米経済誌フォーブスが22日発表した2010年版の米長者番付では、マイクロソフト<MSFT.O>の共同創業者ビル・ゲイツ会長が資産総額540億ドル(約4兆6200億円)で17年連続1位になった。
ゲイツ氏の資産は前年に比べ40億ドル増加。番付対象の資産家400人の総資産は前年の1兆2700億ドルから1兆3700億ドルに増えており、全体の半数以上の217人が過去1年で資産を増やしている。
米富豪上位400人、資産は8%増 不況とは無関係に 米経済誌フォーブスは22日、年恒例の米富豪上位400人の最新版リストを発表し、合計した資産額は昨年比で8%増の1兆3700億ドルを記録したと報じた。 400人のうち資産が増えたのは217人、減ったのは85人。米国が長期の景気低迷に苦しむ中で、大富豪はますます豊かになっている現実が浮き彫りになった。 1位を維持したのはマイクロソフト創始者のビル・ゲイツ氏で、資産額は推定540億ドル。昨年は500億ドルだった。米著名投資家ウォーレン・バフェット氏の450億ドルが2位で、コンピューターソフト大手オラクルの共同創業者ラリー・エリソン氏の270億ドルが3位。 小売り世界最大手の米ウォルマート創業者の子息の妻だったクリスティ・ウォルトンさんが4位で、同氏の家族の3人も7〜9位を占めた。エネルギー関連大手コッホのチャールズ・コッホ、デービッド・コッホ両氏が215億ドルで5位タイ。両氏の資産は昨年の55億ドルから激増した。 10位には経済通信社を創業したブルームバーグ・ニューヨーク市長が180億ドルで入った。交流サイト「フェースブック」の創業者マーク・ザッカーバーグ氏は35位だったが、ここ1年で資産は245%増となり、今回の400人では最大の増加幅を記録した。 最新リストに新たに入ったのは16人で、フェースブック関連の2人も含まれた。うち1人は28歳の若さで、400人の中では最年少。逆にリストから落ちたのは34人で、うち1人はヘッジファンドのガリオングループ創業者だが、詐欺罪で訴追されているラジ・ラジャラトナム被告。禁固185年の判決が言い渡される可能性がある。 フォーブス誌によると、400人の職種別では金融部門の55人、投資の54人が目立った。
400人のうち資産が増えたのは217人、減ったのは85人。米国が長期の景気低迷に苦しむ中で、大富豪はますます豊かになっている現実が浮き彫りになった。
1位を維持したのはマイクロソフト創始者のビル・ゲイツ氏で、資産額は推定540億ドル。昨年は500億ドルだった。米著名投資家ウォーレン・バフェット氏の450億ドルが2位で、コンピューターソフト大手オラクルの共同創業者ラリー・エリソン氏の270億ドルが3位。
小売り世界最大手の米ウォルマート創業者の子息の妻だったクリスティ・ウォルトンさんが4位で、同氏の家族の3人も7〜9位を占めた。エネルギー関連大手コッホのチャールズ・コッホ、デービッド・コッホ両氏が215億ドルで5位タイ。両氏の資産は昨年の55億ドルから激増した。
10位には経済通信社を創業したブルームバーグ・ニューヨーク市長が180億ドルで入った。交流サイト「フェースブック」の創業者マーク・ザッカーバーグ氏は35位だったが、ここ1年で資産は245%増となり、今回の400人では最大の増加幅を記録した。
最新リストに新たに入ったのは16人で、フェースブック関連の2人も含まれた。うち1人は28歳の若さで、400人の中では最年少。逆にリストから落ちたのは34人で、うち1人はヘッジファンドのガリオングループ創業者だが、詐欺罪で訴追されているラジ・ラジャラトナム被告。禁固185年の判決が言い渡される可能性がある。
フォーブス誌によると、400人の職種別では金融部門の55人、投資の54人が目立った。