まず。今の電力の契約を確認しました。
契約の種別が、東京電力の従量電灯Bタイプで40A契約です。
40A 1契約につき 1,092円00銭
この契約では、1段料金として、最初の
120kWhまで(第1段階料金) 1kWhにつき17円87銭
120kWhをこえ300kWhまで(第2段階料金)1kWhにつき22円86銭
上記超過(第3段階料金) 1kWhにつき 24円13銭
と言うように、消費電力が多く120kWh〜300kWhまで4.09円/kWhと値段が段階的に上がる契約でした。このままだと消費電力が多くなれば、月間の電気代もうなぎのぼり!?しかも青天井なので、携帯電話の上限が決まっているパケ放題のような訳にはいかず、パケ放題契約だからと勘違いしてパソコン通信に使って、数万〜数百万請求された携帯電話代のような衝撃を受けました。携帯電話の料金ばかり気にしてましたが、電気代も減らせれば家計も少し改善します。なんとかしなければ…
三段階料金制度とは
三段階料金制度とは、省エネルギー推進などの目的から、昭和49年6月に採用したもので、電気のご使用量に応じて、料金単価に格差を設けた制度のことです。
第1段階は、ナショナル・ミニマム(国が保障すべき最低生活水準)の考え方を導入した比較的低い料金、第2段階は標準的なご家庭の1か月のご使用量をふまえた平均的な料金、第3段階はやや割高な料金となっています。
さて。このままでは…この契約を見直すか!食器洗い乾燥機導入に伴いライフスタイルを買えない限りは電気代が間違いなく上がります!東電のホームページにライフスタイルに合わせて、選べる料金プランがいくつかありました。これを見ていると、携帯電話の料金のようですね…携帯電話の料金は毎月気にしていましたが、これを見ると同じお財布から出すお金ですから、電気代も水道代も考えて料金プランをチューニングした方がいいですね。。。早速!生活スタイルに合った料金メニューを探しましょう!
TYPE A 電気は時間に関係なく自由に使いたい!
昼型
使用する時間帯に関係なく、いつ使っても料金は一定。電灯契約のスタンダードメニューです。
TYPE B 電気は夜に使うことが多い!
夜型
夜間の料金が昼間に比べ、グッとおトク。夜型のライフスタイルのお客さまに最適なメニューです。
電気製品のタイマーを活用することで夜間に電気炊飯器などをご使用いただいたり、エコキュートや電気温水器などの夜間蓄熱式機器をご使用いただくことでメリットが活かせます。
また、IHなどの定格電力200Vのクッキングヒーターをご使用のお客さまには「スマイル・クッキング割引」がご利用いただけます。
おトクなナイト8(時間帯別電灯[夜間8時間型])
夜間時間 毎日午後11時から翌朝の午前7時まで
昼間時間 毎日午前7時から午後11時まで
おトクなナイト10(時間帯別電灯[夜10時間型])
夜間時間 毎日午後10時から翌朝の午前8時まで
昼間時間 毎日午前8時から午後10時まで
TYPE C 電気温水器を使っています!
昼型
一般のご家庭のスタンダードなメニューである「従量電灯」と、深夜から朝にかけての電気を使用するため、料金が割安になる「深夜電力」の組み合わせです。
* 従量電灯+深夜電力
おすすめの料金メニューは「従量電灯+深夜電力」
電気温水器を使っているけど、昼間も家族が在宅で、電気の使用量も昼間がかなり多いお客さまに最適なメニューです。一般のご家庭のスタンダードなメニューである「従量電灯」と、深夜から朝にかけての電気を使用するため、料金が割安になる「深夜電力」の組み合わせです。
「深夜電力」は、電気温水器や蓄熱式床暖房などの夜間蓄熱式機器を使用される場合の契約で、以下のように電気温水器などの種類により、適用される契約が違います。
深夜電力B
契約電力1kW以上の夜間蓄熱式機器(電気温水器や蓄熱式床暖房など)にご利用いただけるご契約です。毎日午後11時から翌朝午前7時までの8時間、電気をご使用できます。契約電力はお使いになる機器に合わせて決定します。
* ※お客さまの電気温水器のタイプは温水器表面に貼付してあるマークをご確認ください。
第2深夜電力
短時間でお湯を沸き上げるタイプの電気温水器などにご利用いただける契約で、深夜電力Bよりも割安です。毎日午前1時から午前6時までの 5時間、電気をご使用できます(電気温水器の種類は5時間通電タイプになります)。
夜型
夜間の料金が昼間に比べ、グッとおトク。夜型のライフスタイルのお客さまに最適なメニューです。
* おトクなナイト
夜間の料金が昼間に比べ、ぐっとおトク。夜型のライフスタイルのお客さまに最適なメニューです。電気製品のタイマーを活用することで夜間に電気炊飯器などをご使用いただいたり、電気温水器などの夜間蓄熱式機器をご使用いただくことでメリットが活かせます。また、IHなどの定格電力200Vのクッキングヒーターをご使用のお客さまには「スマイル・クッキング割引」がご利用いただけます。
「おトクなナイト8・10」のメリットを活かすには。たとえば
* 電気炊飯器、食器洗い乾燥機などの電気製品をタイマーを利用して夜間時間に使用する。
* エコキュートや電気温水器、蓄熱式電気床暖房など、夜間蓄熱式機器を使用する。
TYPE D 給湯もキッチンも電気!
エコキュートや電気温水器など夜間蓄熱式機器等(総容量が1kVA以上)をお持ちのお客さまにご利用いただけるメニューで、キッチンも電化という方におすすめです。
「電化上手」のメリットを活かすには。たとえば
* 電気炊飯器、食器洗い乾燥機、全自動洗濯機などの電気製品をタイマーなどを活用して夜間時間に使用する。
* エコキュートや電気温水器に加え、蓄熱式電気床暖房などの夜間蓄熱式機器を使用する。
* 朝晩時間に、IHなどのクッキングヒーターを使用する。
TYPE E IHクッキングヒーター使ってます!
IHクッキングヒーターのご使用で電気料金が割引になります。
さて、各種…いろいろと電気料金にも、SoftBankの携帯電話に負けないくらいの複雑な契約があるのが分かりましたが、残念なのは自分の電気の料金プランを変える為の基礎データが判らないことでしょうか。深夜消費の電力が多いのか?昼の電力消費が多いのか?
電気料金を見直すために、まず東電の「
電気のシェイプアップカルテ」に会員登録を申し込みました。。。IDはメールで送られてくるようですが、パスワードは後日郵送(2週間?)と言う事で、個人情報ですから仕方ないのでしょうか。。。
この東電の「電気のシェイプアップカルテ」を使えば、家庭の電気のご使用量と料金(過去2年分)をインターネットでチェックできるようになるので、このデータを見てから料金プランを考えましょう。
「電気のシェイプアップカルテ」が届いて、家庭の電力消費を確認しました。
結論から言うと、我が家の諸費電力は同じ契約をしている家庭よりもかなり多く電力を消費している電気のヘビーユーザーでした。考えられる理由は、子供が昼に家にいるため昼の電力も使い、夜は帰宅後にパソコンや大画面プラズマテレビを点ける生活が多く、昼夜電力を消費することが理由と考えられます。
残念ながら東電の「電気のシェイプアップカルテ」では、昼夜の電力消費の時間帯など判ると思っていたのですが、契約が従量電灯Bタイプの場合には、その契約にしたがったデータしか提供されないようです。このあたりは携帯電話のパケットの方が親切かもしれないとかんじました。
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電気料金シミュレーション
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わが家のアンペアチェック
東電の電気料金シュミレーションやアンペアチェックでは、本当にどこの機器やいつ使っている電力が多いのか判明できないので、「
ワットチェッカー 電力」を導入することにしました。
このコンセントタイプ消費電力計(
ワットチェッカー) TAP-TST5ならば、消費電力などの数値を瞬時に計測。8種類の測定ができる検電器なので、特に電力消費の多そうな、パソコン+モニター、空気清浄機、タバコの吸煙機、無線LAN、マウス、キーボード、携帯電話の充電など束ねているコンセントにこれを使い、消費電力を図り改善を目指すことにします。
さて、週末13日に注文した
ワットチェッカーが本日16日に届きましたので、早速電力消費が多そうなパソコン周りを調査しました。パソコンは二つのコンセントから電力を取っているので、まずはPC本体の電源周りを調査しました。
参考までに,2010年4月の請求のあった総消費電力は658kWhで14686円です。この内699円が消費税相当額となるので、実質13987円が電気代となります。
PC周りで1時間だけ計測した消費電力は310w、103v近辺で、1kWh20円換算で1時間5.88円、1日24時間で141円、1週間付けっぱなしだと987円、1ヶ月毎日24時間使って4233円だと計算されました。実際には1日4時間程度の使用なので120時間X5.88円=705円でした。…長時間の調査ではないので、数字の精度はよくありませんが、概算の金額になります。
短時間でしかもPCを起動中の計測ですので、実際には1日の内20時間はPCを使っていないので、昨夜計測開始してからそのまま計測を続けて、24時間のトータル消費電力を確認しました。
24時間計測ではトータル38.8円、1時間平均で1.62円、一週間では272円、一ヶ月だと1166円となりました。
この差がPCを24時間稼働させたと想定した場合に比べると、1時間あたりで-4.26円、1日-102.2円、715円となります。PC起動中は目的があって使っているので、問題になるほどの消費電力ではないことが見て判る効果がありました。
次に、別コンセントから給電している周辺機器(空気清浄機やルーター、モニター)を調査しますが、それ以外にもエアコン、LED電気など使っているので総合的に考える必要がありそうです。
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ワットチェッカー 電力