「プレトリアの高き壁」とでも呼べばいいのか。。。サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会第19日の29日、決勝トーナメント1回戦のパラグアイ(グループリーグF組1位)―日本(E組2位)戦がロフタス・バースフェルド競技場(プレトリア)行われ、0―0のまま今大会初のPK戦にもつれ込んだ結果、パラグアイがPK戦を5―3で制して初の8強入りを果たした。この試合を見て、過去にサッカー日本代表が奇跡を起こした2004年のアジアカップ「日本xヨルダン 『重慶の奇跡』」のPK戦で勝利したシーンを思い出しまいました。
日本8強ならず パラグアイとのPK戦は3―5 決勝トーナメントは勝ち上がることに意義がある。PK戦でも、勝ち抜くことに価値がある。初の8強入りを逃したのは、残念だ。しかし成田をたつとき、日本代表がここまで健闘するとは、誰が予想しただろうか。日本は、よく戦った、と思う。 一戦一戦、試合が進むごとにチームはまとまりを増してきた。まるで高校サッカーのようだという見方もあるだろうが、そのひたむきな姿勢が日本国民に感動を与えたことは確かだろう。
前半総括 日本はグループリーグの3試合と同じ布陣でまずは失点を防ぐゲームプラン。ボールはパラグアイがキープするが、日本は整った守備組織でなかなか崩させない。パラグアイのバリオスとサンタクルスに1度ずつ与えた決定機も、GK川島のファインセーブやDF陣の体を張った守備で無失点に抑えた。日本もカウンターから、松井、本田が惜しいシュートを放ったがいずれも決まらなかった。日本の初のベスト8進出を懸けた一戦は、後半に決着が持ち越された。
後半総括 グループリーグの3試合と同じメンバーで臨んだ日本は、守備組織をしっかり作ってまずは失点をふせぐ戦い方。ボールキープはパラグアイに譲ったものの、前半の決定機はバリオスとサンタクルスの2回しか作らせなかった。攻撃面では、カウンターから松井、本田が惜しいシュートを放ったがいずれも決まらず。後半に入ってもこう着状態は続き、両チームとも選手交代で打開を図る。日本は中村憲を投入し、ダブルボランチに変更。日本も攻撃に出るがお互いに決め手を欠いて、試合は延長戦に突入した。
試合後、岡田武史監督コメント これだけ頑張っていたので勝たせてやりたかったが、わたしの力が足りなかった。まだまだ、そんなに簡単じゃないよと言われているということだと思います。僕らは一貫してなんにも変わっていないですから。選手がついてきて頑張ってくれたので、感謝しています。(試合が終わったばかりで)今は日本サッカー界のことをまでは考える余裕がないです、申し訳ないですが。
これだけ頑張っていたので勝たせてやりたかったが、わたしの力が足りなかった。まだまだ、そんなに簡単じゃないよと言われているということだと思います。僕らは一貫してなんにも変わっていないですから。選手がついてきて頑張ってくれたので、感謝しています。(試合が終わったばかりで)今は日本サッカー界のことをまでは考える余裕がないです、申し訳ないですが。
試合後、長谷部誠コメント このチームメートと、スタッフ、みんなでこのW杯を戦えて本当に良かった。日本で応援してくれているみなさんに、勝てなかったんですけど、気持ちは見せられたんじゃないかと思います。僕たちの強みはチームワーク、チームとして戦うということ。今大会は見せられたと思います。キャプテンとしては特に何もしてないですが、だんだんチームとして良くなっていって、このチームワークが素晴らしかった。(世界の壁は?)最後のPKは難しい、運のようなものなんで、誰が悪いわけでもなく。冷静になって考えて見たい。本当に熱い応援ありがとうございました。応援が力になったので、感謝しています。ほとんどの選手がJリーグでプレーしているので、Jリーグにも足を運んで盛り上げてもらいです。
このチームメートと、スタッフ、みんなでこのW杯を戦えて本当に良かった。日本で応援してくれているみなさんに、勝てなかったんですけど、気持ちは見せられたんじゃないかと思います。僕たちの強みはチームワーク、チームとして戦うということ。今大会は見せられたと思います。キャプテンとしては特に何もしてないですが、だんだんチームとして良くなっていって、このチームワークが素晴らしかった。(世界の壁は?)最後のPKは難しい、運のようなものなんで、誰が悪いわけでもなく。冷静になって考えて見たい。本当に熱い応援ありがとうございました。応援が力になったので、感謝しています。ほとんどの選手がJリーグでプレーしているので、Jリーグにも足を運んで盛り上げてもらいです。
試合後、川島永嗣コメント 本当にみんな最後まで走り切ってくれたんで、自分が(PK戦で)1本でも止めて勝っていれば、良かったんですが。ここまでこれたことはうれしいが、結果を受けて悔しい。1試合1試合成長してきたので、1試合でも多く勝ち上がりたい気持ちがあったので余計に悔しいです。結果を受けて考えないといけないことはありますが、自信を持って次の大会に臨んでいいし、その自信がさらに上にいく力になると思います。遠い日本から応援に来てくれたサポーターも含め、たくさんの人が応援してくれて力になったし、今回のW杯は終わりますが、また次のW杯に向けて応援してもらえれたらうれしいです。
本当にみんな最後まで走り切ってくれたんで、自分が(PK戦で)1本でも止めて勝っていれば、良かったんですが。ここまでこれたことはうれしいが、結果を受けて悔しい。1試合1試合成長してきたので、1試合でも多く勝ち上がりたい気持ちがあったので余計に悔しいです。結果を受けて考えないといけないことはありますが、自信を持って次の大会に臨んでいいし、その自信がさらに上にいく力になると思います。遠い日本から応援に来てくれたサポーターも含め、たくさんの人が応援してくれて力になったし、今回のW杯は終わりますが、また次のW杯に向けて応援してもらえれたらうれしいです。
PK 戦総括 お互いに守備が強いチーム同士の対戦は、決定機の少ない試合となった。日本は過去3試合と同じメンバーで、守備組織をしっかり作ってまずは失点を防ぐ戦い方。ボールキープはパラグアイに譲ったものの、決定機はほとんど作らせなかった。日本は後半途中に中村憲を投入し、ダブルボランチに変更して攻撃に出るも、ゴールは奪えず。両チーム決め手を欠いて、試合は延長戦に突入した。延長に入ると、パラグアイが攻撃の圧力を高めて何度も決定機を作るが、日本はGK川島らDF陣が体を投げ出して跳ね返す。日本もカウンターからのチャンスを決められず、決着はPK戦に。PK戦は、1人が外した日本に対し、全員が決めたパラグアイが勝利。日本のベスト8進出はならなかった。
お互いに守備が強いチーム同士の対戦は、決定機の少ない試合となった。日本は過去3試合と同じメンバーで、守備組織をしっかり作ってまずは失点を防ぐ戦い方。ボールキープはパラグアイに譲ったものの、決定機はほとんど作らせなかった。日本は後半途中に中村憲を投入し、ダブルボランチに変更して攻撃に出るも、ゴールは奪えず。両チーム決め手を欠いて、試合は延長戦に突入した。延長に入ると、パラグアイが攻撃の圧力を高めて何度も決定機を作るが、日本はGK川島らDF陣が体を投げ出して跳ね返す。日本もカウンターからのチャンスを決められず、決着はPK戦に。PK戦は、1人が外した日本に対し、全員が決めたパラグアイが勝利。日本のベスト8進出はならなかった。
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