シャープは、3Dテレビ「AQUOS クアトロン3D」など発表した。4原色パネル技術「クアトロン」を全面的に採用し、3D映像も“断然、明るい!”とアピール。AQUOSの新製品は、3D対応の「LV3」ライン4機種すべて4原色パネルとLEDバックライトを採用しており、 40V型から60V型まで4サイズを用意している。
注目は!「AQUOS クアトロン3D」40V型:28万円前後 3D表示方式は、先行した他社と同じフレームシーケンシャルタイプを採用しているが、4原色パネルとUV2A、スキャニングLED バックライト、新開発の駆動方式「FRED」を組み合わせ、画面が暗くなりがちな3D表示でもクロストーク(2重像)を抑えながら明るい画面を実現している。光の利用効率は、従来のASV液晶に比べて1.8倍に達する LV3ラインでは、画面の下に3Dメガネを同期させる赤外線トランスミッターを内蔵。3D専用メガネは1つ付属するほか、オプションとして1つ1万円程度で購入できる(オープンプライス)。なお、標準添付の3Dメガネはシルバーのみだが、オプションはほかにレッド、ブルーのカラーバリエーションも用意する。また、2D映像の3D変換機能も搭載しており、リモコンの「3D」ボタンを押すと、テレビが映像信号を分析して、疑似的な3D映像を表示できる。