重曹と酸を混ぜると炭酸ガスが発生して発泡します。これを利用して塩素のこびり付きが気になる部分の水受けに重曹を振り撒きクエン酸を溶かした溶水スプレーを吹きかけるとシュワ〜と泡立ち汚れが浮いてくるのです。後はタワシで簡単完了です。こんな知恵があったなんて、毒素の強そうな塩素系(まぜるな危険てやつです)洗剤よりもいいんじゃない?
お料理にも使える重曹(ベーキングパウダー)とクエン酸を使用したお掃除術 お風呂にはお風呂洗剤、ガラス窓には窓用洗剤、トイレはトイレ用洗剤・・・っと場所ごとに洗剤を買わなくてはいけないのにもうんざりしていましたし、その洗剤も“混ぜるな危険!”とか“ゴム手袋を必ず使用”のものが多く、そんな危険な物でお掃除をしているの?!と疑問に思っていました。
体にも害が無く、重曹とクエン酸だけ購入すればいい のかぁ〜、と知り、「ほんとにピカピカになるんだろうなぁ?!」と思いつつも早速実践してみることにしたのです。結果すげぇ〜て思える程の簡単&キレイになりました。これ本当に凄いお掃除法なんね!はっきり言って市販の強力混ぜるな危険“○○用洗剤”なんかよりずっと簡単で、キレイになるんじゃ? シャワーヘッド 〜水垢汚れ:クエン酸で溶かします〜
シャワーヘッドって頑固な水垢がついちゃいませんか?!我が家のシャワーヘッドも水垢がびっちりでした・・・濃い目のクエン酸水をビニール袋に入れ、シャワーヘッドを半日浸して水垢を溶かしました・・・ 『クエン酸』は薬局などで手に入ります。『酢』と異なる点としては揮発しない性質を持っているので、クエン酸溶液を作る際には濃度2%程度を目安に、薄めに作りましょう。活躍する場所は、主に「水周り」です。アルカリ性の 3)水アカ汚れ に威力を発揮します。 お風呂の排水口や、マット、すのこ、椅子などのヌルヌルにはスプレーしたり塗布して数分置き、タワシや古歯ブラシでこすると、汚れがズルッと落ちます。またカビ取り・カビ予防の効果も。浴室・洗面所の水道付近に固まった白い石状のシミにも塗布して、布でこすります。いずれも、汚れを落とした後は充分すすぐか、水拭きして『酢』成分をしっかり流しましょう。鉄に触れたところは錆びるので注意が必要です。 基本的なクリーニング法は、浴槽、壁、床ともに同じです。 まず、バスルームの壁や床の掃除は、大きめの布やミトンを用意しましょう。お掃除する面にクエン酸水をたっぷりスプレーし、重曹の粉をふりかけます。重曹がクエン酸水と反応して発泡が始まった状態で、なでるように大きく拭いていきましょう。 壁や床の拭き掃除が終わったら、浴槽やバス小物などの、小さなヨゴレを重曹の粉でみがきとり、シャワーで軽く洗い流しましょう。 『重曹』はこう使う 『重曹(ベーキングパウダー)』は最近、市販の“洗剤”としても家庭に登場してきました。使いやすさと効果が浸透してきているせいでしょう。 スーパーの製菓売り場などにも置いてある『重曹』ですが、掃除に使う場合にはデパートの洗剤売り場などに置いてある「掃除用」の『重曹』を購入するほうが安価です。いずれにしても『重曹』であれば効果に差はありません。
『重曹』は弱アルカリ性(pH8程度)で、人体には無害。食用に供され、水にはあまり溶けません。粒子がとても細かいのでクレンザーよりも傷の付きにくい「磨き粉」としての活躍も期待できますが、主には 2)アブラ汚れ 相手に効力を発揮します。
アブラがべったりついた換気扇に振りかけて数分置き、ボロ布で拭うとアブラと一緒に固まって汚れが落ちます。キッチンのコンロ周りにも同様に。アブラや焦げでガチガチになった五徳や受け皿などは『重曹』を溶かした熱湯でグツグツ煮ると良いでしょう。 また、ステンレスシンクやステンレス鍋を磨くにも最適です。ただ、一度は目立たないところで傷がつかないかは試しておいたほうが安心です(普通の洗剤を使うときと同様に)。また、鉄やホーローにも使えますが、アルミは黒く変色するので使わないほうが良いでしょう。
「重曹」と「ベーキングパウダー」の違い お菓子をよく作るので、「重曹」と「ベーキングパウダー」を常備していますが 、実のところ使い分けがよくわかっていません。それぞれの違いを教えて下さい。 「重曹」と「ベーキングパウダー」の成分を、大まかに説明すると、 ・重曹=炭酸水素ナトリウム ・ベーキングパウダー=重曹+助剤(複数の酸性剤)+分散剤となっています。 濃い色調の菓子や仕上がりの色を濃くしたい場合は「重曹」を、比較的重い生地をふっくら仕上げる場合は、「ベーキングパウダー」を使うとよいでしょう。 「重曹」は加熱しないと反応しません。そのため粉などを混ぜ合わせた後、生地を休ませておくことができます。「ベーキングパウダー」は常温で粉や水に反応します。混ぜ合わせたらすぐに焼くことが大切です。 なお「ベーキングパウダー」は、市販品は数種類しかありませんが、業務用としては“焼きもの”“蒸しもの”“揚げもの”用など、用途により数百種類あるといわれています。
濃い色調の菓子や仕上がりの色を濃くしたい場合は「重曹」を、比較的重い生地をふっくら仕上げる場合は、「ベーキングパウダー」を使うとよいでしょう。
「重曹」は加熱しないと反応しません。そのため粉などを混ぜ合わせた後、生地を休ませておくことができます。「ベーキングパウダー」は常温で粉や水に反応します。混ぜ合わせたらすぐに焼くことが大切です。
なお「ベーキングパウダー」は、市販品は数種類しかありませんが、業務用としては“焼きもの”“蒸しもの”“揚げもの”用など、用途により数百種類あるといわれています。