NTTドコモ「AR Walker」は、“メガネ型AR(拡張現実)”を実現するシースルー型の小型HMD(ヘッドマウントディスプレイ)。HMD「AR Walker」のサイズは人差し指程度で、重さも10グラムと小型軽量。市販のメガネのつるに装着して利用できる。装置先端の光学バーから映像を目に投射し、視界の一角にQVGA(320×240ピクセル)のシースルー映像を届ける。
ドコモが市販メガネに装着できるHMD「AR Walker」を披露 名前は「AR Walker」。HMDの開発はオリンパスが手掛けており、ドコモのスマートフォンと連携してコンテンツを表示する。市販のメガネに装着できるほか、視界をさえぎらない構造を採用し、シースルー(半透明)の映像投影を実現。将来的には行動支援型のARサービスに役立てたいという。 現実空間に電子情報を重ねて表示するAR技術は、モバイルサービスの世界で近年注目が高まっており、「セカイカメラ」などさまざまなアプリが登場している。こうしたモバイルARの多くは、モバイル端末のカメラ映像にARコンテンツを重ね合わせ、それを端末のディスプレイに表示する。一方AR Walkerは、HMDを使って視界の一角にARコンテンツを直接滑り込ませる。 情報を視界に常時表示できるAR Walkerを使って、ナビゲーションやプッシュ型の情報提供を行うのがドコモが描くサービス像だ。「プッシュ情報をタイムリーに提供できるディスプレイを考え、こうしたデバイスを企画した」 HMDはスマートフォンとコードで接続されており、映像データや電力はスマートフォンから有線で提供される。一方、HMDは6軸センサーを内蔵し、利用者の“見ている方向”をスマートフォンに伝えることができる。この6軸センサーの情報とスマートフォンのGPS機能などを組み合わせることで、位置情報を持ったコンテンツを現実空間に配置できるという。
HMDのサイズは人差し指程度で、重さも10グラムと小型軽量。市販のメガネのつるに装着して利用できる。装置先端の光学バーから映像を目に投射し、視界の一角にQVGA(320×240ピクセル)のシースルー映像を届ける。「瞳分割方式シースルー光学系」という技術を使うことで、利用者の視界を確保しながら、明るく見やすいシースルー映像を小型の装置で可能にした。 SONY 待望の3D対応HMD「HMZ-T1」が発売される!欲しいモノリストに早速登録 ソニー「グラストロン」有機EL(OLED)採用HMDディスプレイ ドコモ オリンパス製HMD「AR Walker」を披露 大画面TVは不要!Carl Zeiss cinemizer plus 3D対応メガネ型ディスプレイ 網膜ディスプレイ(RID)ブラザーが2010年に発売へ ヘッドマウントディスプレイ Crystal 701 久しぶりのHMDネタ・・・ ヘッドマウントディスプレイ(HMD)「myvu for Video iPod」 ヘッドマウントディスプレイ Mikimoto Beans、iPod対応 ヘッドマウントディスプレイ「eyetop centra」の販売開始 Orange 携帯電話にヘッドマウントディスプレイ