松井秀喜開幕マイナーか?と今日のニュースで話題になっていました。松井秀喜がオープン戦で初の本塁打の直前に放った痛烈なファウルが…右翼後方の駐車場にあった球団オーナーのモレノ氏のメルセデス・ベンツのフロントガラスを直撃し破損したそうです。しかし写真など見る限り、オーナーは笑顔で喜んでいるようにも見えました。
オーナーのメルセデスに亀裂が入ったガラスを見た松井秀は「本塁打を打ったので怒りも多少は収まったはず」と苦笑していたそうですが、この特大の場外弾ファウルで高級車破壊のオーナーは「妻が座る側だから問題ない」と余裕のコメント。さすが〜!
松井、開幕1号本塁打!新球団で初戦は“ゴジラ・ナイト” エンゼルスの松井秀喜外野手(35)が5日(日本時間6日)、新天地のエンゼルスタジアムで行われたツインズとの開幕戦に4番指名打者で先発、1号中越えソロ本塁打を放ち、鮮烈な本拠地デビューを飾った。新主砲の挨拶代わりの移籍後初アーチに地元ファンは大熱狂。さらに決勝の右前打も放つ4打数2安打2打点の活躍で6−3で快勝し、赤ゴジラは順風満帆の船出となった。 真っ赤なヘルメットをかぶった松井の大アーチが、真っ赤に染まった本拠地スタンドに吸い込まれた。4−3でリードした8回先頭での第4打席。相手3番手左腕ミハレスがカウント2ストライク1ボールから投じた外角のスライダーを、バットに乗せるような打撃。打球は滞空時間の長い大きな放物線を描いた。 ツインズを突き放す一発にスタンドは一斉に総立ちとなり、球場はまるで燃え上がるような盛り上がり。ベンチに戻ると手荒い祝福を受けた松井はソーシア監督と握手。ハンター外野手は手を合わせて拝んでみせた。 松井はこの日、2打席目まで遊飛、遊直と倒れたが、3打席目からは本来の打撃をみせた。3−3の同点で迎えた5回2死一、二塁の好機から、移籍後初安打となる右前適時打。結果的にこの初打点が決勝打となった。2ストライクと追い込まれてからの勝負強い打撃だった。 「よかったです。決勝適時打はどうしても点が欲しい場面だった。最後に甘く入ってきたところをうまく打てた」 試合序盤はさすがに固さがあった松井だが、この適時打のあと、一塁上で緊張が解けたような笑顔。相手先発べーカーをKOしたことで、試合の流れを引き寄せた。 松井の開幕戦4番指名打者での先発は、ヤンキース時代の昨季に続いて2年連続の快挙。渡米1年目の2003年本拠地ヤンキースタジアムでの満塁本塁打など開幕戦にはめっぽう強い。新しいユニホームを身につけて、初戦から本拠地の声援を全身に浴びるデビュー戦だった。5番モラレスとのアベックアーチも勝利を彩った。 「声援をもらって正直、うれしかった。たくさんのお客さんに期待されていると感じる。きょうみたいな日がこれからもたくさんあれば、僕もみなさんも、新しいユニホームが似合うと思ってくれるようになるでしょう」 納得の開幕戦を終えて、松井はほっとしたような表情だった。 ロサンゼルス・エンゼルス松井秀喜いきなり昨季のワールドシリーズMVPに輝いた勝負強さを発揮した。 「今夜は“ゴジラ・ナイト”だな。あいつは本物だよ」と松井を絶賛したのは、チームの主力であるトリー・ハンター外野手。「俺はいつも言っていただろ。ヒデキは物静かなクラッチヒッター(好機に強い打者)だって。それが証明されたな」 指揮官のマイク・ソーシア監督も「ヒデキは状況に応じたバッティングを心得ている。みんなも彼がプロフェッショナルな打者だということを目の当たりにしたはずだ」と、松井を称賛。「ヒデキは才能と経験がある。今季が彼にとって実り多きシーズンとなることを願っているよ」と、今後の活躍に期待を寄せていた
松井秀喜NYに凱旋。ファンは総立ち。感動のワールドシリーズ・チャンピオンリング贈呈式 お帰り、ゴジラ!エンゼルスの松井秀喜外野手(35)が13日(日本時間14日未明)、昨季まで7年間プレーしたヤンキースタジアムに移籍後初めて凱旋した。試合前にはワールドシリーズ優勝リングの授与式が行われ、松井はただ一人、赤いユニホームで参加。同シリーズでMVPを獲得し、ヤ軍を9年ぶりの世界一に導いた英雄はニューヨークのファンに総立ちで迎えられた。 世界の頂点でニューヨーク愛を叫んだあのシーンから160日、松井がヤンキースタジアムに帰ってきた。夢にまで見たチャンピオンリング贈呈式。ジーターの後に名前が呼ばれると、観衆は総立ちで拍手を送った。ジラルディ監督からリングを受け取った松井の元にかつてのチームメートたちが一斉に駆け寄り、熱い抱擁を交わした。ヤンキースを9年ぶりのワールドチャンピオンに導いたMVPは、間違いなく主役だった。 「あくまで去年のことですけど、一瞬だけでもその喜びに浸りたい。そのために7年間やってきましたから」。敵ながらヤ軍ナインに負けない声援を送られ、この時ばかりはさすがに白い歯をこぼした。 練習前には日米メディア向けに異例の凱旋会見が用意された。新ヤ軍打線の印象を問われると「去年までいた日本人がいなくなったけど、相変わらず強いなという印象ですね」と冗談を交えた。ヤ軍のジラルディ監督は「ユニホームの色は違うが、彼がここに戻ってきてくれて素晴らしい」と歓迎した。 わずかな時間、あの感激がよみがえってきた松井だが、既に心の中は整理できている。新天地では4番として、いずれもチームトップの打率・370、2本塁打、5打点をマーク。昨年オフの残留交渉でキャッシュマンGMが「ノーチャンス」と失格のらく印を押した左翼の守備にも就いてフル出場を果たした。ヤ軍は判断を誤ったのでは、と問われると「僕自身はまだできると思うが、ヤンキースの事情もあった。理解はしている」。今は違うユニホームを着て、自身にとって2年連続の世界一を目指すことしか頭にはない。 11日の試合後に、チームより一足早く夜行便でニューヨーク市内の自宅に移動し、前日は完全休養でリフレッシュ。初めてビジター用のロッカーに足を踏み入れ「別の球場にいるみたい」と苦笑いした。世界一のお立ち台で「ニューヨークが好きだし、ヤンキース、チームメートも好きだし、このファンが大好きだから」と宣言したヤ軍のゴジラはもういない。「ニューヨークの街は好きで愛着もあったけど、今は心にしまい込む。カリフォルニアの生活を楽しみたい」と決別を宣言し、自らが1度は頂点に導いた世界最強軍団に挑む。 <松井一問一答> 昨オフ、ヤ軍に戻るチャンスはあったのか? 「戻りたい気持ちはありましたけど、エンゼルスからオファーをいただき、来てほしい気持ちが凄く伝わってきた。その時点で僕の気持ちは変わりました」 ジーターは今でも“一番好きな選手の1人”と話しているが? 「僕も最も尊敬する選手だし、友人。ワールドシリーズ以来だと思いますけど、久しぶりに会って話したいと思います」 外野の守備は? 「今のところ順調に進んでいると思う。9回守っても問題ないですから。少しずついい状態になってきていると思う」 ワールドシリーズ以来のヤンキースタジアムだが、あの時のような特別な感情は湧くか? 「ユニホームが替わっているので分からないですけど、着ていたユニホームを相手に戦うわけですから。そういう気持ちはないと思います」
外野の守備は? 「今のところ順調に進んでいると思う。9回守っても問題ないですから。少しずついい状態になってきていると思う」
ワールドシリーズ以来のヤンキースタジアムだが、あの時のような特別な感情は湧くか? 「ユニホームが替わっているので分からないですけど、着ていたユニホームを相手に戦うわけですから。そういう気持ちはないと思います」
大リーグ、エンゼルスの松井秀喜は13日(日本時間14日)、敵地ヤンキー・スタジアムで行われたヤンキースとの3連戦第1戦に「4番・DH」で先発出場し、5打数無安打だった。エンゼルスは5−7で敗れた。 昨季まで在籍したヤンキースとの今季初対戦。試合前には昨シーズンヤンキースの一員として勝ちとったチャンピオンリングが松井秀にも贈呈され、ワールドシリーズMVPにも輝いた功労者に、超満員のファンからスタンディングオベーションが贈られた。 しかし、この日の松井秀は結果を残すことができなかった。スタンディングオベーションで迎えられた第1打席は空振り三振に終わると、続く第2打席も初球を打ってショートゴロ。その後もセカンドゴロ2つにセカンドフライと2試合続けて無安打に終わり、打率を3割1分3厘とした。 試合はヤンキースが初回にジョンソンの1号ソロ本塁打で先制すると、3回にはジーターも今季1号ソロ本塁打をライトに放ち2−0に。その後もヤンキースが3点を加え0−5で迎えた8回にエンゼルスがモラレスのソロ本塁打で1点を返したが、その裏に2本のタイムリーで1−7とリードを広げた。エンゼルスは9回にアブレイユの満塁弾で4点を加え5−7と2点差まで迫ったが、最後は松井秀がセカンドフライに打ち取られ試合終了。エンゼルスは今季6敗目を喫した。