Blu-ray 3Dでは、パナソニックハリウッド研究所(PHL)が提案し、BD規格に採用されたMPEG-4 MVCという新しい映像技術を導入している。左目用、右目用の2系統のフルHD映像を1枚のディスクに記録する点が、Blu-ray 3Dの特徴だが、MPEG-4 MVCでは、左目/右目用のどちらかを基準映像として記録し、もう一方については、基準映像と重複する部分は記録しないで共用するという仕組みを取る。これにより、2つのフルHD映像を独立して記録する場合に比べて、約1.3倍の圧縮効率向上を実現している。