レッドブルF1レーシングは、2010年の新車RB6を発表した。水曜日の朝ヘレスのピットレーンでセバスチャン・ヴェッテルとマーク・ウェーバーによってお披露目されたルノーエンジン搭載のマシンは、本日から行われるテストで、まずウェーバーによってドライブされることになっている。
ジャガーを買収し2005年からF1に参入したレッドブルは、昨年はシーズン中盤でダブルディフューザーを取り入れなければならなかったにも関わらず、両タイトルを賭けてチャンピオンシップを戦い抜いた。 エイドリアン・ニューウェイが手掛けた今年のマシンは、周知のように昨年のマシンの進化形であるが、新車は来年から禁止されるダウンフォースを生み出すデバイス、ダブルディフューザーが設計段階から組み込まれている。
「嬉しいけれど、候補であろうとなかろうと全然気にしていないよ」と22歳のヴェッテルは笑みを浮かべた。「自分の目標があるし、今年自分が何を成し遂げたいのか分かっているんだ」
「今一番大切なのはマシンが走っていることと、マシンの信頼性と速度を改善することだよ。まずマシンを走らせて、それから自分達のマシンがどの程度なのか把握し、それによって予測を立てることができるんだ」
「もちろん究極の目標はあるよ。昨年よりもう一歩近付くことだよ!ワールドチャンピオンシップを制したいんだ。僕達が候補だと思われているのなら素晴らしいし、そう思われていなくても構わないよ!」
レッドブル カシオとの提携を延長 レッドブル・レーシングは、カシオ計算機とのスポンサー契約を延長したことを発表した。電子辞書や時計メーカーとして知られるカシオは、男性用腕時計「エディフィス」のプロモーションにレッドブルドライバーを起用している。 セバスチャン・ヴェッテルとマーク・ウェーバーの両ドライバーはカシオの広告に起用され、今シーズンもカシオのロゴがドライバーのオーバーオールやチームウェアに描かれる。「カシオとエディフィスとの関係を延長することができ満足している」と、チーム代表のクリスチャン・ホーナーは語った。 「我々がチームとして行っている全てのことは、F1で最も速く最も信頼性のあるクルマを作ることを目標にしている。これはエディフィスのブランドコンセプトである『スピードとインテリジェンス』と一致している。エキサイティングな2010年シーズンを楽しみにしているよ」
「我々がチームとして行っている全てのことは、F1で最も速く最も信頼性のあるクルマを作ることを目標にしている。これはエディフィスのブランドコンセプトである『スピードとインテリジェンス』と一致している。エキサイティングな2010年シーズンを楽しみにしているよ」