話題のナレッジベース | Knowledge Base Weblogs space
HOMEBlogs index DigitalCamera >> space
space space
space
space
space
space
July 19, 2010 space
   space
space

ソニー「NEX-5」「NEX-3」ミラーレス ボケが売りのデジ一眼

space

ソニーからミラーレス一眼「NEX-5」「NEX-3」が登場したことでデジタル一眼市場の中でも、コンパクト化カラーバリエーションなど多様化が市場の拡大に繋がっている。売れ行きが好調なソニーの「NEX」シリーズは、フルハイビジョン動画を撮影できる「NEX-5」が11.1%で2位にランクイン。まずまずの出だしだ。カラーバリエーションが多い「NEX-3」は、5.3%で8位に入っている。
 

tp02_pict.jpg

 

space

 
 「NEX-3」or 「NEX-5」:3を買うか5にするか!違いは…
 
ソニー「NEX-3」と「NEX-5」は兄弟機の位置づけで、機能的な違いはフルHD撮影の有無を除けばほとんど大差はないが…価格差は1万円以上ある。「3か5か」をNEX-3とNEX-5の価格的には1万5000円(NEX-5は7万9800円〜、NEX-3は6万4800円〜)。
 
「3か5か」を考える際、まず考慮しなくてはならないのは性能面での違いだろう。ただ、前述したよう、その違いは動画に関する機能のみだ。上位機種のNEX-5はAVCHD:1920×1080ピクセル(59.94i)/MP4:1440×1080ピクセル(29.97fps)での録画が可能だが、下位機種のNEX-3はMP4:1280×720ピクセル(29.97fps)のみとなっている。
 
AVCHDのフルハイビジョン録画へ1万円以上の価値を見いだせるならば、NEX-5で決まりだが、デジタルレコーダーとの連携などを考慮しないならばMP4/1280×720ピクセルの動画も十分に実用的で、デジカメに動画をどこまで求めるか!?次第で決まる。
 

nex_3_5_0772.jpg
左がNEX-3 : 右がNEX-5の方が小さい 

 
 ボディデザインがNEX-3とNEX-5で大きく異なる部分がある。
 
 それがボディデザインだ。「レンズと板」というデザインコンセプトは共通しているが、マウント及びグリップを除くサイズは、NEX-5が110.8(幅)×58.8(高さ)×38.2(奥行き)ミリNEX-3が 117.2(幅)×62.6(高さ)×33.4(奥行き)ミリとNEX-3のほうがわずかながら大きい。

 NEX-3はグリップがあまり前方に突き出しておらず、右手でグリップを握りこむという撮影スタイルにはあまり適さない。もちろん不可能ではない(右手小指を本体下にあてがうようにすればそれなりに安定する)が、左手でボディ下とレンズを支えるように持ち、右手は添えるぐらいの感覚で構えた方がいい。NEX-5はグリップが前方へ飛び出しているので、右手で握りこむだけでも安定するので、それぞれホールディングの感覚が微妙に異なる。ここも「3か5か」を考える際に無視できないポイントになるだろう。
 
 もうひとつデザイン面での違いは、カラーバリエーションの存在が挙げられる。
 
 NEX-5はシルバーとブラックの2色だが、NEX-3は加えてレッドとホワイトの4色が用意されている(NEX-3のシルバーはソニースタイル限定カラー)。まとめると、NEX-3とNEX-5の違いは「動画性能」「ボディデザイン」「ボディカラー」の3点で、その価格差は1万5000円と、お買い得感という意味では、NEX-3の方が高いと思う。
 
 
持つスタイルも、撮るスタイルも新しい、New“α”『NEX-3』。
 
『NEX-3』は、小さなボディの中に、「一眼カメラならでは」の撮影が楽しめる機能をしっかり搭載。例えば、一眼の醍醐味である「ボケ味」の調整が簡単にできる「背景ぼかしコントロール」や、シーンに合わせて撮影のコツをワンタッチで表示する「撮影アドバイス機能」など、初めての一眼ユーザーの方にも気軽に楽しんでいただける機能が多数搭載されています。
 
New“α”『NEX-3』なら、普段の何気ない食卓の風景を撮ったり、散歩に持ち出して草花を撮るなど、気のむくままにシャッターを切って、カジュアルに、スナップ感覚で感動を残すことが出来ます。
 
このNEX-5は、カメラのユーザー側にたった本質的なマーケティングのもとにつくられた傑作だと思います。★「いい写真を撮るために、マニアにならなくても大丈夫!」という、メッセージが、操作体系のすべてに感じられます。
 
NEX-5は、プログラムオートがとてもよくできていて、ムダな動きをしなくても、だいたい良く撮れてしまいます。風景は、オートHDRを使うと、ほっといてもいい写真になります。
 

Sony Style(ソニースタイル)

 
【デザイン】
好みでしょうけれど、高級感が無いところがおしゃれで、現代の若者向きな感じがします。
私的には、このズームは、ちょっと大き過ぎ、主張しすぎでしょうか。

【画質】
一眼レフというより、あまり自分的に調整できないのでコンデジ風の処理の感じですが、高感度が使えるので、そこが生きると思います

【操作性】
お世辞にも操作性はよくありません。
全てが液晶モニターで呼び出すので、その間に被写体が逃げていきます。
設定も何も無くカメラ任せに、ただシャッターを押す使い方に適します。
簡単コンデジと思えばいいのですが、ハイエンドコンデジには代えられないでしょう。

【バッテリー】
すべて液晶だよりですから、こんなものでしょう。
1泊とか、一日でも撮影枚数が多いなら、予備が必要ですね。

【携帯性】
ボディだけなら小さいのですが、ズームレンズを付けると、やはりそれなりの大きさなので、小型の一眼レフと同様なバックになります。

【機能性】
コンパクトデジカメと同様の一応の機能は持っているが、汎用のストロボが付かないし、シンクロ接点も無いから、一眼レフのような本格撮影は無理。
付属のフラッシュは、外付けとしてはガイドナンバーが小さ過ぎで考えられず、気休めに常時つけるには邪魔。

【液晶】
屋外でもそれほど視認性が落ちないし綺麗で、現時点で最高の部類でしょうか。

【ホールド感】
フィルムコンパクトカメラに似た感じで悪くは無いですが、ファインダーを覗くわけではないから、ホールド感など関係ないかもしれません。

【総評】
一眼レフの代わりとしては、力不足、コンデジとしてはズーム倍率を求めると大きすぎるし、どちらの変わりにもなりえないので、新しい第3の形の提案として評価しようと思います。


 
ソニー「NEX」シリーズの好調で市場が伸びているミラーレス一眼だが、他社製品は、オリンパスの「OLYMPUS PEN Lite E-PL1」が5.9%で7位、パナソニックの「LUMIX GF1」が4.1%で10位、「LUMIX G2」が3.4%で11位と、なかなかランキングのトップ5には入ってこない。   
 
「NEX」シリーズの盛り上がりが落ち着いた後も、今の勢いを維持できるかどうかが、ミラーレス一眼の市場確立のカギとなるだろう。
 
tp01_img.jpg

 
Sony Style(ソニースタイル)
 
■楽天:ソニー NEX
 

space
HOMENews BlogsDigitalCamera | July 19, 2010 |  twitter Livedoor Buzzurl はてな Yahoo!ブックマーク人が登録
space


space Entries of this Category
space

  Next >> 裏技:Google検索窓に「魔法の文字」入力でゲームが遊べる! >> 

Google検索でゲームが遊べる「魔法の文字」があるの知ってました?マジック・ワードと呼ばれる「イースターエッグ」で、海外の技術者は昔から、お遊びで隠しコマンドなど仕事中にプロ...»この話題を見る…


  Previous << ソニー「NEX-VG10」レンズ交換出来るハンディカム発表 << 

ハンディカム「NEX-VG10」最大の特徴であるレンズ交換方式、大型イメージセンサーを活かし、被写界深度の浅い背景ボケのある映像撮影が可能。ジョグダイアルやホットキーを組み合わ... »この話題を見る…


space
space
Welcome to knowledgeBase  Blogs  ▲TOP