公式予選Q1 ハミルトンがトップ、小林、中嶋もQ2進出
路面温度はFP3と比べてだいぶ下がっている。また、FP3でハイドロリック系のトラブルに見舞われたアルグエルスアリは、クルマを修理して予選に参加している。
セッション開始。シグナルが青になると、アルグエルスアリがコースに出て行った。続いて、フィジケラ、クビサ、アロンソ、グロージャン、ロズベルグ、ライコネン、ハイドフェルドがコースに出た。
予選Q1のセッション終了 中嶋は13番手に入った。15番手のコヴァライネンは7番手にポジションを上げ、スーティルはタイムを更新できず18番手のまま、アロンソは16番手となり、ノックアウトとなった。
予選Q1の順位は、ハミルトン、バトン、トゥルーリ、クビサ、ハイドフェルド、バリチェロ、ヴェッテル、ウェーバー、コヴァライネン、ロズベルグ、ブエミ、小林、中嶋、ライコネン、アルグエルスアリとなり、ここまでがQ2進出を決めた。
16番手以降のアロンソ、リウッツィ、スーティル、グロージャン、フィジケラはここでノックアウトとなった。
公式予選Q2 ハミルトンが再びトップ、2位はヴェッテル
ハイドフェルドが8番手に飛び込み、コヴァライネン、小林、中嶋、ロズベルグ、アルグエルスアリがノックアウトゾーンとなった。ロズベルグは10番手、中嶋は自らのミスでコースアウトを喫し、タイムを更新できずノックアウトゾーンから抜け出せなかった。ライコネンが11番手になり、Q3進出を逃している。
Q2の順位は、ハミルトン、ヴェッテル、バトン、ウェーバー、トゥルーリ、バリチェロ、ブエミ、クビサ、ハイドフェルド、ロズベルグまでがトップ10となり、Q3進出となった。
11番手以降は、ライコネン、小林、コヴァライネン、中嶋、アルグエルスアリとなり、ここでノックアウトとなった。
アブダビGP予選 ハミルトンが圧倒的な強さでポール奪取!
アブダビは日没を迎え、人工照明の下でポールポジションを決める重要なセッションが行われる。
セッション開始 シグナルが青になると、クビサ、ブエミ、ハイドフェルド、ウェーバー、ヴェッテル、ロズベルグ、バトン、バリチェロがコースに出て行った。ほとんどのクルマがハードタイヤを履いている。
開始1分 トゥルーリがコースイン。ハミルトンはピットに残っている。
開始2分 冷えつつある路面に対して、各車がクルマをウェービングさせてタイヤを温めながら走行している。
開始3分 ブエミが1分46秒967のターゲットタイムを記録した。
残り5分 ハイドフェルドが1分44秒563でトップに立った。ヴェッテル、トゥルーリ、ブエミ、クビサが続いている。
残り4分 ブエミが1分47秒222でトップに立った。直後にウェーバーが1分42秒421でトップタイムを更新した。
残り3分 バトンが1分42秒366でトップに立った。これからハミルトンがアタックラプに入るが、直前にコースオフを喫している。トゥルーリが1分42秒318でバトンを上回った。
残り2分 ウェーバーがコースオフを喫した。バリチェロが1分41秒952でトップに立ち、トゥルーリ、クビサ、バトン、ウェーバー、ヴェッテル、ブエミ、ハイドフェルド、ロズベルグの順となっている。
残り1分 ハミルトンが1分41秒773でトップに立った。ロズベルグは1分44秒台のスローペースで走行している。
残り40秒 ハイドフェルドが5番手に順位を上げた。ロズベルグは1分42秒964で1つポジションを上げて9番手となった。トゥルーリがセクター3でベストタイムを記録し、2番手となった。
セッション終了 ハミルトンがセクター1を最速タイムで通過した。ウェーバーが1分41秒726でトップに立ち、バリチェロが3番手、バトンが4番手となった。ヴェッテルがウェーバーを上回ってトップに立ったが、ハミルトンは1分40秒615でヴェッテルにコンマ7秒の差をつけてポールポジションを獲得した。
アブダビGP予選の結果は、1位ハミルトン、2位ヴェッテル、3位ウェーバー、4位バリチェロ、5位バトン、6位トゥルーリ、7位クビサ、8位ハイドフェルド、9位ロズベルグ、10位ブエミとなり、ここまでがトップ10となった。
公式予選
Pos. ドライバー コンストラクターズ Tyres Time
1 L・ハミルトン マクラーレン 1:40.948
2 S・ヴェッテル レッドブル 1:41.615
3 M・ウェーバー レッドブル 1:41.726
4 R・バリチェロ ブラウンGP 1:41.786
5 J・バトン ブラウンGP 1:41.892
6 J・トゥルーリ トヨタ 1:41.897
7 R・クビサ BMW 1:41.992
8 N・ハイドフェルド BMW 1:42.343
9 N・ロズベルグ ウィリアムズ 1:42.583
10 S・ブエミ トロロッソ 1:42.713
11 K・ライコネン フェラーリ 1:40.726
12 小林 可夢偉 トヨタ 1:40.777
13 H・コヴァライネン マクラーレン 1:40.983
14 中嶋 一貴 ウィリアムズ 1:41.148
15 J・アルグエルスアリ トロロッソ 1:41.689
16 F・アロンソ ルノー 1:41.667
17 V・リウッツィ フォースインディア 1:41.701
18 A・スーティル フォースインディア 1:41.863
19 R・グロージャン ルノー 1:41.950
20 G・フィジケラ フェラーリ 1:42.184
アブダビGP決勝は、明日11月1日の日本時間22時からフォーメーションラップがスタートし、2009年シーズンもついに最後のレースを迎える。
アブダビGP予選後の車体重量
FIAはアブダビGP予選後に全車の車体重量を発表し、ポールシッターのルイス・ハミルトンはレッドブルの2台よりも軽いことが判明した。最も軽いのは予選7位のロベルト・クビサで、ルノーは2台が重めの燃料を積んで1ストップ戦略を用いることが予想される。なお、ヘイッキ・コヴァライネンはギアボックス交換のため5グリッド降格のペナルティを受け、16番グリッドからのスタートとなった。
アブダビGP予選後の車体重量は以下の通り。
1 ルイス・ハミルトン(マクラーレン):658.5kg
2 セバスチャン・ヴェッテル(レッドブル):663.0kg
3 マーク・ウェーバー(レッドブル):660.0kg
4 ルーベンス・バリチェロ(ブラウン):655.0kg
5 ジェンソン・バトン(ブラウン):657.0kg
6 ヤルノ・トゥルーリ(トヨタ):661.0kg
7 ロベルト・クビサ(BMW):654.5kg
8 ニック・ハイドフェルド(BMW):664.0kg
9 ニコ・ロズベルグ(ウィリアムズ):665.0kg
10 セバスチャン・ブエミ(トロロッソ):661.5kg
11 キミ・ライコネン(フェラーリ):692.0kg
12 小林可夢偉(トヨタ):694.3kg
13 中嶋一貴(ウィリアムズ):704.0kg
14 ハイメ・アルグエルスアリ(トロロッソ):696.5kg
15 フェルナンド・アロンソ(ルノー):708.3kg
16 ヴィタントニオ・リウッツィ(フォースインディア):695.0kg
17 エイドリアン・スーティル(フォースインディア):696.0kg
18 ヘイッキ・コヴァライネン(マクラーレン):697.0kg
19 ロマン・グロージャン(ルノー):710.8kg
20 ジャンカルロ・フィジケラ(フェラーリ):692.5kg