NTT東日本とNTT西日本が平成13年6月にサービスを提供した固定電話とファクシミリを組み合わせたインターネット接続サービス「Lモード」が31日で終了しました。サービスの開始当初から懸念されていたコンテンツ企業の参加がほとんどなく、その利用メリットも無いまま営業努力だけで52万人にも販売して、開発させられたメーカーなど、事業責任を負うはずのNTTの責任はどうなるんでしょうか?
NTTドコモの携帯電話向けインターネット接続サービス「iモード」が一挙に普及したのに“対抗”して主婦や高齢者などの利用を当て込んだが、そもそもターゲットとした高齢者ですら携帯でメールを打ち孫と連絡を取り合う状況では、固定電話でメールをする価値が見出せなかったようです。