携帯電話と連動したデジタルフォトフレームが売れてますね…売れていると言うのは正確な表現ではないかもしれません。SoftBankでは携帯電話の加入者水増し用？にデジタルフォトフレームを”０’円で配っている（月額料金はちゃんと回収）のですから。。。しかし普及のキッカケには十分なっているでしょう。そこに目をつけて、ａｕもやっとデジタルフォトフレームを通信回線とセットで発売するようです。
ａｕが発売する「PHOTO-U SP01」は、ドコモやSoftBankより遅れた分、機能面ではちょっとだけ魅力的になっています。それは将来コンテンツとして課金モデルにもなる可能性のある、Flashに対応しているからです。 「PHOTO-U SP01」では、CDMA2000 1xEV-DO Rev.A対応の通信モジュールを内蔵したデジタルフォトフレームで、7インチ、800×480ピクセル、約26万色表示の液晶ディスプレイを装備して、 1GBの内蔵メモリと外部メモリ（最大16GBのmicroSDHCカードに対応）が利用できます。このあたりの仕様は他社とも同じような仕様で、メモリ内の写真を表示できるほか、auの携帯電話や他社の携帯電話、パソコンからメールで送られた写真を表示できるなど、デジタル・フォトフレームの基本機能は必要十分です。 そして、他社とは違う点は、表示できる画像ファイル形式に JPEG や GIF といった画像のほかにも、Flash Lite 3.1対応のアニメコンテンツも表示できることでしょう。 「PHOTO-U SP01」向けにコンテンツを配信するポータルサイト（コンテンツ提供および運営：プライムワークス）がオープンするとのことで、写真やFlashコンテンツが配信されるので、画像の表示以上の表現力を使えるようになりそうです。 「PHOTO-U SP01」にWebブラウザのような機能は用意されないそうですが、携帯電話からポータルサイトへアクセスして、機能やコンテンツの購入手続きを行うことが予想されています。このほかにもメールフィルター機能によって、メールの受信相手を選べるようにすることで、まさかとは思いますが…無闇に送られてくる迷惑メールを自宅や田舎の両親のフォトフレームに表示させることを回避できるようになります。 ※これはドコモのフォトフレームでは最初から設定されている機能なので、特別auが素晴らしい訳ではありません。ドコモの場合は、管理者が送ることができる相手を管理画面で最初に設定してから接続出来るように成っています。（一応ドコモのフォトフレーム・ユーザーなので。） auのフォトフレーム「PHOTO-U SP01」は、他社と同じ販売方式で、機器の一時レンタルではなく、フォトフレーム専用の電話番号とセットの回線契約とともに販売されるので、新規契約者が足りない時には、SoftBankのように’０’円で配ることも可能です。 「PHOTO-U SP01」向けの月額利用料は、ドコモやSoftBank通信料込みのプランになる予定とのことで、ここで固定料金の値下げ競争があれば少しでも安くなるのですが…具体的な料金体系は今後、競合他社と比べて戦略的に競争力のある価格を期待します。 一点懸念は…今回はCDMA2000 1xEV-DO Rev.A対応と言う事ですが、将来的にはauもLTEへ移行すると表明していますので、数年以内にはCDMA2000 1xEV-DO Rev.A対応使えなくなる可能性があります。ドコモやSoftBankならW-CDMAの上位互換のあるLTEなので基地局など使えますし、通信モジュールだけ入れ替えると言う選択肢もありそうです。フォトフレームは長く使う可能性もあるので、auは難しい状況を作り出して、お客様には使えなくなったら買い換えてねって携帯電話のような売り方を考えているんでしょうか？通信モジュールだけ交換できればいいですが。。。 au も！やっとデジタルフォトフレーム発売 でも6月以降〜 ドコモ「お便りフォトパネル」を買って、ソフトバンクは止め… デジタル・フォトフレーム「VGF-CP1」無線LAN機能を搭載 デジタルフォトフレームが流行るかも！なんか欲しいんですょ。
