、23位セナ、24位山本というオーダー。
土曜日には激しい雨で予選が延期になるという異例の事態となったが、日曜日は打って変わって好コンディションで、スムーズな予選となった。
レッドブルが圧倒的な強さを見せつけた予選となった。一方のフェラーリはQ2でマッサが脱落し、改めて苦しい戦いを強いられていることが明らかになった。マクラーレンはまずまずの位置につけたが、セッティングに不安があることは否めない。また日本期待の小林は14位に留まったが、レースでの追い上げに期待したい。
決勝レースは、日曜日午後3時にフォーメーションラップがスタートする。