3月10日に、アメリカ・フォーブス誌(Forbes)が発表しましたが、2010年版「The World's Billionaires(世界長者番付) は1011人で、保有資産10億ドル超の富豪は、2008年秋以降の金融危機で、昨年793人まで減っていたものの景気回復を受けて、前年比約27%増加。 今回の数字だけで見ると、やはり現場で働く人が一番稼いでいる?ビル・ゲイツ氏がマイクロソフトの経営者として現役だったころは、13年連続の首位が毎年の話題でしたが、引退ともに3位となり、現役のメキシコの通信・メディア業の実業家カルロス・スリム氏が、総資産額は前年から約185億ドル増の約535億ドル(約4.8兆円)となり、前年の3位から初のトップとなったとか。
スリム氏は2009年からの1年間に185億ドル(約1兆6650億円)も資産を増やし、資産総額535億ドル(約4兆8150億円)となりました。昨年首位だったゲイツ氏は130億ドル(約1兆1700億円)資産を増やして、資産総額は530億ドル(約4兆7700億円)となり、昨年2位だった投資家のウォーレン・バフェット氏は100億ドル(約9000億円)資産を増やして資産総額470億ドル(約4兆2300億円)となったということです。 1位 カルロス・スリム氏 テレフォノス・デ・メヒコ メキシコ 2位 ビル・ゲイツ氏 マイクロソフト アメリカ 3位 ウォーレン・バフェット 投資家 アメリカ 4位 ムケシュ・アンバニ リライアンス・インダストリーズ インド 5位 ラクシュミ・ミッタル ミッタル・スチール インド 6位 ラリー・エリソン オラクル アメリカ 7位 ベルナール・アルノー LVMH フランス 8位 エイキ・バチスタ EBX ブラジル 9位 アマンシオ・オルテガ ザラ スペイン 10位 カール・アルブレヒト アルデイ ドイツ アメリカ人以外の首位は、記録上94年の西武鉄道会長(当時)の堤義明氏以来16年ぶりとと言う事ですが、この堤氏は捏造された資産だった訳で、歴史から消されても仕方が無いように思いますが。