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April 2, 2010 space
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NTT Lモード終了 真似た iモード には遠く及ばず…

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NTT東日本とNTT西日本が平成13年6月にサービスを提供した固定電話とファクシミリを組み合わせたインターネット接続サービス「Lモード」が31日で終了しました。サービスの開始当初から懸念されていたコンテンツ企業の参加がほとんどなく、その利用メリットも無いまま営業努力だけで52万人にも販売して、開発させられたメーカーなど、事業責任を負うはずのNTTの責任はどうなるんでしょうか?
 

NTT Lモード終了

 

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 NTTドコモの携帯電話向けインターネット接続サービス「iモード」が一挙に普及したのに“対抗”して主婦や高齢者などの利用を当て込んだが、そもそもターゲットとした高齢者ですら携帯でメールを打ち孫と連絡を取り合う状況では、固定電話でメールをする価値が見出せなかったようです。
 

NTT Lモード終了

 
NTTでは、撤退の理由をADSLなどのブロードバンド回線の定額制インターネット接続サービス人気に加えて、従量制料金などが敬遠され、普及率が伸びなかったとしていますが、サービスの開始当初から開発したメーカーにやる気を起こさせるビジネスモデルもなく、子会社ドコモのiモードを真似ただけのサービスでは、進化しない固定電話機では、継続的な利用は見込めないのは当選でしょう。
 
それでもNTTの営業マンが必死に販売して、高齢者に売った契約者数は16年8月末に52万件もあったそうですが、機器の開発投資やサービスの維持運営に当てた費用を考えると、初期目標とした200万件は必要だったのでしょうが、目標には遠く及ばず、18年11月末に新規受付を終了してサービスの終了を待つばかりとなっていました。3年耐えてやっと終了となったようです。
 
同様にソフトバンクモバイルが提供する第2世代携帯電話(2G)も31日午前10時までにサービスを終了しました。利用者は順次、第3世代(3G)サービスに移行しており、2月末時点で54万人でしたが、この場合には3G端末と言う代替えがある訳で、NTTのLモードとは全く違う終了となっています。。今後ドコモも2G(PDC)サービスを24年3月末の終了を予定しているので、必死にFOMAへの切り替えを進めて他社に流れないように施策を打っています。
 
 Lモード開始当初に仕事で少し関わったのを思い出しましたが、当時から嫌な予感がしていたのははっきりと覚えています。寂しい気持ちと何も出来なかったのか?とこのニュースをみて感じました。。。
 

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HOMENews BlogsInternet NTT DoCoMo | April 2, 2010 |  twitter Livedoor Buzzurl はてな Yahoo!ブックマーク人が登録
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