アンパンマンのアニメの企画制作、販売、配給などでおなじみのトムス・エンタテイメントが、加賀電子と共同開発したタッチ端末「スマイルタッチ」で医療事業分野に参入する。 端末にアンパンマンやハローキティなどのアニメ作品をプリロード、さらに、小児向けの医療情報コンテンツなどをあわせてパッケージングしたデバイスを、全国の医療機関にレンタルする。
アンパンマンに届いた1通の電子メール 病気のときというのは誰だって不安になる。 大人でも不安なのだから、子どもはもっと怖いはずだ。しかも、低年齢では、説明のほとんどが理解不能だ。はっきりいって1時間近くかかる点滴をガマン強く耐えたり、内視鏡を鼻から突っ込まれて平気な方がおかしい。だから、小児科では、あちこちで泣き叫ぶ子どもの声が聞こえる。 トムス・エンタテイメントがこの事業に取り組むことになったきっかけは、ある医療センターから同社に届いた1通の電子メールだったそうだ。ちょっと長いが、ここに引用することにしたい。
「恐れ入りますがアンパンマンDVDの著作権に関して教えてください。個人の鑑賞にならないので、どこまで許して下さるのか教えてください。 当施設、○○医療センターは先天性の心疾患の小児や川崎病の小児が沢山来院されていますが、心臓超音波検査の時にアニメのDVDを観てもらって、お利口さんにしている間に検査をしたいと考えています。 検査には入眠剤を使うのですが、2〜3歳の小児には薬の効きが悪くなかなか入眠できずに興奮してしまうことさえあり、両親もこちらも大変です。こちらにも時間の制限がありますので、検査ができずに帰る小児もいます。 一度、著作権フリーのDVDを使用してみたのですが、小児の反応が良くなくアンパンマンのアニメを観たいという声がとても多いのです。 アンパンマンで心臓に病気を持った小児に勇気をもらいたいのです」
当施設、○○医療センターは先天性の心疾患の小児や川崎病の小児が沢山来院されていますが、心臓超音波検査の時にアニメのDVDを観てもらって、お利口さんにしている間に検査をしたいと考えています。
検査には入眠剤を使うのですが、2〜3歳の小児には薬の効きが悪くなかなか入眠できずに興奮してしまうことさえあり、両親もこちらも大変です。こちらにも時間の制限がありますので、検査ができずに帰る小児もいます。
一度、著作権フリーのDVDを使用してみたのですが、小児の反応が良くなくアンパンマンのアニメを観たいという声がとても多いのです。
アンパンマンで心臓に病気を持った小児に勇気をもらいたいのです」
ディストラクション関連 ■「それいけ!アンパンマン」シリーズ (計9本 約68分) ■「それいけ!アンパンマン 図鑑」シリーズ (計2本 約61分) ■「きかんしゃトーマス」シリーズ (計9本 約47分) ■「ハローキティ」シリーズ (計8本 約58分) ■「絵本の読み聞かせ」シリーズ (計14本 約118分) ■「名探偵コナンのこども百科事典」シリーズ (計3本 約47分) その他の人気アニメなどを含み合計約70話、約11時間分のコンテンツを収録予定