話題のナレッジベース | Knowledge Base Weblogs space
HOMEBlogs index BroadbandWirelessLANmobileスマートフォン/PDA >> space
space space
space
space
space
space
June 30, 2010 space
   space
space

WiMAX対応Android携帯第2弾「Samsung Epic 4G」発表

space

米キャリア Sprint が4G(正確には3.9G)対応端末として先月発売になった、HTC EVO 4G の次のモデルとしてWiMax対応の携帯端末「Samsung Epic 4G」をSamsung サムスンGalaxy S Proをベースに開発しました。この端末で注目する点は、Samsungが開発した次世代LED有機EL「AMOLED」でしょう。iPhone 4のRetinaディスプレイにもひけをとらない高精細ディスプレイが期待できます。
 

background.jpg

space

 
 Epic 4Gは、SamsungのAndroidスマートフォン「Samsung Galaxy S」ファミリーのモデル。Sprintにとっては、「HTC EVO 4G」に続いて2機種目のWiMAX携帯となります。
 
Epic 4Gは、HTC EVO 4Gと同じく1GHzプロセッサを搭載していますが、Samsung最新のディスプレイ4インチスーパーAMOLEDを搭載しQWERTYキーボードを備えるなど、機能がアップした機種になりそうです。iPhone 4 と同じくデュアルカメラを搭載しています。HTC EVO 4Gでは最大8台まで接続可能だったディザリング機能は、最大5台までも少なくなっていますが、これは機器を5台でも8台でも選ぶポイントとしては、どちらでも十分と考えます。
 
Epic 4Gは近い将来(夏ごろ…)には、Android 2.1から最新の2.2へのアップグレードが提供されているようなので、OS標準でディザリングが利用できそうです。
 

20100629002_samsung-epic-4g.jpg

 
HTC EVO 4Gには無かったスライド式QWERTYキーボードもあり、加速度計も搭載されているので、また違った使い方ができそうです。iPhone 4 と同じく前面にテレビ電話用カメラを備えているのでテレビ電話もでき、日本では全く使われなかった不遇のテレビ電話が米国では iPhone 4の登場で花開くかもしれませんね。
 
現時点では価格及び発売時期は発表されておらず、どちらも未定ですが、HTC EVO 4Gの発売時の価格から推測して、実質199.99ドルになるのではないでしょうか。発売時期もおそらく今夏と言われているので、発売時には最新のAndroid2.2が搭載されているかもしれません。

主なスペックは次の通り。

* OS:Android 2.1
* CPU:Samsung 1GHz Cortex A8 Hummingbird Application Processor
* 内蔵メモリ:1GB ROM / 512MB RAM
* 外部メモリ:microSD/microSDHC(最大:32GB、同梱:16GB)
* ディスプレイ:4インチSuper AMOLEDディスプレイ
* カメラ:5メガピクセル、オートフォーカス、LEDフラッシュ、720p動画撮影
* Sprint 3G/4G WiMAX対応
* Wi-Fiホットスポット機能搭載(最大5台まで接続可能)
* Bluetooth:2.1 with A2DP Stereo + EDR
* Wi-Fi:IEEE 802.11 b/g/n
* デジタルコンパス、GPS搭載
* DLNA機能搭載
* バッテリー容量:1,500mAh
* サイズ:124.8 × 64.6 × 14.2 mm
* 重さ:155g
 
 Epic 4Gの価格と発売予定は追って発表するそうです。HTC EVO 4G も爆発的に売れたそうなので、この「Samsung Epic 4G」の追加で、米国で苦戦していると言われるキャリア Sprint が巻き返し図れるのか!?
 
そして日本の au / UQがこの端末をカスタマイズして日本で発売する位のことも期待したいところですが、日本のauの場合…過去の負の歴史があってCDMA2000サービスは、800MHz帯で利用する上り/下りの周波数が世界標準とは逆になっているので、海外モデルをそのまま導入できないのです。
 
しかしauもこの問題を何年も前から改善を計っていて、KDDIでは現在の800MHz帯の周波数再編に伴って、国際標準に沿った新800MHz帯への対応を進めていて、現状は旧800MHz帯、新800MHz帯、 2GHz帯の3周波数帯に対応するトライバンド端末が導入された製品がラインアップされています。新800MHz帯への切り替え環境が整えば、海外端末も比較的スムーズに導入できるようになるのは近い将来のようです。
 
  
WiMAX対応Android携帯第2弾「Samsung Epic 4G」発表
HTC Evo 4G WiMAX対応の携帯電話は日本で使えるの?
Sprint 4G WiMAX対応 Android端末「HTC EVO 4G」発表
 

space
HOMENews BlogsBroadband WirelessLAN mobile スマートフォン/PDA | June 30, 2010 |  twitter Livedoor Buzzurl はてな Yahoo!ブックマーク人が登録
space


space Entries of this Category
space

  Next >> 東芝 Eye-Fi に対抗!?無線LAN搭載SDカード「FulCard」販売決定 >> 

「FulCard」は、Trekの開発した製品で、これを東芝が国内で販売されることになったようです。Eye-Fiは確かに便利で私も使っていますが、SDカードとしては自動転送機能が...»この話題を見る…


  Previous << 「プレトリアの高き壁」サッカー日本代表 W杯南アフリカ大会 PK戦の末敗退 初のベスト8進出ならず << 

「プレトリアの高き壁」とでも呼べばいいのか。。。サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会第19日の29日、決勝トーナメント1回戦のパラグアイ(グループリーグF組1位)―日... »この話題を見る…


space
space
Welcome to knowledgeBase  Blogs  ▲TOP